tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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花男メンバー…<F4&T4>  22.




其の後の総二郎と優紀とが、付き合う様に成ったと同時期に、あきらも桜子と付き合う様に成った。


総二郎が、優紀の呼び名を、『優紀』とした事も在り…。
また、あきらも、桜子の事を、『桜子』と呼ぶ様に成った事も在り…。


其の事が切っ掛けで、自然な形で、総二郎も、桜子が、F4の『後輩』と言う事も在り、桜子の呼び名を、『桜子』としたのだった。


また、あきらも、優紀の呼び名を、『優紀ちゃん』と自然に呼ぶ様に成った。


あきらの場合は、総二郎が、優紀と付き合う前に、『優紀ちゃん』呼びをして居た事を知って居たので、総二郎に肖って(あやかって)、自然に、そう呼ぶ様に成ったのだった。



実は、F4の中でも、総二郎とあきらは、一番、近い存在だったのだ。


其の為に、優紀と桜子が、総二郎とあきらの様に、自然な形で、近い存在に成った事は言うまでも無かったのだ。


だから、総二郎とあきらにしても、優紀と桜子をそう呼ぶ事は、時間の問題と云えたのだった。



其の事にも、一番、怪訝に感じて居るのは、やはりのつくしだったのだ。


だが、其れも、何時の間にか?
日常的な風景に成ったのだ。


だから、つくしも、気に留めなく成って居たのだった。
不思議な話しなのだが…。



こうして、何時の間にか?
司とつくし…。
総二郎と優紀…。
あきらと桜子…。


それぞれは、『恋人』と呼べる存在に成るのだった。


そして、其れも、F4が、大学生に成っても、続いて行くのだった。



そんな頃の事だったのだ。


やはりと言うべきか?
何時かは、こう言う事が起きても可笑しく無かったのだが…。


大概は、F3&T3で、英徳学園内では、行動して居たので、世間的には、バレる事も無かったのだ。


其れが…だ。


既に、道明寺HD と 牧野コーポレーションが、提携して居る事も在り、司とつくしが、「政略結婚するのでは無いか?」と、囁かれ始めたのだ。


だから、道明寺HD と 牧野コーポレーションから、共同で、マスコミに向けて、公表したのだった。


【道明寺HD 会長で在る 道明寺保 と 牧野コーポレーション 社長で在る 牧野晴
 夫は、同じ財閥系出身と言う事も在り、幼少期より、幼馴染としての付き合いが在っ
 た。
 其の為に、道明寺司 と 牧野つくしは、お互いに、近い存在と成った。
 そう言う事から、お互いに、恋愛に発展した様だ。
 という訳で、世間的に言われている『政略結婚』では無く、『恋愛結婚』として、此処
 に、道明寺司 と 牧野つくしの婚約が成立した事を発表する。】


其の事に寄り、パパラッチのターゲットが、司とつくしから、総二郎と優紀 or あきらと桜子に、移行したのだった。


なので、特に、其の頃の総二郎と優紀は、パパラッチに追い掛けられる日々だったのだ。


其れまでの世間的には、『遊び人』と、称されて来た総二郎が、特定の女性に、のめり込むとは、誰にも、考えられなかったのだ。


だが、実際には、そう言う女性が、総二郎には、居たと言う事に成る。



また、あきらと桜子も、パパラッチの標的に成って居た。


実は、其の当時…。
お付き合いして居たマダム専門のあきらだけじゃ無く、桜子自身も、ドイツでは、其れ成りに、男性遍歴が有ったのだ。


美容整形を受けた桜子は、お人形の様に綺麗に成った事で…。
其の当時の桜子は、自身の美貌を武器に、男性を虜にして来たのだ。


其れは、其の当時の桜子の司への想いの怨念が、そうさせて居たとも言うべきだったのだ。


だから、つくしに寄って、桜子の中身が、生まれ変わった現在の桜子は、其の当時の自身の行動を後悔して居たのだった。


だから、桜子としては、触れられたくない過去だったのだ。
所謂、桜子にとってすれば…。
『黒歴史』だったのだ。


だが、其の事が、マスコミに寄って、報道されてしまったのだ。


此の事を知らされて居なかったつくしと優紀は、報道で知った事で、ショックを受けて居たのだった。


だが、あきらは、お互い様というスタンスが有るので、桜子に、其の件を追求する事は無かったのだ。


あきらが、桜子に、追求し無い事で、つくしと優紀も、其の件に関しては、桜子に訊く事もし無かったのだ。



そして、更に、其の後…。
パパラッチからの追求が酷く成って来た事で、総二郎と優紀との付き合いが、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人にバレたのだった。


総二郎は、家元と家元夫人にバレた事で、“優紀と別れさせられるのでは無いか?”と、危惧し始めたのだ。


だから、総二郎は、優紀を連れて、雲隠れする事を、優紀に提案したのだった。


「優紀…。
 俺等の事が、家元と家元夫人にバレた。
 取り敢えず、俺と一緒に、一時で、良いからよ。
 雲隠れしねぇか?」


此の総二郎からの提案の言葉には、優紀は、驚愕するのだった。


何故なら、一時、避難出来ても、一生、避けられる話しじゃ無いのだ。
勿論、其れは、総二郎と優紀の付き合いが続いているという設定の基だが…。


其れに、総二郎と優紀が、家元と家元夫人から逃げ回ったとしても、何時かは、捕まる話しなのだ。


だから、優紀は、総二郎に言えた話しだったのだ。


「そう何時までも、家元と家元夫人から、逃げ回れる話しじゃ無いと思うんです。
 其れに、総二郎さんのお兄さんで在る 祥(一朗)さん と、私のお姉ちゃんは、お付
 き合いして居て、何れは、結婚する予定だと聞いて居ます。
 なので、お姉ちゃんが、うち(松岡総合病院)を継ぐ事に成れば…。
 必然的に、祥(一朗)さんも、うち(松岡総合病院)を、お姉ちゃんと一緒に、継ぐ事
 に成ると思うんです。
 だから、総二郎さんと私は、結婚の話しには至らないと思います。
 なので、此の際だから…。
 お別れした方が、賢明だと思います。」


優紀から、そう言われた総二郎は、悲しそうな顔付きで、優紀を睨み付けていた。


そして、総二郎は、優紀に、伝えるのだった。


「優紀の中では、俺という男は、そんな存在だったんだな?
 俺という男は、そんな簡単に、別れられる存在だったんだな?
 俺は、そんな簡単に、優紀とは、別れられねぇんだよ‼
 なのに、優紀は…。
 俺が、此れからも、優紀の傍に、居られねぇでも良いんだな?」
「………」


此の当時の優紀の心の中には、もう既に、総二郎が、住み着いて居たのだ。


なので、優紀は、総二郎への返答を、拒んで居たのだった。



だが、総二郎と優紀の付き合いよりも、先に、祥一朗と瑞紀のお付き合いは、始まって居たのだ。


なので、優紀にとっては、考えるよりも先に、姉への気持ちが優先してしまって居たのだ。


だから、優紀にして視れば…。
“祥(一朗)さん と お姉ちゃん(瑞紀)が、幸せに成る方が、先だ‼”と、考えても、不思議では無かったのだ。


だからこそ、優紀は、総二郎と優紀の付き合いを、終わらせる選択肢を優先させるのだった。


だが、此の時の総二郎は、納得出来て居なかったのだ。


偶々、祥一朗にしても、総二郎にしても…。
同じ婚家の娘を好きに成ってしまっただけの事だったのだ。


だから、此の時の総二郎は、家元と家元夫人と、戦う事を誓っていた総二郎だったのだ。

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