tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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遅れて来た初恋…<ALL CP>  19.




あれから、月日も流れ…。
つくしは、ロースクールに通い乍ら、『道明寺HD』に関わる様に成って、早3年の月日が経っていた。


つくしは、ロースクールを卒業する事が出来、NY州の国際弁護士の資格を取得する事が出来たのだった。


漸く、つくしは、ホッと出来たのだった。



そんな頃の事だったのだ。


司の父親で在る 道明寺HD 会長の保から、司とつくしは、呼び出しを受けたのだった。


なので、司とつくしは、一緒に、会長の自室に、向かったのだった。


実は、其処に居たのは、保だけでは無かったのだ。


司の母親で在る 道明寺HD 社長の楓も、同席して居たのだ。


司とつくしは、“何か、有ったのか?”と、警戒して居たのだ。


だが、杞憂に終わった事で、ホッとしていた司とつくしだったのだ。



つくしが、NY州の国際弁護士の資格を取得する事が出来た事で、司の父親で在る 道明寺HD 会長の保から、声を掛けられたつくしだったのだ。


「つくしさん…。
 国際弁護士資格の取得、おめでとう!
 漸く、国際弁護士として、活躍してもらえる日が来たかな?」


つくしは、司の父親で在る 道明寺HD 会長の保に、お礼の言葉を述べていた。


「有難う御座います。
 此れからも、宜しくお願い致します。」と…。


だが、司の父親で在る 道明寺HD 会長の保は、真剣な顔付きに成って、司とつくしに、声を掛けて居たのだった。


「だが…。
 其の前に、司とつくしさんには、伝えるべき事が有るんだが…。
 司…。
 つくしさん…。
 そろそろ、結婚式を執り行う事にしよう‼
 来年の司の誕生日の1月31日は、如何だ?
 招待状も、至急、手配しなければならない。
 二人の意見を訊こうか?」


実は、司の父親で在る 道明寺HD 会長の保の真剣な顔付きでの話し振りに、司とつくしのそれぞれは、警戒心を持って居たのだ。


だが、杞憂に終わった事で、司は、自身の父親で在る 保の言葉に、間髪入れずに、返答して居たのだった。


「俺には、異論はねぇよ。」


つくしも、司の後に、返答して居たのだった。


「私も、御座いません。」


なので、司の父親で在る 道明寺HD 会長の保は、嬉しそうな顔付きに成り、司とつくしに、言葉を紡いで居たのだった。


「そうか?
 其れは、良かった。
 つくしさんのご両親も、賛成して下さって居るよ。
 至急、準備を行おう。
 式は、日本で執り行う。
 其のつもりで、居なさい。」


なので、司とつくしは、二人同時に、了承の言葉を発して居たのだった。


「「はい。」」


だが、保、司、つくしの会話を、じーっと、聞いて居た楓が、つくしに要望の言葉を発したのだった。


「つくしさん…。
 此れからは、もう、婚約者じゃ無いのよ。
 私(わたくし)は、貴女の母親…。
 もう、母娘(おやこ)なのよ。
 今までの様に、仕事以外では、他人行儀な行動や話し方は、謹んで頂戴ね。」


つくしは、楓に、了承の言葉を告げていた。


「はい。
 承知致しました。
 此れからも、宜しくお願い致します。」と…。


だが、楓は、つくしの其の話し振りを聞いて、思うのだった。


“言った尻から、此れって…。
 仕方ないわね。”と…。


だから、楓は、つくしに云えた言葉だったのかも知れない。


「今日までは、良いとするわ。
 徐々に、慣れて頂戴‼」と…。


其処で、楓の主人で在る 保は、楓を茶化して居たのだった。


「楓…。
 もう、嫁いびりか?」


そんなふざけた事をいう自身の主人で在る 保に、呆れた様に返答する楓だったのだ。


「まあ、あなた…。
 何て事を仰るのかしら?
 失礼よね。」


此処でも、また、ふざける保だったのだ。


「あははは。
 つくしさん…。
 楓が言う様に、徐々に、慣れてくれたら良いから…ね。」


つくしは、そんな義父と義母を観て、幸せ気分に成り、ニコニコして、伝えるのだった。


「はい。
 お気遣い下さり、有難う御座います(笑)。」


そう言ったつくしに、楓は、つくしの顔を、じーっと、観て居たのだった。


其の事に気が付いたつくしは、楓の方を直視出来ず、俯いて居たのだった。


そんな楓とつくしの様子に、保は、笑い始めたのだった。


「あはははは。
 もう、すっかり、楓とつくしさんは、母娘(おやこ)だな。」


其の保の笑う姿に、楓とつくしだけで無く、司も、驚愕して居たのだった。


何故なら、司にとって、自身のこんな両親の姿を観た事が無いのだ。


幼少期の頃より、司を育てたのは、姉の椿と使用人頭のタマだったのだ。


司が、幼少期の頃には、父親の保だけで無く、母親の楓さえも、司の傍に居なかったのだ。


幼少期の頃の司は、年に1~2回程度、両親と一緒に過ごせる時でも、こんなにこやかな両親を観た事が無かったのだ。


司の驚愕振りには、つくしも、更に、驚愕する程だったのだ。


つくしは、思って居たのだ。


“椿お姉様が、仰って居たお話しは、本当の事だったんだ。”と…。


 
また、司も、思って居たのだった。


“つくしが、道明寺家を変えてくれたのだろう。”と…。


だから、司は、つくしを、一生、大切にする事を誓って居たのだった。



<此の二次小説『遅れて来た初恋…<ALL CP>  19.』は、此の度の世界的な事案
 に寄り、自粛要請が出ている中…。
 二次小説ネタに、『結婚』ネタを入れております事をお詫び申し上げます。>


<また、此の二次小説『遅れて来た初恋…<ALL CP>  19.』は、短めに成ってお
 ります事をお詫び申し上げます。 
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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