tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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戸惑い…<つかつく>  8.




総二郎とあきらは、今回の司と類とつくしの3人に何が起こっているのかを、類に訊き出そうとして居たのだった。


先ずは、あきらが口火を切って来たのだった。


「類…。
 司と類の間で、何が有ったんだよ?」
「………」


類は、一旦、言葉を慎んだのだが…。
暫く、考えて、総二郎とあきらが、如何出て来るのかを、観察する様に、じーっと、観て居たのだった。


其処に、総二郎が、類に言って除けて居たのだった。


「まさか、司と類で、あの牧野コーポレーションのお嬢を、取り合ってんじゃねぇよ
 な?」


此の総二郎の問いには、間髪入れずに、反論する類だったのだ。


「そんな訳無いでしょ‼」


所謂、総二郎とあきらの顔を観乍ら、類は、反論の言葉を言って除けて居たのだった。



だが、類は、静のつくしへの思いを知って居るので、総二郎とあきらに伝えるとしても、類には、総二郎とあきらに、了承の意を求めざるを得なかったのだ。


「今から俺が、総二郎とあきらに伝える事は、静には、内緒にしててよ。」


総二郎とあきらは、言葉にはし無かったのだが、頷いて魅せていたのだった。


なので、類は、総二郎とあきらに話しし始めて居たのだった。


「実は…ね。
 司とつくしちゃんは、如何やら、道明寺HD主催の『party』で、知り合ったらしいんだ
 よ。
 司とつくしちゃんが、『party』で、知り合った当初は、つくしちゃんは、司に対し
 て、苦手意識が強かったらしいんだよね。
 でも、司は、其の道明寺HD主催の『party』を切っ掛けに、如何も、つくしちゃんの事
 が、気に成る存在に成ったらしいんだよ。
 でも、司は、もう既に、つくしちゃんに惚れてるよ。
 だから、其の事を司に気付かせて上げようと思って、ちょっと、司に刺激を与えて上げ
 たの。
 其れに、俺等 F4が、まだ、幼稚舎に通って居た頃の仕返しを、“司にして視た‼”っ
 て、言った方が良いのかもね。」


総二郎とあきらは、お互い、顔を見合わせて、そんな類を呆れて居たのだった。


総二郎とあきらにして視ても、例の『テディベア事件』の事は、知って居るのだ。
否、思い出したのだ。


だが、其処で、あきらは、類に、悪態を突いて居たのだった。


「けど…よ。
 類は、ちょっと、遣り過ぎ…何だよ。
 司のあの荒れ様は、ちょっとの刺激で、済んでねぇだろ?
 タマさんが、困ってたぞ‼」


類は、其処まで、司に、刺激を与えたつもりは、無かったのだ。


だからだったのだろう。
苦笑いの類が、其処に居たのだった。


だが、総二郎は、類に確信を突いて居たのだった。


「ところで、類さん…よ。
 何で、静には、内緒…何だ?」


なので、類は、静の気持ちを代弁するかの様に、伝えて居たのだった。


「其れは…ね。
 静が、司とつくしちゃんを、付き合わせたくないから…だよ。」
「「はぁ~??」」


総二郎とあきらは、驚愕気味だったのだ。


なので、類は、更に、総二郎とあきらに伝えるのだった。


「静は、つくしちゃんには、“司は、合わない。”と、真剣に、思ってるんだよ。」


だが、類の其の言葉に、総二郎とあきらは、不思議だったのだ。


何故なら、静は、司とつくしを、引っ付けない様に画策して居るのだ。


其れに対して、類は、司とつくしを引っ付け様として居るのだ。


更に、総二郎とあきらは、類に、確信を突いたのだった。


「類…。
 類は、何で、静が嫌がって居る司を、つくしちゃんに引っ付け様としてんだ?」


なので、類は、クスクスと笑い乍ら、総二郎とあきらに伝えて居たのだった。


実は、類は、優越感に、浸って居たのだった。


総二郎とあきらには、分かって居ない事が、類には、分かるからだったのだ。


なので、類は、意気揚々と、総二郎とあきらに向かって居たのだった。


「何故って…?
 総二郎とあきらには、気が付いて居ないんだぁ~。
 司が、つくしちゃんと知り合ってから、司の雰囲気が変わったでしょ‼
 総二郎とあきらは、気付いて無いんだ?」
「………」


類は、勝ち誇ったかの様に、総二郎とあきらを観乍ら、言って除けて居たのだった。


此れには、何も言えない総二郎とあきらだったのだ。



だからだったのだろうか?
其の後の総二郎とあきらは、司の様子を、常に、凝視する様に成るのだった。



一方の当の司は、つくしに会いたいが為に、英徳高校に通うのだ。


だから、司は、思って居たのだった。


“あいつが、類の事を好きでも、俺は、ぜってぇ、あいつを俺に振り向かせて魅せ 
 る‼”と…。


其の後の司は、依然として、こんなにも、つくしの事を考えて居るのに…。
未だ、つくしは、司への想いの核心に、気が付いて居なかったのだ。


類にして視れば…。
こんな焦れ焦れの司とつくしの態度に、お手上げ状態だったのだ。


類は、思って居たのだ。


“司とつくしちゃんは、何時、お互いの気持ちに気が付くのだろうか?”と…。



そして、静も、つくしの気持ちに気が付き始めたのだった。


静は、もう直ぐしたら、フランス留学の為に、渡仏する事に成って居る。


実は、静のフランス留学は、“つくしの事が心配だ‼”と、云う静に寄って、年明け早々のフランス留学だったのだが、4月からに延期する事に成って居たのだ。


だが、其の静のフランス留学の日にちに関しても、秒読み段階に入って居たのだった。


だから、静は、其れまでに、つくしの気持ちを思い留まらせたいのだが…。
中々、上手く行って居なかったのだ。


静は、類に相談するも…。
類の言葉は、素っ気なかったのだ。


「類…。
 つくしの気持ちが、何処に在るのかは…。
 類なら、気が付いて居るわよね。」


類は、頷き乍ら、静に、話しして居たのだった。


「うん、気が付いてるよ。
 でも…ね。
 司も、既に、つくしの事を好きだと思うよ。
 でも、司とつくしちゃんは、お互いの気持ちに、まだ、気が付いて居ないんだよね。
 周りは、既に、気が付いて居るのに…ね。
 司とつくしちゃんの様子を観て居て、焦れ焦れ過ぎて、こっちが、疲れて来る位…何だ
 けど…ね。
 静は、今でも、つくしちゃんには、司は、嫌…何だよね?」


静は、つくしの事を思うと…。
類に、言い難そうにして居たのだった。


「………。
 そうじゃ無いんだけど…ね。
 唯、つくしの事が、心配なだけ…よ。
 あの子は、アメリカ育ちの割には、純粋無垢な所が在るから…。
 司の俺様振りに就いていけないんじゃないかと思ってるだけ…。」


だが、類は、静に、伝える事は、伝えて居たのだった。


「司は、つくしちゃんに寄って、人間的に、成長してるよ。
 だから、大丈夫でしょ?」


だが、静は、思って居たのだった。


“類も、つくしに寄って、変わった一人でしょ‼”と…。



<此の二次小説『戸惑い…<つかつく>  8.』のカテゴリーが、『戸惑い…<つかつ
 く>』に入っておらず、『戸惑い…<つかつく>  8.』としての単独のカテゴリー
 に、分類されておりました。
 お詫び申し上げます。
 2020.3.29 22:16に、見付けまして、既に、訂正致しております事をご報告致し
 ます。
 ご不便をお掛け致しておりました成らば、お詫び申し上げます。
                     お詫び掲載日…2020.3.29 22:30>

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