tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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遅れて来た初恋…<ALL CP>  2.




そんな或る日の事だった。


カフェテリアに向かう途中だったつくしは…。
世間で、『通称 F4(花の4人組=Flower 4)』と呼ばれている『F4のリーダー』で在る 道明寺司に、ぶつかってしまったのだ。


つくしは、ぶつかったと同時に、司に、謝りの言葉を述べていた。


「すみません。」


だが、司は、つくしを睨み付け乍ら、叫んでいたのだ。


「はぁ~??
 お前…。
 何処観て歩いてんだ‼
 余所見し乍ら、歩いてんじゃねぇぞ‼」と…。


なので、更に、つくしは、謝りの言葉を述べていたのだ。


「すみません。」と…。


だが、司は、つくしに、脅しを掛けて居たのだ。


「すみませんだぁ?
 其れだけで、済むと思うなよ‼」


だが、つくしは、司のそんな脅しにも屈せず、司に訊き出して居たのだ。


「はぁ~??
 じゃあ、如何したら良いんですか?」


司が、脅しを掛けて居るにも関わらず、そんな司に対して、今まで、屈しない女性等、司の周りには居なかったので…。
そんなつくしに対して、司は、面食らっていた。


だから、一瞬、絶句してしまった司だったのだ。


「………。
 お前自身で、考えやがれ‼」
「………」


だが、其の司の返答には、つくし自身、言葉に出来なかったのだ。



其の時だった。


つくしの背後から、誰かの声が聞こえて来たので、其方を振り向いたつくしだったのだ。


「もしかして、君って…。
 此の前の『party』に来て居たよね?
 何て、言ったっけ?
 あっ、思い出した。
 確か、『牧野製作所』の娘だよね?」


また、別の声が、つくしに、声を掛けて来た。


「君が…か?
 今、飛ぶ鳥を落とす勢いの企業だよな?」


二人の男子学生は、司の睨み付けた顔等…観ずに。
飄々と、つくしに言って除けて居たのだった。


「此れからは、仲良くしようよ‼
 父さんが、君の所の会社と提携したがって居たんだよね。」
「親父も、そんな話ししていた様な気がするわ。」


で、二人の男子学生は、勝手に、自己紹介を始めたのだった。


そんな二人の男子学生を前に、つくしは、呆気に取られていたのだった。


「俺は、花沢物産の息子で、花沢類。」
「俺は、美作商事の息子で美作あきらって、言うんだ。」


で、企業とは、全く関係ない総二郎までもが、自己紹介を始めたのだった。


「で、俺は、企業経営の息子じゃねぇんだけど…。
 知ってるかな?
 茶道 西門流 次期家元の西門総二郎って、言うんだ。
 で、さっき、君がぶつかったのが…。
 道明寺HDの後継者の道明寺司…。
 君も知ってると思うけど…。
 F4のリーダー何だ。」


実は、此の時のつくしは、『F4』という存在が、英徳学園では、如何いう存在なのかを、今一、分かって居なかったのだ。


だが、此の場では、言えそうにないと判断したつくしは、笑顔と共に、F4の一人一人と、握手を交わしていたのだった。


「私は、『牧野製作所』の娘で、牧野つくしと言います。
 此方こそ、宜しくお願いします。」



此の時…。
類だけが、司の行動を察知していたのだった。


“『女嫌い』の司が…。
 女とぶつかって、何の反応も無い。
 しかも、握手まで、交わしてる。
 此れって、如何いう意味…何だろうか?”と…。



実は、此の時の司は…。
其のつくしの笑顔に、司の心臓は、“ドッキュン”と、成って居たのだった。


如何も、司自身でも、気が付かぬ内に、つくしに、恋に落ちてしまって居たのだった。



実の事を言うと、道明寺HD 会長も、『牧野製作所』との提携を狙って居たのだった。


だが、道明寺HDの良い噂話を聞かない事を理由に、つくしパパで在る 『牧野製作所』の社長 牧野晴夫は、『道明寺HD』との提携を拒んでいたのだった。



だが、道明寺HD 会長で在る 保は、『牧野製作所』の娘が、英徳大学に入学した事を突き止めたのだった。


だから、司の父親で、道明寺HD 会長で在る 保は、日本に帰国して帰って来た際に、司を道明寺HD 会長の執務室に呼び出していたのだった。


そして、司の父親で、道明寺HD 会長で在る 保は、自身の息子で在る 司に、申し伝えるのだった。


「司…。
 『牧野製作所』の娘が、英徳大学に入学したことを突き止めた。
 『牧野製作所』の娘を探し出して、お近付きに成れ‼
 願わくば、司自身が、其の『牧野製作所』の娘を取り込んで来い‼」


司は、不思議だった。


“類と言い、あきらと言い…。
 何故、其処まで、あの女を取り込もうとするんだ?”と…。


だからだったのだろう。
司は、父親に、訊き出していたのだ。


「何で、其処までしなきゃ、何ねぇんだよ?」


なので、司の父親で、道明寺HD 会長で在る 保は、司に、確信を突いて居たのだった。


「『牧野製作所』と、提携する為だ。
 此の提携に寄っては、我が社の命運が掛かって居るんだ。
 頼んだぞ、司‼」


だが、司は、“あの女(つくし)を落とせる‼”と、何処か?
此の時の司には、自信めいたモノが有ったのだった。


「もう、『牧野製作所』の娘とは、会ってるけど…な。
 まだ、初対面だから…よ。
 其処まで、お近付きには、成ってねぇな。」


だからだったのだろう。
司の父親で、道明寺HD 会長で在る 保は、司に発破を掛けるのだった。


「其れ成らば…。
 司…。
 『牧野製作所』の娘を、落として来い‼
 お前なら、其の美貌で、落とす事は出来るだろ?」


だが、司は、何の根拠も無く、司の父親で、道明寺HD 会長で在る 保の挑発に乗ってしまったのだ。


「遣って遣れねぇ事はねぇと、思うけど…な。」
「では、頼んだぞ‼」



だが、此の時点の司は、自身が、“『女性嫌い』だ。”と、言う事を、すっかり、忘れていたのだった。


其れ程までに、司は、つくしに、『恋』してしまって居たのだ。


勿論、此の時の司は、つくしへの恋心に、まだ、気が付いて居なかったのだ。



だが、実は、此の時点に於いての司は、直ぐにでも、つくしを落とせると、思って居たのだ。


『そうは問屋が下ろさない』つくしが、其処に居た事も、また、事実だったのだ。




<此の二次小説『遅れて来た初恋…<ALL CP>  2.』では、『握手』の件に関し
 て、掲載致しております。
 此の度の事案に寄り、『握手』の件に関して、色々、報道されている昨今ですが…。
 此処は、『二次小説の世界』…。
 『二次小説の世界』として、スルーして頂ければ、幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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