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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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花男メンバー…<F4&T4>  10.



類は、ぶっきら棒に、総二郎に言って除けて居た。


「何…?
 総二郎が、一人で、うち(花沢邸)に来るって、如何いう風の吹き回し…?」


総二郎は、そんな類からの言葉に、苦笑いしか無かったのだった。


だが、総二郎は、類に、相談するのだった。


「ああ。
 ちょっと、あきらの事で、気に成る事が有って…な。
 類なら、気が付いて居るんじゃねぇかと思って…よ。」


類は、驚愕して居たのだった。


F4の中で、一番、誰からも頼りにされ、他人(ひと)に心配掛ける様なあきらでは無い筈なのに…。
総二郎は、あきらの事で、態々、類に会いに来たのだから…。


類にとっては、当然と云えば…。
当然な思いだったのだ。


だからだったのだろうか?
類は、きょとんとし乍ら、総二郎に訊いて居たのだった。


「えっ??
 司の事じゃ無くて、あきらの事なの?」


総二郎は、苦笑いを浮かべ乍ら、類に返答するのだった。


「ああ。」


だから、類も、総二郎に訊いて居たのだった。


「ふ~ん。
 で、あきらに、何が有ったの?」


総二郎は、苦笑いのまま、類に話しし始めて居たのだった。


「ああ。
 ここ最近…。
 あきらの様子が変…何だよな?」


類は、首を傾げたまま、総二郎から、訊き出して居たのだった。


「どんな風に…?」


総二郎は、類に、ここ最近のあきらの様子を、伝えるのだった。


「ここ最近のあきら…何だけど…よ。
 如何も、三条の方を、頻りに気にしてんだよな‼
 気付かれない様に、ちらちら、三条の方を観てんだよ‼
 其の事に気が付いた最初の頃は、“俺の気のせいか?”と、思わなくも無かったんだけ
 ど…よ。
 だけど…よ。
 如何も、俺の気のせいじゃねぇらしいだよな。
 類は、気が付いて居たか?」


実は、類も、気が付いて居たのだった。


だが、類自身、“あきらに限って、年下に行く訳ないよね⁉”と、思う事で、勝手に、結論付けて居たのだった。


だから、総二郎から言われた言葉に、類は、思うのだった。


“やっぱり、そうだったのか?”と…。


だから、類にも、言えた言葉だったのかも知れない。


「う~ん。
 何と無くだけど…。」


だから、総二郎も、類の言葉に、納得するのだった。


「やっぱり…か?」


だが、類は、思い出した様に、総二郎に訊いて居たのだった。


「そう言えば…さ。
 あきらが、三条をチラ見する様に成ったのって…。
 あきらが三条をエスコートして、司から助けた時…からだったんじゃない?」


類からの言葉に、総二郎も思い出して居たのだった。


「そう言えば…。
 そうだよな。
 けど…。
 其れだけだっただろ?
 あの時の何処に、あきらが、三条に惚れる要素が有ったんだ⁉」


類は、そんな総二郎からの言葉には、苦笑いだったのだ。


だから、類は、苦笑いのまま、総二郎に言って除けるのだった。


「まだ、あきらが、三条を好きに成ったか如何かは、分からないけど…ね。
 けど…。
 あきらが、三条を気に成って居るのは、確かかな?」


だが、総二郎は、そんな類からの言葉に納得出来て居なかったのだ。


何故なら、総二郎にとっては、年上好みのあきらが、年下で在る 桜子に気が有るとは、到底、思え無いのだ。


だから、総二郎は、類に、提案するのだった。


「なぁ~類君…よ。
 あきらが、三条に気が有るのか如何か?
 俺等(類と総二郎)で、調べて視ねぇか?
 今のあきらの事は、俺等(総二郎とあきら)が、中等部のガキの頃から、知ってるけ
 ど…な。
 今まで、あきらが相手にして来たのは、年上の女だぜ‼
 しかも、マダム専門…。
 そんなあきらが、年下に行くか?
 其の事が、気に成って仕方ねぇんだよな‼」


だが、類は、飄々と、言って除けるのだった。


「良いんじゃない?
 あきらは、直ぐに、俺等(類と総二郎)の行動に、気付くと思うよ。
 だから、放って置いた方が良いよ。
 下手に動かない方が良いって…。
 あきらの事だから、バレない様に、動こうとするんじゃないの?
 だから、放って於きなよ‼
 もう、眠いから…寝るね。
 だから、総二郎は、さっさと、帰って…。」


類から、追い出される様に、花沢邸を後にした総二郎だったのだが…。
総二郎自身、納得出来て居なかったのだ。


何故なら、あきらは、桜子の様な女性がタイプとは、とても言い難いと思って居る総二郎だったのだ。



だから、総二郎は、あきらに、突撃する事にしたのだった。


「なぁ~、あきら?
 三条に気持ちが向かってんのか?」
「………」


だが、あきらは、総二郎に、今の気持ちを言える程…。
まだ、あきら自身、其処まで、気持ちは、盛り上がって居なかったのだ。


だから、あきらは、総二郎に、放って於いて欲しかったのだ。


まだ、総二郎から、何を訊かれても、答え様の無いあきらだった事は言うまでも無かったのだ。


だから、其の時のあきらは、総二郎には、何も言わずに居たのだった。




<此の二次小説『花男メンバー…<F4&T4>  10.』は、切りが良い為に、短めに成
 っております事を、お詫び申し上げます。>

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