tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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戸惑い…<つかつく>  7.



タマは、久し振りの司の荒れ様に、困惑して居たのだった。


だからだったのだろうか?
総二郎とあきらが、帰る時に、呼び留めて居たのだった。


「坊っちゃん方…。
 ちょっと、待って下さいな。
 (司)坊っちゃんの様子は、如何でしたか?」


あきらが、タマに、返答したのだった。


「かなり、酷い状況ですね。
 こんな司を、俺等でも、観た事無いですよ。」


タマは、神妙な顔付きに成り、更に、訊き出していた。


「一体、(司)坊っちゃんに、何が有ったんですかい?」


此処は、総二郎が、返答して居たのだった。


「俺等でも、分からないんですよ。
 強いて言うなら…。
 類と何か有ったみたいですね。」
「………」


タマは、総二郎とあきらの話しに、項垂れるだけで、何も返答出来なかったのだ。


何故か?
F4が、幼少期の頃から、司と類は、馬が合う様で合わない所が在ったのだ。


其れは、タマも、知って居たのだ。


タマは、思って居たのだ。


“司坊っちゃんと類坊っちゃんとの間に、今度は、何が、起こったんだかね?”と…。


そして、総二郎とあきらが、道明寺邸を後にしてから、タマは、司の様子を観る事にして居たのだった。



一方、つくしは、怒ったまま、帰ってしまった司の事を、気にして居たのだった。


“もしかしたら、私が、怒らせてしまったのかも…。”と…。


だが、つくし自身、如何して、司にこんな想いを抱くのか?
つくしは、つくし自身の気持ちに、『戸惑い』を感じて居たのだった。


つくし自身も、自分自身の事なのに…。
つくし自身の気持ちが、全く、分からないのだ。


言う成れば…。
つくし自身の気持ちを、つくし自身で、コントロール出来ない自分自身に、寧ろ、『戸惑い』を感じて居ると言った方が当たって居る様にも、つくしには、思えて居たのだった。


だが、つくし自身が戸惑って居る気持ちに、つくし自身が理解出来て居ないのに…。
つくし自身よりも、一早く、気が付いたのは、類だったのだ。


類は、つくしが、司の歩いて行った方を、頻りに気にして居る姿を観て居て、思うのだった。


“つくしちゃんも、司の事が気に成り始めたのかな?”と…。


つくしは、今までにも、類に、司の事を相談しては居るのだが…。
何処か?
類にとっては、既に、つくしは、司の事を気にして居る様にも、感じられていたのだった。


其れと、類は、幼少期の頃の事は棚に上げて、司の気持ちに気が付いて居た類は、司を挑発して居たのだった。


だから、類は、司を挑発して居る様でも、つくしの心にも、刺激を加えて居たのだった。



なので、類は、思って居たのだった。


“俺の感は、当たってたね。
 静にとっては、不満だろうけど…。”と…。


だから、類は、つくしに、確認する様に、訊いて居たのだった。


「つくしちゃん…。
 つくしちゃんは、司の事が気に成ってるの?
 さっきから、司が歩いて行った方向ばかり見てるよね?」
「………」


つくしは、類に言われた言葉に、驚愕していたのだ。


類から言われた話しは、今、正に、つくしの心の中が、モヤモヤしている事だったのだ。


だから、つくしは、類に訊いて居たのだった。


「類君…。
 私…。
 変なのかな?
 あんなに嫌いだった人に対して、其の人の事が、気に成るって…。」


類は、思って居たのだ。


“やっぱり…。”と…。


だから、類は、更に、つくしに、刺激を加えるのだった。


「どんな風に、気に成るの?」


つくしは、正直に、返答して居たのだった。


「うん。
 静お姉様には、内緒にしててね。」


だから、類も、了承の言葉を伝えて居たのだった。


「うん、良いよ。」


なので、つくしは、類に、相談するのだった。


「“急に、機嫌が悪く成るって、如何いう神経してるんだろう?”って、思う反面…。
 何故、機嫌が悪く成ったのか?
 気に成るんだよね。
 其れに…ね。
 私の顔を、唯、睨み付ける様に観られて、良い気はして居ないのに…。
 “何故、そんな顔をするの?”って、気に成ったりするんだよね。」


つくしの其の言葉を聞いて居た類は、何故か?
楽しんで居たのだった。


其処で、類は、つくしに、確信を突く様に、次の言葉を訊き出していたのだった。


「司から、どんな風な顔をされたの?」


つくしは、俯き乍ら、類に、返答して居たのだった。


「何て言うか?
 辛そうな顔って言うのかな?
 此の場が居た堪れない様な感じの顔って、言えば良いのかな?
 取り敢えず、私に魅せる顔付きは、辛そうだったんだよね。」


類は、思って居たのだ。


“つくしちゃん…。
 其れだけ、司の事を分析出来て居ると言う事は、司に対して、好意は在るって事でし
 ょ?”と…。


だが、当の本人で在る つくしが、其の事に気が付いて居ない様子だったのだ。


だがら、類は、仕方なく、司とつくしの『キューピット役』に徹する事にしたのだった。


だから、類は、つくしに言って除けて居たのだった。


「其れは、つくしちゃんが、自分自身で、気が付かないと意味が無いよ。」


だが、つくしは、そんな類に、心の中で、思うのだった。


“其れが分かるんだったら…。
 類君に相談して無いよ。”と…。



だが、其の後の類は、総二郎とあきらに呼び出されるのだった。


総二郎とあきらは、類を呼び出して、司の現状を教えるのだった。


其の上で、総二郎とあきらは、今回の司と類とつくしの3人に何が起こっているのかを訊き出そうとして居たのだった。

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