tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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遅れて来た初恋…<ALL CP>  10.




司は、迷わず、つくしにTELして居たのだった。


「俺の姉貴が、日本に帰国して帰って来てんだわ。
 で、お前に会わせろって、煩ぇんだけど…よ。
 姉貴と、会って遣ってくれるか?」


つくしは、TELの向こうで、驚愕顔を顔に張り付かせて居たのだった。


“はぁ~??
 何で??
 付き合っても居ないのに…。
 如何して…?
 あんたのお姉さんと私は、何で、会わないといけない訳?”


司は、言い難そうに、つくしに返答して居たのだった。


「姉貴は、俺とお前が、付き合ってるって、思ってんだよ。」


更に、つくしの頭は、疑問符『??』だらけだったのだ。


“はぁ~??
 何で??”


だから、司は、つくしに理由を伝えるのだった。


「俺のお袋が、お前ん家(ち)の父ちゃんにTELして、俺の『party』のパートナーの件
 を打診したらしい。
 だから、俺のパートナーは、毎回、お前だろ。
 だから、お袋も、姉貴も、既に、俺とお前が付き合ってると認識してるらしいだわ。」


つくしは、つくしの母親で在る 牧野千恵子から聞いた時の話しを、思い出して居たのだった。


“パパに連絡が有ったっていう其の話しは、ママから聞いては居たけど…。
 ママには、私は、あんたとは、“付き合って居ない‼”って、伝えて有るし…。
 勝手に、話しを進められると、私は、困るんだけど…。”


司は、つくしの言葉に、ショックを隠せないで居たのだった。


「お前から、そんな風に言われると、俺は、ショックだわ。
 其処まで俺を毛嫌いするか、普通…?
 俺の容姿は、申し分ねぇだろ?
 俺の何が、いけねぇんだよ?」


つくしは、即答したのだった。


“其の俺様な所…。”


司は、思い出した様に、つくしに訊いて居たのだった。


「なぁ~。
 訊きてぇんだけど…よ。
 前回の『party』の時に…。
 俺の優しさに、グッと、来てたよな?
 なのに…。
 今は、俺の何が、そんなに、お前を頑なにさせてんだよ⁉」


つくしも、思い出して居たのだった。


“ああ、そうだったね。
 まあ、あの時は…ね。
 でも、直ぐ、俺様に成るでしょ?
 だって、直ぐ、元通りに戻るじゃん(笑)。
 だから、其処が直れば…ね。”


司は、成す術も無く、溜息しか出なかったのだ。


「はぁ~。」と…。



そんな司とつくしのTELから、数日後の事だった。


椿は、司が、全然、つくしに会わせ様とし無い事から、痺れを切らし始めて居たのだった。


なので、椿は、強行突破の如く…。
英徳学園に、偵察に向かうのだった。


椿自身、英徳学園には、高校までしか通って居ないのだ。
実は、高校卒業後…。
椿は、政略結婚した為に、LAに渡米して居たのだ。


だから、椿は、LAの大学に通って居たのだった。


なので、椿にとっては、英徳大学の学舎は、余り、記憶に無い状況だったのだ。


だが、英徳高校学舎を観た椿は、心の中で、呟いて居たのだった。


“代り映えしてない様ね?”と…。



で、椿は、英徳大学の学舎内で、早速、F3に会ったのだった。


で、F3も、椿を見付けて、あきらが、椿に声を掛けて居たのだった。


「あっ、姉ちゃん…。
 帰って来てたんだな?」


椿も、F3に、挨拶を交わして居たのだった。


「ええ…。
 皆、元気だった?」


椿とF3は、其の後、淡々と、会話が続いて居たのだった。


先ずは、総二郎が、面白がって、椿に訊いて居たのだった。


「まぁ…な。
 で、今回は、何で、帰って来たんだ?」


だが、椿は、其れ処では無かったのだ。
椿は、早く、司を見付け出して、つくしに会いたかったのだ。


「其れよりも、司は、一緒じゃ無いの?」


またもや、総二郎が、面白がって、椿に伝えて居たのだった。


「司なら、牧野の尻を追い掛け回してんじゃねぇの(笑)?」


取り敢えず、椿は、F3に訊き出そうとして居たのだった。


「牧野って…。
 もしかしたら、『牧野製作所』のお嬢さんの事よね?
 どんな娘(こ)?」


其処は、あきらが答えて居たのだった。


「まあ、普通の娘(こ)だな。
 『牧野製作所』自体が、ここ最近、飛ぶ鳥を落とす勢いの企業で、急成長中の企業だか
 ら…な。
 今でも、一般家庭出身に近い感覚…何じゃねぇ?
 まあ、そう言われても、可笑しくねぇって言えば、そう何だろうけど…。
 かなり、感覚は、普通の感覚の持ち主だな。
 まあ、俺等から言わせれば、かなり、常識人だな。」


椿は、あきらからの話しに、“あきらが、そう言うなら、そう何だろう。”と、納得して居たのだった。
否、“間違い無いだろう。”と、確信して居た椿だったのだ。


「だから、司には、丁度、良いのかもね。」と、椿は、呟いて居たのだった。


あきらも、椿の其の呟きの言葉に、納得して、返答して居たのだった。


「そう何だろうな。」



だが、其処に、類が、椿にとっては、意表を突く言葉を言い出したのだった。


「でも、まだ、司と牧野は、付き合って居ないみたいだね?」


椿は、其の事を、司から、聞かされて居なかったのだ。


「えっ??
 まだ、お付き合いはして居なかったの?
 お母様の話しだと、既に、お付き合いは始まって居る様な事、言ってたんだけど…。」


だから、類は、椿の性格を考慮して、言って除けて居たのだった。


「姉ちゃんの目で、ちゃんと、確認して視たら…?」


椿は、類の言葉に、首を傾げるしかなかったのだ。


“其れって、如何いう意味よ?”と…。



そんな時だった。
司が、つくしと一緒に居る所に、遭遇したのだった。


で、司が、椿に気が付いて、声を掛けて来たのだった。


「えっ??
 姉ちゃん…。
 此処で、何、遣ってんだよ?」


つくしは、司に、小声で訊いて居たのだった。


お姉さんなの?」と…。


だから、司も、つくしに、小声で、返答して居たのだった。


ああ。


椿は、そんな司とつくしの様子に、類の言葉より、道明寺姉弟の母親で在る 楓の話しを信用したのだった。


“何~だ。
 司と彼女は、お付き合いしてたんじゃないの‼”と…。


そんな椿は、一目で、つくしを気に入ってしまったのだった。

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