tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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姉妹愛【まさか…‼】…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『姉妹愛【まさか…‼】…<つかつく>  番外編』は、『まさか…‼…<
 つかつく>』の静とつくしの『姉妹愛』 及び 『静』について、綴っておりま
 す。
 『まさか…‼…<つかつく>』と、併せて、ご覧下さいました成らば幸いです。
 唯、此の世界的な事案にも関わらず、此の時期に相応しくない事案を、『二次小説ネ
 タ』として、綴っております事をお詫び申し上げます。
 了承願います。>




静は、あの日…。
そう、静が、つくしと再会した後…。


静は、つくしをフランスの寄宿舎の在る 女学院に連れて行った。


そして、静は、其のまま、婚約して居たフランス企業の御曹司との婚約解消の手続きの為に、お相手と会い、其の話し合いの席に就いて居たのだった。


静が、あの時に、日本に、一時帰国して居た理由とは…?
実は、婚約して居たフランス企業の御曹司との婚約解消の手続きの話しを、静の両親に、伝える為だったのだ。


静が、フランスの大学に留学する為に渡仏した事も…。
また、静が、「二度と、日本に帰国しない。」と、勝手に、世間に宣言した事も…。
其の時の静の両親は、静を許して居なかったのだ。


其の上…。
今回の婚約解消の件…。


静の両親は、静に、「日本に帰国して、此の不祥事(静の両親は、そう、考えて居た。)の説明をする様に…。」と、伝えて居たのだった。


だから、静は、二度と、帰国しないと誓って居たにも関わらず、一時帰国として、日本に帰国して帰って来て居たのだった。


其の時に、偶然、静は、つくしと再会したという訳だったのだ。


実は、静は、静の両親と、此の件が有った事で、仲違いして居たのだが…。
静は、つくしに寄って、静の両親と、じっくり話し合う事が出来て居たのだった。


其のお陰で…。
静の両親と静は、親子の仲を取り戻して居たのだった。


静は、元々、父親とは、馬が合わない間柄だったのだ。


だが、其処は、つくしだったのだ。
『人たらし』で在る つくしの性格が本領発揮したという訳だったのだ。



そして、フランスに戻って居た静は、フランスでの仕事の為に渡仏していた類と、再会したのだった。


其の時の静は、現在、静が置かれている現状 と つくしの現在までの現状を、全て、隠したまま…。
類との再会を喜んで居たのだった。



其の後、其の次に、静が、類と再々会したのは、つくしが若手起業家に寄るプロジェクト会議に出席し、F3&T3と再会した後の事だったのだ。


なので、静が、類とフランスで、再々会した時には、類は、静とつくしの全ての事情を把握して居た後の事だったのだ。


静は、前回、類と再会した時には、類に話し出来なかった事を詫びて居たのだった。


「類…。
 言えなくて、ごめんなさいね。」と…。


だが、類は、飄々と、言って除けるのだった。


「あの頃は、仕方なかったんでしょ⁉
 じゃあ、仕方ないじゃん。」と…。


何時もの優しい顔付きと笑顔で、類は、静に伝えるのだった。


静は、類からのそんな言葉に、救われた様な気がして居たのだった。


だからだったのだろうか?
其の日の類と静は、心行くまで、ゆっくりと、二人だけの時間を楽しんで居たのだった。
類と静の間には、ゆっくりと、時間だけが流れ、二人だけの会話を楽しんで居たのだった。


そんな時だった。
類が、不意に、静に、訴え掛けるのだった。


「静…。
 俺達…。
 また、遣り直さない?」


実は、類は、静を追い掛けて、フランスに渡仏して居たあの当時…。
既に、静とは、噂に成って居たあのフランス企業の御曹司との婚約が纏まり、静は、あのフランス企業の御曹司と結婚すると、類は、思って居たのだ。


だから、身を引いた類だったのだ。


だが、類からそんな言葉を投げ掛けられた一方の静は、一瞬、類から何を言われたのか?
静には、分からず、ボーっとして居たのだった。


だからだったのだろう。
類が、再び、静に、声を掛けて居たのだった。


「静…。
 俺達…。
 付き合わないか?」と…。


なので、静は、面食らった様な…。
鳩が豆鉄砲を食った様な顔付きに成って居たのだった。


だが、静は、冷静に成り、類に返答するのだった。


「はい。」と…。



其の後の類は、静との再々会後には、フランス支社長の就任が決まったのだった。


其の時期は、奇しくも、司とつくしの婚約発表が正式に発表されたと同時期だったのだ。



其の後の類と静の付き合いも、順調だった事も在り…。
類と静の婚約も整ったのだった。


此れで、藤堂家としては、妹のつくしだけで無く、姉の静にも、婚家が決まった事に成ったのだった。


其の後…。
藤堂家としては…。
司&つくし・類&静の結婚式が執り行われる運びと成ったのだった。


其の事で、つくしは、異議を申し立てたのだった。


「静お姉様の結婚式を先に執り行って欲しい。」と…。


何故なら…。
つくしは、常に、静に感謝して居たのだ。


なので、つくしは、つくしの養父母で在る 藤堂夫妻に、懇願したのだった。



また、つくしは、静にも、懇願するのだった。


「静お姉様のお陰で、今の私自身が居るの。
 あの司との雨の別れの後…。
 静お姉様に会って居なかったら…。
 あのまま、私は、牧野の両親の後を追って、漁村に向かって居たと思う。
 あの時…。
 私の話しを聞いてくれた静お姉様が、居らっしゃってくれたから…。
 今の私は、司と再会出来て、婚約出来たと思う。
 だから、妹として、静お姉様の幸せな姿を見届けないと、私は、お嫁には行けな 
 い。」と…。



静は、つくしの事を、戸籍上だけで無く、本当の妹と思って居た。


だから、静は、つくしの事が、可愛くて仕方なかったのだ。



静にとっては、誰よりも、愛おしい妹のつくしなのだ。


また、静は、つくしの幸せを誰よりも願って居たのだ。



静は、つくしにそう言われたからと言って、一存する訳にいかなかったのだ。


だから、静は、つくしに提案するのだった。


「司と類と私とつくしちゃんとで、話し合いをするって、言うのは、如何かしら?」と…。


なので、後日…。
司と類と静とつくしとで、話し合いが為されたので在った。


其の結果…。
類と静との結婚式を、先に、執り行う事に成ったのだった。


司は、不本意では在ったのだが…。
つくしの意見が通った形と成ったのだった。


類と静は、司の態度に、苦笑いだった事は言うまでも無かったのだが…。



こうして、此の先の静とつくしは、それぞれが結婚しても、姉妹として、助け合って藤堂家を盛り立てて行く事を、静とつくしの二人で、誓い合うのだった。


静とつくしにとっては、此れが、本当の意味での『姉妹愛』と、いう訳だったのだ。



fin

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