遅れて来た初恋…<ALL CP> 20.
そして、こうして、司とつくしは、結婚する事に成ったのだった。
司が、(結婚式の当日の)1月31日に27歳に成った日…。
そして、つくしは、其の前の年の12月28日に26歳に成ったばかりの頃の事だった。
司の父親で在る 道明寺HD 会長の保の公言通り…。
司の誕生日の1月31日に、日本で、司とつくしの結婚式が、執り行われたのだった。
そして、晴れて、夫婦と成った司とつくしだったのだ。
出席者は、司の父親で在る 道明寺HD 会長の保 と 司の母親で在る 道明寺HD 社長の楓…。
そして、司の姉で在る 椿 と 司にとっては、義兄と成る 椿の主人…。
そして、つくしの父親で在る 『牧野製作所』社長の牧野晴夫 と つくしの母親で在る 牧野千恵子…。
そして、つくしの弟で在る 進…。
そして、道明寺家に60年余年…仕えて来た使用人頭で、司の育ての親で在る タマ…。
そして、道明寺HDに入社してから、長年、道明寺HD 会長の保 と 道明寺HD 社長の楓 と 司の秘書として、仕えて来た西田…。
そして、忘れてはならないのが…。
司とつくしの二人の事を大学生の頃より、陰乍ら、支えて来たF3&T3…。
しかも、司にとって、F3は、英徳学園 幼稚舎の頃よりの幼馴染で親友なのだ。
また、つくしにとっての優紀は、中学の頃より、幼馴染で親友なのだ。
此の面々を忘れてはならないのだ。
そして、皆に祝福されたのだった。
特に、椿は、人目も憚らず…。
終始、激しく泣き続けて居たのだった。
椿は、祝福という涙で…司とつくしを祝福して居たのだ。
だが、そんな椿を、他の出席者からは、白い眼で、観られていた事も、また、事実の事だったのだ。
だが、椿にとっては、やっと、念願が叶ったのだ。
司とつくしの二人が、常に、一緒に居る姿を思い描いて居た椿にとっては、此の上無い幸せな事だったのだ。
椿にとっては、司とつくしの周りには、幸せオーラで溢れて居る様に、観えて居たのだった。
否、実際、そうなのだろう。
司とつくしの二人にとっては、遅れて遣って来たそれぞれの初恋だったのだ。
其の『遅れて来た初恋』は、司とつくしの二人にとっては、掛け替えの無い、二人にとっては、二人だけの象徴すべき事だったのだ。
所謂、司とつくしの二人にとっては、『初恋』自体が、遅れて遣って来た事を誇りに思って居ると言っても、過言では無かったのだ。
司とつくしの二人にとっては、最初で最後の恋…。
しかも、司の片思いから始まった二人の恋だったのだ。
此の先の一生を、司とつくしは、お互いだけを愛し続けるのだった。
司とつくしは、純愛を一生、貫いたのだ。
やがて、産まれて来る司とつくしの子供達…。
司とつくしを中心に、道明寺家は、更なる、幸せオーラ全開と成るのだった。
『初恋』が遅れて来ても、結局は、愛し合う二人…。
愛し合う二人には、『赤い糸』で結ばれていたと言う事だったのだろう。
PS.
其の後の総二郎&優紀・あきら&桜子も、司&つくしと、同じ年に、挙式を挙げたのだった。
あきら&桜子は、あきらの誕生日の2月28日に…。
総二郎&優紀は、優紀の誕生日に…。
それぞれ、挙式を挙げたのだった。
勿論、総二郎&優紀 と あきら&桜子の式には、司とつくしは、日本に帰国して帰って来たのだった。
其れは、式に出席する為だった事は言うまでも無かったのだ。
また、其の後の『牧野製作所』は、『道明寺HD』だけじゃ無く、『花沢物産』・『美作商事』・『大河原グループ』共…。
提携合意したのだった。
其れは、司とつくしの功績に寄るモノが大きかった。
司とつくしが、つくしの父親で在る 『牧野製作所』の社長 牧野晴夫に、働き掛けたのだった。
勿論、其の後の『牧野製作所』は、海外にまで、企業名が、轟いて居た事は言うまでも無い。
そして、其の後の司とつくしは、日本での挙式から2年後に、日本に帰国して帰って来たのだった。
司が、道明寺HD 日本支社 支社長に成る為に、転勤辞令が出たのだ。
なので、其れに伴い、楓の第2秘書だったつくしも、司の第2秘書 兼 司の専属弁護士として、司に就く為…。
一緒に、日本に帰国して帰って来たという訳だったのだ。
という訳で、司とつくしの日本での住まいは、やはりの世田谷の道明寺邸だった事は言うまでも無い。
タマは、喜び…。
司とつくしは、其の後も、タマを、一生、大事にするのだった。
そして、タマの一言が飛ぶのだった。
「坊っちゃん…。
一日でも早く、あたしに、子供を見せて下さいよ‼
あたしの瞳(め)が、黒い内に…。」と…。
fin
<此の二次小説『遅れて来た初恋…<ALL CP> 20.』は、今回の世界的な事案に
寄り、結婚式を自粛される新郎新婦様がお出での中…。
此の様な二次小説ネタを綴っております事をお詫び申し上げます。
了承の程、宜しくお願い致します。>
<また、此の二次小説『遅れて来た初恋…<ALL CP> 20.』は、かなり短めに成
っております事をお詫び申し上げます。
了承の程、宜しくお願い致します。>