tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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花男メンバー…<F4&T4>  14.




あきらは、総二郎を呼び出すのだった。


そして、あきらは、総二郎に訊き出そうとするのだった。


「総二郎…。
 ここ最近、気に成って居る女が居んだろ?」


だが、総二郎も、思い出したかの様に、あきらに訊き出すのだった。


「あきらこそ…。
 三条の事が、気に成ってんじゃねぇのか?」


だから、あきらは、観念したかの様に、総二郎に話し始めて居たのだった。


「ああ、そうかもな。
 あの時…。
 俺が、三条をエスコートして、司の前から、連れ出して遣った時に、気が付いたんだよ
 な。
 三条って、気が強ぇだけの女かと思って居たんだけど…な。
 司の前では、悔しかったのか?
 泣かずに我慢してたんだろうな。
 司から、遠ざかった頃に成って、急に、我慢してた気持ちが、緩んだのか?
 泣き始めたんだよな。
 そんな三条が、俺に、凭れ掛かる様に、泣き始めた時に、思ったんだよな。
 “気が強ぇだけの女程…。
  誰かに、頼りてぇって、思うもんなのか?”って…。
 そう思ったら、“此の女を放って置けねぇよな。”と、何故か?
 思ってしまったんだわ。」


だが、“此の際だ‼”と、思った総二郎は、あきらに、訊き出すのだった。


「けど…よ。
 あきらの好みの女のタイプって…。
 年上の女だろ?
 あきらが、ターゲットにして居たのは、『マダム』じゃ無かったのか?」


だから、あきらは、苦笑いし乍ら、総二郎に、言って除けて居たのだった。


「まあ…な。
 けど、三条を観て居たら…。
 何故か?
 年下の気がしねぇんだよな。
 牧野を操るあの精神力…。
 しっかりしてるって言うのか?
 出会った当初は、そうは思わなかったんだけど…な。
 俺の分析に寄ると、思ったんだよな。
 俺が、三条を観て居る限りでだけど…。
 “意外と、他人(ひと)をリードする事に、三条は、長けてるんじゃねぇか?”って…。
 其れに、ここ最近では、年上で在る筈の牧野と松岡が、三条に頼り切ってるだろ?
 牧野は、三条に文句を言ってる様でも、結局は、三条のリードに押し切られてる。
 そんな三条を観てると、“意外と俺と気が合うんじゃねぇのか?”と、思ってしまうんだ
 よな。
 俺も、何処か?
 誰かに、頼りてぇ思う時も有るし…な。」


総二郎は、あきらの告白を、何気に聞いて居て、あきらの意外性に、驚愕するのだった。



そんな時に、あきらは、総二郎にも、訊き出すのだった。


「じゃあ、総二郎は、何で、松岡の事が気に成るんだ?」


総二郎は、自身が気に成って居る女性の事が、あきらに、バレている事に、吃驚して居たのだった。


「何で、松岡限定で、俺に訊いてんだよ?」


だが、あきらは、ニヤッと、し乍らも、反対に、総二郎に訊き返すのだった。


「はぁ~??
 違ぇのか?」


だから、総二郎も、観念したかの様に、あきらに言って除けるのだった。


「まあ、なぁ~。」


なので、あきらは、総二郎に、更に、訊き出そうとして居たのだった。


「ここ最近の総二郎の松岡を観る目付きは、唯、松岡だけを、一点集中で、観てんだ
 ろ?」


そう言われた総二郎は、あきらに、苦笑いの顔付きで、言って除けるのだった。


「バレてたのか?
 まあ、そう言う事だ。」


だから、あきらは、疑問に思って居た事を、更に、総二郎に、訊き出すのだった。


「総二郎の好みは、モデルタイプだったろ?
 頭が空っぽで、其の日、其の日を、唯、生きてる様な女じゃ無かったのか?
 容姿重視で、『美』だけに金を掛ける様な女だったろ?
 其れに、そう言う女が求めてる男も、容姿重視で、経済力の在る様な男だけを求めて居
 る様な女だったろ?
 其れが、何で、真逆ような女…何だ⁉」


だから、総二郎は、あきらに、言って除けるのだった。


「つい最近の事だったんだけど…な。
 兄貴の彼女が、松岡の姉ちゃんだった事が、分かったんだわ。
 で、兄貴から、松岡の事を聞かされて、色々、分かった事が有ったんだよな。
 俺が、観て居た松岡と、兄貴から聞いた本来の松岡とのギャップに…。
 何か?
 そそられるモノが、有ったんだわ。
 “松岡のあの笑顔の裏に在る何かに、気が付いて遣りてぇな‼”…視てぇな…。」


あきらは、思ったのだった。


だから、あきらには、言えた言葉だったのだろう。


「総二郎も、殻に閉じ籠る時が在んだろ?
 俺は、そんな総二郎が、何時も、心配だった。
 “総二郎の心の中に在る 『闇』視てぇなモノから、早く救い出してくれる様な相手が
  現れたら、良いんだけど…な。”と、何時も、俺は、思って居た。
 だから、総二郎にも、松岡のそんな気持ちが、分かんじゃねぇのか?」


総二郎は、あきらに心配させているとは思っても視なかっただけに…。
驚愕していたのは、事実だったのだ。


だが、総二郎は、あきらに、礼の言葉を伝えるのだった。


「まあ、そう言う事だろうな。
 けど…。
 俺が、あきらを心配させて居るとは思わなかったわ。
 悪かったな。」


なので、あきらは、総二郎から礼の言葉に、笑顔と共に、返答するのだった。


「否…。
 まあ、幼馴染で親友だから…な(笑)。」


総二郎も、笑って、あきらに返答するのだった。


「まあ、そうだな(笑)。」
 


そんな所に、類が、現れたのだった。


類は、如何も、総二郎とあきらの会話を聞いて居た様子だったのだ。


総二郎とあきらは、思うのだった。


“何時から、此処に居たんだ?”と…。



だが、類から、訊き出そうとしても、はぐらかされる事が、オチなので…。
敢えて、訊き出そうとしない総二郎とあきらだったのだ。


其れに、あきらは、知らないのだ。
あきらの事を心配して、総二郎が、類に、相談して居た事等と…。


だから、類に、目配せをする総二郎だったのだ。


だが、そんな総二郎の様子を知ってか知らぬか?
類は、あきらに、伝えるのだった。


「実は…さ。
 総二郎が、あきらの事を心配してたんだよね。
 俺にも、“如何したら良いのか?”って、総二郎から相談して来たんだけど…。
 俺は、“放って置いたら…。”って、総二郎には、伝えたんだよ‼
 だって、外野がとやかく言う訳には、いかないでしょ‼」と…。


類から、そんな話しを聞かされたあきらは、総二郎の方を観て居た。


そして、あきらから、観られていた総二郎は、苦笑いするしか無かったのだった。


だが、あきらは、思ったのだった。


“俺が、心配を掛ける日が来るとは…?
 けど…。
 心配してくれる仲間が居るって事は、嬉しいよな‼”と…。


だから、あきらは、総二郎に言えた言葉出たのだろう。


「総二郎…。
 心配掛けたみてぇだな。
 サンキュな‼」と…。



こうして、此の後のF3の会話は、何時の間にか、司の事にシフトして居たのだった。




<此の二次小説『花男メンバー…<F4&T4>  14.』は、あきらの会話の中に、総二
 郎の好みの女性のタイプを話しして居る下りが在ります。
 此の会話は、実際のモデルのお仕事をしている方々と、合致するモノでは在りません。
 『二次小説ネタ』として、捉えて頂けると、幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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