tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司とつくしは兄妹?…<つかつく>  12.



其の後…。
類のお墨付きをもらった司は…。
つくしに、向かう事を止めなかったのだ。


其れ処か?
司の気持ちは、どんどん、加速するだけだったのだ。


つくしは、そんな司に対して、戸惑い乍らも、そんな司を拒否出来ずに居たのだった。


其の内、つくしは、司の強引さに、引き込まれて行ったのだった。



其の後の司は、英徳学園内でも、つくしと一緒に居ようとして居たのだ。


類は、もう、司には、何も言わなく成って居たのだ。


寧ろ、F4ラウンジから、つくしを連れ出そうとする司に対して、類は、司を擁護する様な言葉を発する様に成ったのだった。


「類…。
 つくしを連れて行くわ‼」
「うん、分かったよ‼
 けど…。
 余り、遅く成らない様にしてよ‼
 母さんが、心配するといけないから…ね。」



または、こんな時も有った。


つくしが、司の行動に、戸惑った時に…。
つくしは、兄で在る 類に、助け舟を出したつもりだったのだが…。


反対に、類は、司を擁護する様な言葉を発したのだった。



或る日の放課後の事だった。


「つくし…。
 今から、メープルのカフェで、ケーキでも食いに行かねぇか?」


つくしが、断ろうと、司に、話しし始めた時に、類が、司を擁護する言葉を発するのだった。


「今日は…。」


なので、類は、つくしの言葉に、重ねる様に、言い始めたのだ。


「良いじゃん‼
 つくし…。
 行ってくれば…。
 でも、司…。
 余り、遅く成らない様にしてよ‼
 母さんが、心配するといけないから…ね。」


其れでも、最後の類の言葉は、何時も、司に牽制する言葉だったのだ。


司にして視れば…。
類は、擁護してくれているのか?
牽制しているのか?


全く、分からない程…だったのだ。


だが、そんな類に対して、司にして視れば…。
類が、司を擁護して来るとは、全く、思っても視なかったので、司は、そんな類を嬉しく思って居たのだ。


何故なら…。
司は、つくしを誘い易く成ったのだから…。



そして、英徳学園内でも、司とつくしの仲が、噂される様に成って居た。


勿論、司の父親で在る 道明寺HD 会長の保 と つくしの父親で在る 花沢物産 社長の孝(こう)が、英徳学園 幼稚舎時代からの幼馴染で親友だと言う事は、既に、世間では、知られた処だったのだ。


なので、当然、高校生だとしても、司とつくしは、既に、婚約者同士だろうと思われて居たのだった。



という訳で…。
此れまで、散々、つくしを虐めていた『リリーズ』と名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人は、つくしを虐める事が出来なく成ったのだ。


其れ処か?
鳴りを潜めて居たのだった。


実は…。
つくしを虐めていた『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人は、つくしが、『道明寺家の娘』と云われていた当初…。
陰では、愚痴の様に、話しして居たのだった。


「道明寺(つくし)さんは、絶対、『道明寺家の娘』じゃ無いわよね?
 『道明寺家』は、何方かの娘を預かって居るのか?
 養女として、貰い受けたかで、『道明寺家』が、育ててるだけじゃないかしら?
 余りにも、『道明寺家』の方々と、人種が違い過ぎない?」


そう浅井百合子が言えば…。
同調するのは、鮎原えりかだった。


「私も、そうだと思うのよね。
 全然、容姿も、性格も…。
 『道明寺家』の方々とは、違い過ぎるでしょ‼
 如何見ても、私も、『道明寺家』の方々 と 道明寺(つくし)さんは、違う人種だと
 思うわ。」


また、其れに続けと云わんばかりに、山野美奈子が、同調の言葉を言って除けて居た。


「本当に、そうよね。」


と、つくしを虐めていた『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人は、そう言って居た筈だったのだが…。


所謂、つくしを虐めていた『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人にとっては、「まさか…?」と、叫びたく成る様な事案が、起こってしまったのだった。


そうなのだ。
英徳学園内では、つくしが、『花沢家』のお嬢様だと言う事実は、周知の事実だったのだ。


なので、つくしを虐めていた『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人にとっては、つくしを虐める事が出来ない処か?


司とつくしとの付き合いを、指を銜えて(くわえて)、唯、観て居るだけしか出来ないのだ。


実は、浅井百合子は、司を狙って居たのだった。
だが、司を諦めるしか無い事で、浅井百合子は、つくしに対して、悔しく思うのだった。


だからという訳では無いのだろうが…。
浅井百合子は、F4の他のメンバーで在る 花沢類・西門総二郎・美作あきらに、焦点を絞るのだった。


なので、つくしを虐めていた『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子だけじゃ無く…。
本来なら、鮎原えりか・山野美奈子にしても、司以外のF4のメンバーで在る 花沢類・西門総二郎・美作あきらを、つくしから紹介して欲しい所なのだ。


だが、其の思いを、つくしに言い出せずに居る浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人だったのだ。


何故なら…。
司は、つくしを虐めていた『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人を、睨み付ける毎日だったのだ。


実は、司は、既に、知って居たのだった。
つくしを虐めていたのが、あの『リリーズ』と名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人だったと言う事を…。


なので、大っぴらに、つくしに、接触する事も、儘ならない『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人だったのだ。


其の為に、『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人は、英徳学園内では、鳴りを潜めるしか無かったのだ。


『道明寺家』 及び 『花沢家』から、睨まれる訳にはいかない『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人だったのだ。


なので、威張り切って居た筈の『リリーズ』と、名乗っている浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人だったのだが…。
其の後の英徳学園内では、大人しくして居た事は言うまでも無かったのだ。



なので、英徳学園内での生活は、つくしにとって、過ごし易く成った事は言うまでも無かったのだ。


つくしは、『花沢家の娘』として…。
『類の妹』として…。
『司の婚約者(?)』として…。


司と類に守られ乍ら…。
英徳学園内で、過ごして居たのだった。


まあ、つくしにとって、司の行動で、困っているとする成らば…。
“俺(司)とつくしは、『婚約者同士』だ‼”と、英徳学園内で、言い触らされて居ると言う事だけ…だったのだ。


だが、其の件に関しては、既に、諦めていたつくしだった事も言うまでも無いのだ。

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