tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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T4の企み【懊悩(おうのう)≒ OH NO‼】…<F4&T4>  6.




F4&T4が揃って、其の日の日曜日の夕方には、東京に戻って来た。


其の時のF4は、満足気味だったのだが…。
T4のそれぞれは、如何しても、思わずには居られなかったのだ。


“割に合わない。”と…。



だが、F4は、そんな事は、如何でも良かったのだ。
何故なら、此の企みを企てたのは、T4だったのだから…。



司に寄って、暴かれたT4の企みは、実は、事前に、F4の間で、話し合いがされて居たのだった。


滋のお相手の類に寄って、此の件については、調べ上げられて居たのだった。


其れは、司に寄る情報が基だったのだ。



類が、情報を入手した其の情報とは…?


*大河原グループが手掛けたホテルの件…。


*滋の父親で在る 大河原グループ 大河原社長の提案に寄り、事前に、視察の為に、 
 T4が、一泊旅行をする事…。
             ⇩
此の件は、類が調べたのでは無く、偶然、大河原社長と、類の父親で在る 花沢物産 
社長の花沢孝との会食の席で、そんな話しに成った事から、類の父親で在る 花沢物産 
社長の花沢孝から、類に伝わった話しだったのだ。 


其の事に寄り、類から司に話しが伝わった事で、司は、更に、つくしの様子を観察して居たのだった。


また、つくしは、何気に、タマと話しして居た時に…。
司は、つくしとタマの話しを小耳に挟み(立ち聞き(?)して)、つくしの気持ちを読み取って居たのだった。


そして、司は、T4の一泊旅行の日にちまで、推測するのだった。



流石、司は、将来の『道明寺財閥 総帥』と言った処だろうか?


唯、司は、余りにも短絡的なつくしの行動に…。
“つくしは、将来の『道明寺夫人』が、務まるのか?”と、不安にも成って居たのだった。



という訳で、其の数日後…。
F4は、F4だけで、集まる事に成って居たのだった。


勿論、それぞれのF4のパートナーに、勘繰られれでもすれば、作戦は、水の泡に成るので、慎重に慎重を期して、行動するF4だった事は言うまでも無かったのだった。


特に、あきらのパートナーは、勘の良い桜子なのだ。


あきらは、特に、万全の態勢で、日々を過ごしていた。


其の事が功を奏したのか?
勘の良い桜子でさえも、既に、F4に、知られて居る事を、気が付いて居なかったのだ。



で、其の日は、司から、F3を呼び出して居たという訳だったのだ。


『何時もの所に、集合‼』


此れには、F3も、全員一致の意見だった。


『了解‼』


そして、来る日に備えて、如何決行するのか?
F4の作戦会議が話し合われて居たのだった。


取り敢えず、司から、説明が為されていた。


「あいつ等 T4は、俺等 F4に内緒で、一泊旅行をするらしい。
 其れも、大河原グループが手掛ける噂のホテルに…だ。
 其処に、俺等 F4も、乗り込もうと思う。
 如何だ?」


勿論、あきらは、最初は、慎重な意見だった。


「其れは、良いけど…よ。
 此の事が、あいつ等 T4にバレれば、ヤバくねぇか?」


司は、『勝算有り』という顔付きに成って居る様で…。
F3に、ニヤッと、笑い掛けて居た。


F3は、一瞬、寒気さえ、感じて居たのだった。


其処に、類が、会食の席で、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝が、滋の父親で在る 大河原グループ 大河原社長から、聞いて来たという話しを、F2に話しして聞かせて居たのだった。


其の話しを聞いた総二郎とあきらも、考えが改まったのだった。


所謂、司と類と同じ意見に成ったのだ。


何時もなら、優紀にしても、桜子にしても…。
事前に、優紀と桜子のお相手で在る 総二郎 や あきらに伝えて居る筈だった。


其れが、今回は、総二郎 や あきらでさえも、何も聞かされて居なかったのだ。


其れは、総二郎 と あきらにして視れば…。
不貞腐れの原因の一つと成って居たのだった。



なので、F4の中では、話しは決まって居たのだ。


“大河原グループが手掛ける噂のホテルに、乗り込むに決まってんだろ(決まってるでし
 ょ)‼”と…。


だから、当日、T4には、T4の作戦が、決行出来た様に魅せ掛けて於いたのだった。


そして、F4は、T4を追い掛ける様に、作戦を決行したのだった。


まんまと、引っ掛かったT4だったのだ。



此の話しを滋から聞いた滋の父親で在る 大河原グループ 大河原社長は、苦笑いだった事は言うまでも無かったのだ。



そして、大河原グループが手掛ける噂のホテルの感想を、T3から聞いた滋は、約束通り、滋を通して、滋の父親で在る 大河原グループ 大河原社長に伝えていた。


そして、其の話しを聞いた大河原グループ 大河原社長は、直ぐに、改良する様に、担当者に申し伝えて居たのだった。



其の内容とは…。
T4のそれぞれの観点から、話しが為されていた。


先ず…。


*温泉の温度の改良だった。


 “お湯の温度の好みは人それぞれ…。
  だから、室内風呂と、露天風呂とで、温度を変えては如何か?”と、いう提案だっ
 た。


 此の提案は、つくしからだった。
 流石、お風呂好きのつくしの意見だったのだ。


また…。


*“客室のお風呂にも、温泉を引いては如何か?”と、いう提案だった。


 此の提案は、優紀からだった。


 “折角、温泉の源泉が、直ぐ傍に有るので、利用しない手は無い。”と、言う事が優紀の
 持論だった。


 後に、滋を通して優紀から、此の盲点の提案をされた滋の父親で在る 大河原グルー
 プ 大河原社長は、優紀に感心し切りだったらしい。


 優紀は、総合病院の院長の娘…故。
 温泉の源泉について、詳しい所が在ったのだ。


また…。


*料理の件でも、つくしと滋から、何点か?
 話しが出た。


 流石の食いしん坊のつくしと滋だけの事は有ったのだ。


また…桜子からは?


*“枕を自分好みにカスタマイズ出来る様にすれば、寝心地の良さを実感してもらえるん
  じゃ無いか?と、いう提案だった。


此の話しを聞いたT3は…。
“流石、T4の『美のカリスマ』だけの事は在る。”と、思うT3だったのだ。



F4&T4の集まりの際、滋から訊かれたF4は…。


F3は、戦略的に、言える範囲と言えない範囲が有る為…。
差し控えて居た事は言うまでも無いのだが…。


類と言えば、寝転んだまま…。
何も言わずに居たのだった。


話しはちゃんと、聞いて居る類だったのだが…。



此れにて、今回のT4の企みは、達成されずに終わってしまったのだった。


だが、何時か?
機会が有れば…。


“T4だけで、旅行に行きたい‼”と、願う気持ちは、T4 それぞれ、捨ててはいない様子だったのだが…。


果たして、達成される日は、何時の事に成るだろうか?



fin




<此の二次小説『T4の企み【懊悩(おうのう)≒ OH NO‼】…<F4&T4>  6.』
 の中に出て来るホテルの改良の件の話しは…。
 既に、何方のホテル or 旅館でも、試みられている事案と成ります。
 此方で、引用させて頂いております事をお詫び申し上げます共に…。
 『二次小説ネタ』と、スルーして頂けました成らば、幸いに存じ上げます。
 宜しくお願い申し上げます。
 また、関係者各位 様、勝手に引用させて頂いております事をお詫び申し上げます。>

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