tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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初めてのWhiteday【Remember me】…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『初めてのWhiteday【Remember me】…<つかつく>  番外編』
 は、『1月31日【Remember me】…<つかつく>  番外編』の『spin off』の様な
 『続編』として綴っております。
 『Remember me…<つかつく>』 及び 『1月31日【Remember me】…<つか
 つく>  番外編』と、合わせて、ご覧下さいました成らば、幸いです。
 宜しくお願い致します。>




<また、此の二次小説『初めてのWhiteday【Remember me】…<つかつく>  番外
 編』は、3月14日の『Whiteday』を過ぎてからの投稿と成っております事をお詫び申し
 上げます。>



司は、思って居た。


何故なら、司とつくしにとって、初めてと成る『Whiteday』の日が近付いて居るのだ。


所謂、司とつくしにとっての『初めてのWhiteday』だったのだ。


勿論、司とつくしにとっての『初めてのValentineday』も、二人だけの時を過ごしたのだった。


此の日のつくしは、司への『初めてのValentineday』のプレゼントとして…。
或るカードを、司に手渡したのだ。


其の時のつくしは、“何をプレゼントしようか?”と、苦慮して居たのだ。


何故なら、司だけじゃ無く、司が、NYに渡米後…。
つくしまでもが、アクシデントに寄り、記憶を失くすという事態に成ったのだ。


だから、当然乍ら、去年までのつくしは、司に、『Valentineday』のプレゼントをした事が無かったのだ。


しかも、司は、持ってない物が無い程…。
司にとっては、足りない物等無い様に、つくしには、思えたのだ。


だから、悩みに悩んだ結果…。
結局、姑息な手段を使ったつくしだったのだ。


実は、小学生までのつくしの母の日のプレゼント や 父の日のプレゼントは、『お手伝い券』だったのだ。


母の日だと…。
小学校の低学年の頃のつくしの『お手伝い券』は、『お買物に行きます券』だった。


其れが、小学校の高学年とも成ると…。
其のつくしの『お手伝い券』は、『料理のお手伝いします券』と、成って居た。


また、父の日のつくしの『お手伝い券』は…。
小学6年生まで、『肩もみ(揉み)券』だった。


だから、姑息な手段を使ったつくしだったのだ。


所謂、司に、其のカードを作って、渡したのだ。


『一日一回だけ、言う事を聞きます券』にしたつくしだった。


此れは、司に好評だったのだ。


だが、実は、其のカードを司に渡したが為に、つくしは、疲弊せざるを得ないカードと、成ったのだった。


つくしは、自身の考えの浅はかさに、がっかりだったのだ。


其れからのつくしは、戦略を立てて、『コト』を進める様に成った事は言うまでも無い。


だが、其れからのつくしの『Valentineday』のプレゼントに関してだけは、司から、ご要望を受けて、『一日一回だけ、言う事を聞きます券』をプレゼントする事に成ったつくしだったのだ。


「つくし…。
 此のカード…。
 凄く気に入った。
 来年からのつくしの『Valentineday』のプレゼントは、毎年、此れ(カード)にしてく
 れ‼」と…。


つくしは、項垂れるしか無かったのだった。



だからこそ、司は、3月14日の司とつくしの『初めてのWhiteday』を楽しみにして居たのだ。


何故なら…。
つくしからの『初めてのValentineday』のプレゼントに、大満足の司だったのだ。


“つくしには、しっかり、返さねぇと…な。”と、司が、考えて居た事は言うまでも無いのだ。


唯、司は、“つくしに、返す物を、何にしようか?”と、悩んで居た事は言うまでも無いのだ。


何故なら、“サプライズを決行したい‼”と、司は、考えて居たのだ。


取り敢えず、場所は、『メープルの司のキープして居る部屋』と、司が、考えて居た事は言うまでも無いのだ。


そして、其処で、考えたのが…。
司が、考えたメニューを、シェフに作らせるというモノだった。


つくしは、食いしん坊なのだ。


其れは、高校生の頃から、全く、変わって居なかったのだ。


何故なら、食べ物を粗末にする事は、つくしの中では、『勿体無い星人』が、現れるからだったのだ。


だったら、司は、唯単に、シェフにオーダーするよりも…。
司が、考案したメニュー(料理)を、“つくしに食べさせたい‼”と、考えたのだった。
つくしが、喜んでくれるかは、司も、未知数だったのだが…。


勿論、司の考えたメニューは、つくしの好物を踏まえて考えた事は言うまでも無かったのだ。



という訳で、つくしには、メッセージカードを添える事にした司だったのだ。



【道明寺つくしさんへ
 今年は、俺とつくしにとって、『初めてのWhiteday』だな。
 勿論、つくしが『道明寺つくし』に成って、『初めてのWhiteday』でも在る。
 俺とつくしは、アクシデントが重なり、離れ離れで…。
 こういうイベント事は、一緒に、過ごせなかったよな。
 けど…。
 今年は、『俺のBirthday』の1月31日…。
 そして、俺とつくしの『初めてのValentineday』の2月14日…。
 そして、俺とつくしの『初めてのWhiteday』の3月14日…。
 と、一緒に、過ごす事が出来て、俺は、嬉しいぞ‼
 此の先も、ずーっと、一緒に、イベント事を過ごして行きてぇ‼
 だから、今日は、つくしが、好きな食べ物をプレゼントする。
 俺が、考案したメニューを、シェフに作らせた。
 俺は、料理は、出来ねぇから…な。
 其処は、許してくれ。
 けど…。
 つくしが、喜んでくれたら、俺は、嬉しいわ。
 俺とつくしの『初めてのValentineday』は、つくしが、頑張ってくれたから…な。
 此のバラの花束と一緒に、受け取ってくれ‼
                                 司より】



そして、バラの花束に紛れる様に、メッセージカードを添えて置いた司だった。


此の日のつくしは、料理に舌鼓を打っては居たのだが…。
本当に、つくしが嬉しかったのは…?


料理の苦手な司が、色々な本 や 資料を観て、つくしの為に、考えに考えてくれたメニューで有った事が嬉しかったのだ。
其の時の司は、つくしだけの事を思って考えて居た事は言うまでも無いのだから…。



そして、其の次に、つくしが嬉しかったのは…?
バラの花束に紛れさせる様に置いて在ったメッセージカードだった。


其れは、司の照れから、そうしたで在ろう事は、つくしには、一目瞭然だったのだ。


だから、“どんな顔付きで、司は、此のメッセージカードを書いてくれたんだろう。”と、想うと、つくし自身も照れてしまうのだが…。
其の分、嬉しかったという訳だったのだ。



唯、つくしが、苦笑いだったのは…?
司考案のディナーの内容に関して、司の解説付きだったと言う事は言うまでも無いのだ。


つくしは、呆れているが…。
つくしに、必死で、解説して来る司に、ニヤ気て来るつくしだった事も言うまでも無かったのだ。



そして、今年から、毎年、決まった『プレゼント』を、お互いする事に成ったのだった。
司の強引なまでのプッシュのお陰で…。


*『司のBirthday』の1月31日は、『つくし手作りの司の顔型クッキー』…。


*『Valentineday』の2月14日は、つくしの『一日一回だけ、言う事を聞きます券』…。


*『Whiteday』の3月14日は、『司考案のメニュー料理』…。
 勿論、バラの花束に、司からのメッセージカードを添える事も、司自ら、つくしに約束
 したのだった。


*『つくしのBirthday』の12月28日は、『司デザインのアクセサリー』…。
 


『司デザインのアクセサリー』のプレゼントの件に関しては…。
実は、つくしは、未だ、納得して居なかったのだ。


つくし自身は、出来たら、別の物にして欲しかったのだ。


だが、司自身、其処は、譲らなかったのだ。


司は、記念に成る物を、サプライズで、つくしに渡したかったのだ。



なので、今年からの司とつくしのイベント事は、カレンダーに記載されて行く事に成ったのだった。



fin

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