T4の企み【懊悩(おうのう)≒ OH NO‼】…<F4&T4> 5.
<此の二次小説『T4の企み【懊悩(おうのう)≒ OH NO‼】…<F4&T4> 5.』
は、一部の文面に、不快に感じるやも知れない文面が入っています。
お詫び申し上げます。>
で、其の後のF4&T4は…。
司は、つくしを部屋に入れた途端…。
腑に落ちて居ないつくしを、背後から抱き締め乍ら、言って除けていた。
「お前は、詰めが甘ぇんだよ‼
お前の動きに、怪しいと思うのは、当然だろ。
だが、あの作戦は、つくしの作戦じゃねぇだろ?
三条か?
まあ、三条の作戦なら、あの遣り方は、納得だな。
つくしじゃあ、如何考えても、思い付かねぇだろ?」
つくしは、“全て、バレてる。”と、心の中で、思って居た。
ところが、『思って居る』と、考えて居たのは、つくしだけで…。
独り言という名の心の声が、つくしの口から発せられて居たのだった。
だから、しっかり、つくしの心の声も、聞き取って居た司だったのだ。
「俺を誰だと思ってんだ。
お前如きを、見抜けねぇ様なら、経営者に成れねぇだろ?」
「………」
そう言われてしまえば、何も、口に出せないつくしだった。
で、つくしは、司から、訊かれていた。
「つくし…。
俺を差し置いて、勝手した事を、反省してんのか?」
つくしは、言葉に出来ないまでも、“うん、うん。”と、頷いて居た。
此れで、司の独壇場は、決定して居た。
司は、つくしを抱き上げて、其のまま、バスルームに直行したのだった。
此れで、司とつくしの長~い夜は、更けて行った。
そして、次の日の午前中まで、全く、起き上がれないつくしだった事は言うまでも無かったのだ。
また、類は、滋に、何も発する事無く、部屋に入って行った。
其の類の背後から、滋も就いて、部屋に入って行った。
そして、類は、ドアを閉めた後…。
滋に、不貞腐れて居た。
「滋…。
分かってる?
何で、俺を放って来る事が出来るの?」
「………」
滋は、類の不貞腐れ気味な態度に、何も言い返せなかったのだ。
だから、類は、滋に言って除けていた。
「俺を放って置いたから、滋に、お仕置きしなきゃね。
覚悟してよ。」
「………」
滋は、驚愕で、尚も、類には、何も言えなかった。
何も言わない滋を、類は、滋の腕を引っ張って、バスルームに連れて行き、其のまま、類の独壇場に成って居た。
滋には、成す術も無かったのだ。
そして、次の昼頃まで、起き上がれない滋だった事は言うまでも無かったのだった。
また、総二郎は、優紀と、手を繋いだまま、部屋に入って居た。
そして、総二郎は、部屋に入った途端、優紀を引き寄せて、抱き締めていた。
そして、総二郎は、優紀に悪態を突いて居た。
「何で、俺に言ってくれなかったんだ?」
優紀は、申し訳無さそうに、総二郎に返答していた。
「T4の中での約束だったから…。
言えなかったの。」
だが、まだ、総二郎は、優紀に悪態を突いて居たのだった。
「でも、俺は、優紀に言って欲しかったけど…な。」
優紀は、総二郎の肩に、優紀の顔を埋めて、尚も、謝るだけだった。
「ごめんなさい。」と…。
そんな素直な優紀に遣られてしまった総二郎は、優紀を抱き上げて、其のまま、バスルームに向かってしまった。
優紀の了承を得て居ないにも関わらず…だ。
で、やはり、優紀は、総二郎に翻弄されるがままだった。
優紀は、総二郎の成すがままの長~い夜を過ごす羽目に成って居た。
そして、其のまま朝を迎えた優紀は、太陽が昇り切った頃に、起き出したのだった。
あきらは、桜子が、此の作戦を立てた事位はお見通しだった。
だが、桜子は、何時も通り、飄々として居たのだ。
あきらにしたら、一言位、言って欲しかったのだ。
だから、あきらは、桜子に訊いて居たのだった。
「桜子の立てた作戦だったんだろ。
俺に、一言も無しか?」
桜子は、あきらに、飄々と返答していた。
「あきらさんに言えば、全てが水の泡でしょ‼
例え、あきらさんが、此の事を知って、F3の皆様に、あきらさんからお伝えされ無く
ても…。
此の事を知ったF3の皆様から、あきらさんは、きっと、其の後に、責められていらっ
しゃるでしょ。
だから、言えなかったんです。」
あきらは、不貞腐れ気味だった。
だが、桜子は、そんなあきらを手懐ける様に、言って除けていた。
「喧嘩しても何も良い事無いでしょ‼
折角だから、此の部屋を堪能しませんか?」
だから、あきらも桜子に返答していた。
「そうだな。」と…。
そして、あきらと桜子の長~い夜は、更けて行くのだった。
だが、桜子は、何事も無かったかの様に、朝を迎えて居たのだった。
<此の二次小説『T4の企み【懊悩(おうのう)≒ OH NO‼】…<F4&T4> 5.』
は、切り目が良い為、短めに成っております事をお詫び申し上げます。>