tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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遅れて来た初恋…<ALL CP>  9.




総二郎と優紀…。
あきらと桜子…。
それぞれは、F2&T2に、報告していた。


「付き合い始めた。」と…。



実は、あれから、あきらと桜子は、T4ラウンジで、落ち合う様に成り、話しする機会も増えたのだ。


其の結果…。
あきらは、桜子の気持ちを聞き、あきらも、自然と、桜子に目を向ける様に成って居たのだ。


で、付き合い始めたという訳だったのだ。



なので、前以て、つくしも、優紀と桜子から、直接、報告を受けて居た。


優紀と桜子から、直接、報告を受けて居たつくしは、余りに突然過ぎて、吃驚するより、呆れて居たのだった。


何故かと言うと…。
総二郎とあきらの噂を聞いて居たつくしだったのだから。



そして、其のつくしは言うと…。
『party』の出席の際の司のパートナーは、相変わらず、『つくし』だったのだ。


何故なら、道明寺HD 社長で在る 楓から、つくしの父親で在る 『牧野製作所』の社長 牧野晴夫へ直々に、連絡が有ったのだ。


「『party』への出席の際は、息子の司のパートナーに、つくしさんでお願いします。」と…。


つくしは、つくしママで在る 牧野千恵子から、其の話しを聞いて居たのだった。


実は、つくし自身、困惑して居たのだ。


“付き合っても居ないのに…。
 此れなら、付き合ってるみたいじゃ無いの?”と…。


其れに、つくしは、此の話しを、司に話しした事が有ったのだ。


「じゃあ、俺と付き合えば、良いだろ?」と…つくしは、司から言われる始末。


だから、つくしは、司に、訴えたのだった。


「今の此の状況が、耐えられないの‼」と…。


だが、司は、つくしに言って来たのだった。


「俺の気持ちも、少しは、分かれっつーの‼」
「………」


だから、司からの返答に、つくしは、一瞬、其れ以上、何も言い出せなかったのだ。


だが、反対に、つくしは、心の中で、叫んで居たのだった。
否、叫びたい心境だったのだ。


“私の気持ちも、分かれっつーの‼”と…。



其れからの司は、つくしに会う度に、惜し気も無く、他人前(ひとまえ)で在ろうとも、つくしに言って来るのだった。


「お前が好きだ‼
 否、お前を愛してる‼」と…。


なので、益々、英徳学園の生徒・学生の間では、『道明寺司の恋人は、牧野つくし』と、認識されてしまったのだった。



つくしは、確信して居たのだった。


“確実に、外堀から埋められてしまって居るよね?”と…。


其れに、此れでは、幾ら、つくしが、「『道明寺司』とは、付き合って居ない。」と、言った処で、誰も信じる事は無いだろう。


其れ程までに、つくしは、司に、詰め寄られて居たのだった。


つくしは、かなり、困惑して居たのだ。


だから、悩み始めて居たのだった。


“如何すれば良いのだろうか?
 T3でさえも、信じてくれないって…。
 如何するのよ⁉”と…。


だが、そんなつくしの思いを微塵も感じて居ない司は、其れでも、つくしに詰め寄って来るのだった。


「なぁ~。
 いい加減…。
 俺と付き合えよ‼」と…。


つくしは、其れでも、つくしの心の中で、悪態を突くのだった。


“行き成り、何を言うのよ…此の男は?
 『道明寺司』…恐るべし。”と…。


だが、司は、つくしに返答を促してくるのだった。


「なぁ~。
 返事も出来ねぇのかよ?」


だから、つくしは、現在の心境を、司に伝えるのだった。


「私の気持ちは、其処まで、まだ、盛り上がって居ないの‼
 だから、無理に決まってるじゃん。」


其のつくしの言葉を聞いた司は、其れでも、つくしに押し捲るのだった。


「それじゃあ…よ。
 俺と付き合い乍ら、気持ちを盛り上げていけば良いだろ?
 俺も、一緒に成って、手伝うから…よ。」


其処で、つくしは、司の提案に、反論の言葉を伝えて居たのだった。


「そんな事、出来る訳無いでしょ?
 無茶…言わないで‼」


つくし自身、頑固な上に、恋愛経験が全く無いのだ。
仕方ないと言えば、仕方ないのかも知れない。


如何いう気持ちが、男の人を好きに成ると言う事なのか?
全く、理解出来ないつくしだったのだ。


こんな難問は、今までのつくしの中では無かった事なのだ。
つくしが、悩んでも仕方なかったのだ。


だが、当の司は、つくしに、司自身の想いの丈をぶつけるも、一向に響かない事に、弱気に成り始めて居た。


だが、F3には、息巻いて居たのだった。


「ぜってぇ‼
 あいつを俺に振り向かせて魅せる。」と…。



そんな頃…。
司の姉で在る 椿が日本に帰国して帰って来たのだった。


後の司にとっては、“姉ちゃん(椿)が、援護射撃として、帰国して帰って来たので在って欲しい。”と、熱望するしか無かったのだった。


椿の日本への帰国は、其れ程迄の突然の帰国だったのだ。


椿は、司に訊いて居たのだった。


「司…。
 貴方に、好きな娘(こ)が出来たんだって…?」


司は、驚愕顔に成って居たのだった。


「何で、姉ちゃんが、知ってんだよ?」


だが、椿は、“当然‼”とでも言いそうな勢いで、司に返答して居たのだった。


「あら…違うのかしら?
 お母様は、調査済みの様よ。
 お母様が、そう、仰って居たわよ?」


司は、椿に降参したのだった。


「違わねぇけど…よ。
 ババアが、何で、調べてんだよ?」


椿は、首を傾げ乍ら、司に返答して居たのだ。


「さあ、其処までは、知らないわよ。
 でも、お母様は、あちらのお嬢さんのお宅にお電話して、あちらのお父様とは、ご挨拶
 したそうよ。
 だから、司の『party』のパートナーは、其のお嬢さん…何でしょ?」


司は、呆気に取られて居たのだ。


「はぁ~??
 何だよ…其れ?
 あいつからは、何も聞いてねぇぞ‼」


椿は、司の言葉に、期待するモノを感じて居たのだった。


「あいつって…?
 もう、そういう仲なの?」


司は、反対に、うんざり気味だったのだ。


「だから、如何いう仲…何だよ?」


だが、話しの通じない弟で在る 司は、放って置いて、椿は、話しを進めようとして居たのだった。


「兎に角、何でも良いから、其のお嬢さんを私に、会わせなさい‼」
「はぁ~。」


司は、此の先の姉で在る 椿の行動を考えると…。
溜息しか出て来ない司だったのだ。


だが、椿につくしを会わせないと会えるまで、煩く言って来るだろう事は、司には、一目瞭然だったのだ。


だから、覚悟を決める司だったのだ。

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