tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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まさか…‼…<つかつく>  1.




あの雨の日…。
つくしは、司と別れた後…。


つくしは、司と別れた事で、涙を堪えて、タマに、挨拶をして、タマにも、別れを告げた。


タマにとって、つくしは、涙を堪えて居る様には、観えなかったのだ。


既に、つくしは、涙を流して居る様に、タマには、観えて居たのだった。



そして、タマと別れた後のつくしは…。
涙を流し乍ら、走って、東京駅に向かって居たのだった。


雨の中…。
ずぶ濡れに成り乍ら…。



其処で、つくしは、久し振りに、或る人と再会するのだった。


其の或る人とは…?
静だったのだ。


つくしは、背後から、静に声を掛けられて居たのだった。


「つくしちゃん…?
 如何したの?
 そんなびしょ濡れで…。
 そんな格好で、何処に行くつもりだったの?
 つくしちゃん…。
 此のまま、私に就いて来てくれるかしら?」


つくしは、静から強引なまでに、静の実家で在る 藤堂家に連れて来られて居たのだった。


そして、静だけじゃ無く、藤堂家のメイドから、手厚くおもてなしを受けるつくしだったのだ。


そんなつくしは、疑問の言葉を、静に投げ掛けるのだった。


「静さん…?
 如何して、今、日本に居らっしゃるのですか?
 今は、フランスじゃ無かったんですか?」


なので、静は、つくしに返答の言葉を告げるのだった。


「ええ、そうよね。
 確かに、フランスだったんだけど…。
 お父様との和解を兼ねて…。
 日本に帰国して帰って来て居たの。
 でも、良かったわ。
 私が、日本に帰国して帰って来て居て…。
 如何言う理由で在れ…。
 つくしちゃんに会えたんですものね。
 つくしちゃんこそ、如何して、此の雨の中、傘も差さずに、そんなびしょ濡れで、東京
 駅に向かって居たの?」


つくしは、静には、何故か、全てを話さなくてはいけない様な気がして…。
つくしは、静に、全てを白状するのだった。


勿論、つくしは、静に、現在の牧野家の内情も併せて、告白して居た事は言うまでも無かったのだ。


静は、何も言わず、唯、相槌を入れるだけで、じーっと、つくしの言葉を、聞き逃さないとでも言う様に、聞いて居たのだった。


其の静の姿は、もう、一人前の弁護士の様だった。


そして、つくしから、話しを聞き終えた静は、つくしに、何かを訴えるかの様に、話しし始めて居たのだった。


「道明寺のおば様も、最低最悪な事を為さった様ね。
 訴えられても仕方ない様な、一歩手前の事案だわ。
 訴えられる訳等無いと思って居るのか?
 幾ら何でも、此処迄するとは…思わなかったわ。
 人権を無視した大人気(おとなげ)無い行動よね。
 高校生の女の子にするべき事案じゃ無いわ。
 『弁護士の卵』として、道明寺のおば様が、許せないわ。」


つくしへの余りの仕打ちに、静は、『弁護士の卵』として、憤慨して居たのだった。


だから、静は、思い付くままに、行動する事を決意して居たのだった。


「つくしちゃん…。
 取り敢えず、少し休んだ方が良いわね。
 少し、眠った方が良いわ。
 心配しなくて良いから…。
 ゆっくり、お休み為さい。」


つくしは、静の優しい言葉に、“何もかも、忘れてしまいたい‼”と、いう願望も有り、静からの厚意に甘える形で、眠りに着く事にしたのだった。


精神的に、少し、疲れ切って居るつくしが其処に居た事も、また、事実だったのだ。



そして、静は、つくしが眠りに着いた事を確認して、静の父親の下に向かうのだった。


そして、静は、自身の父親に、願い出るのだった。


「お父様…。
 お願いが有るの?」
「まあ、良いだろう。
 話しを聞こうか?」


其処で、静の父親は、静に了承の意を告げるのだった。


静は、つくしから聞いた『道明寺楓』の行って居た全てのつくしへの仕打ちの件の話しを、静の父親に伝えたのだった。


勿論、静は、現在の牧野家の内情も併せて、静の父親に報告して居た事は言うまでも無かったのだ。


静の父親にしても、『道明寺楓』の行って居た全てのつくしへの仕打ちの件の話しは、流石に、驚愕して居たのだった。


静の父親にしても、いたいけない少女に『道明寺楓』が、其処までしたと言う事は、俄かに、信じがたい気持ちで居た事も事実だった。


だから、静の申し出を聞いては視たが…。
静の父親にしても、『保留』にせざるを得なかったのだ。


「つくしちゃんを藤堂家の養女にしてフランスに連れて行きたいの。
 つくしちゃんのご両親にも、了承が得られる様に力を貸して欲しいの。」
「取り敢えず、私が、牧野さんと会って、牧野さんから、話しを聞いてからにしよう。」


だが、静の更なる要望に、静の父親は、了承する事に成るのだった。


「其れなら…。
 取り敢えず、つくしちゃんを藤堂家にて、匿って上げて欲しいの。」



そして、其の後のつくしは、取り敢えず、藤堂家にて、身を寄せる事に成るのだった。


そうこうして居る間に、つくしの本質を見抜いた静の両親は、つくしを気に入ったのだった。


そして、静の父親も、つくしの未来の為に、藤堂家にて、匿う事に賛成したのだった。


そして、其の後の静の父親は、つくしの両親に会い、つくしの藤堂家への養女の件を打診したのだ。


そして、其の後、つくしの両親から、了承を得られた事で、藤堂家と牧野家とで、承諾書を取り交わしたのだった。


そして、其の後の牧野家は、藤堂家に寄って、匿われる事に成ったのだ。


そして、藤堂家の親戚として、地方の藤堂商事の支店で、つくしの父親は、働く事に成ったのだった。


其処で、『牧野家の借金』は、取り敢えず、静が、肩代わりする事に成ったのだった。


其の事を知ったつくしは、静に、お願いするのだった。


「将来、私が、返済させて欲しい。」と…。


静は、一応、つくしからの懇願に、了承する事にしたのだった。



という訳で、つくしは、『牧野つくし』としての戸籍は抹消されて、新しく『藤堂つくし』としての人生の再出発と成ったのだった。


『藤堂つくし』と成った事で、つくしは、フランスの寄宿舎の在る 名門高校 及び 大学へと進み、日本では、高校3年生~大学4年生で終了する筈の5年間を、スキップして、4年間で終了して、21歳の時に卒業して、日本に帰国して帰って来たのだった。



実は、F3&T3にとっては、行方知れずに成って居たつくしの事を、F3&T2は、探して居たのだった。


しかし、戸籍が抹消されて居た事も有り、追跡もブロックされてしまい、つくし事態を、探す事は、不可能な状況だったのだ。


寄って、F3&T2は、追跡を諦めざるを得ない状況と成ったのだった。


実は、つくしの幼馴染で親友で在る 優紀も、心当たりを窺って居たのだった。


だが、つくしの幼馴染で親友で在る筈の優紀でさえ、一切、分からなかったのだ。



そして、其の後のつくしは、日本に帰国して帰って来た事で、藤堂家に恩返しをする為…。
藤堂商事に入社したのだった。


つくしは、藤堂家の次女として、頭角を現し始め、経済界では、其の存在を轟かせ始めて居たのだった。


なので、つくしは、経済界に於いて、既に、『時の人』と、成って居たのだった。


何時何時(いつなんどき)…。
道明寺HD・花沢物産・美作商事・大河原グループに、バレるやも知れない状況だったのだ。


だが、つくしは、其の事に、まだ、気が付いて居なかったのだった。




<此の二次小説『まさか…‼…<つかつく>』は、此の度の世界的な事案にも関わらず、
 此の時期には、相応しくない『二次小説ネタ』が、全ての話数に於いて、出て参りま
 す。
 了承願いました成らば、幸いに存じます。
 宜しくお願い致します。>

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