tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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今更…<総優>  1.




優紀は、或る女子大の医学部看護科の4年生に成ったのだった。


優紀が、大学4年に成る時に…。
実は、何処の病院に、就職しようか?
迷って居たのだった。



そんな時に…。
T4女子会が、決行されたのだ。


そして、優紀は、そんな自身の気持ちを、ボソッと、呟いてしまったのだった。


そんな話しを、T3に呟いたのも、他でも無い桜子からの一言に、他ならなかったのだ。


「優紀さんは、今後、如何為さるんですか?」


優紀は、桜子からの言葉には、或る意味…。
驚愕だったのだ。


何故なら、今、正に…。
其の事で、悩んで居るのだから…。


其れに、看護師国家試験の試験勉強にも、身を入れなければ成らないのだ。


優紀にとっては、頭の痛い事尽くめだったのだ。


なので、優紀は、驚愕顔を顔に張り付かせた様な表情をして、桜子の方を向いて言ってしまったのだ。


「えっ??」


そんな優紀に、飄々と、答える桜子は、何時もの事…。


だけど…。
優紀にとっては、今、正に、タイムリー過ぎて、其れ以上の返答の言葉を失ってしまって居たのだった。


「あら、優紀さんは、現在、大学4年生ですわよね?
 当然…。
 看護師国家試験を合格為さったら…。
 看護師デビュー為さるんですわよね?
 其の為のお勉強だったんじゃ無いんですか?」
「………」


優紀にとっては、桜子が、言って居る言葉に、何一つ間違いが無いだけに…。
更に、返答の言葉を失ってしまった優紀だったのだ。



其処に…。
つくしは、優紀に、助け舟を出すかの様に…。
優紀に、話し掛けて居たのだった。


「ねぇ、優紀…。
 優紀は、何科が、希望なの?」


なので、優紀は、つくしからの言葉に、即答するのだった。


「うん。
 私…。
 小さい頃から、小さな子供と一緒に遊ぶ事が好きだったんだよね‼
 だから、小児科 か?
 産婦人科 かな?って、思ってる。
 もし、産婦人科なら…。
 其のまま、大学院に進んで、助産師の資格も取りたいと思ってるよ。」


なので、つくしも、そんな優紀の返答に納得するのだった。


「そうだったよね。
 優紀は、小さい子供が好きだったよね。
 優紀は、姉妹では、下の立場だから、“妹が欲しかった。”って、よく言って居たよね。
 そうか?
 じゃさぁ~。
 道明寺総合病院の産婦人科に、就職しない?」


そんな飄々と言って来るつくしの返答の言葉に、更に、優紀は、驚愕顔を顔に張り付かせたままに成って居たのだった。



実は、つくしは、楓から、司との『1年の猶予』を貰った時に、既に、認められて居たのだ。


そして、つくしは、英徳高校に通い乍ら、英才教育 と マナーレッスンを受ける為に、
道明寺邸に、住まいを移して居たのだった。


そして、英徳大学4年生に成って居た現在のつくしは、司が、日本に帰国して帰って来て居る事から、道明寺邸での同居という名の同棲を開始して居たのだった。


そして、そんなつくしは、既に、道明寺HDに入社する事は、決まって居たのだった。


なので、つくしは、飄々と、言って除けて居た訳だったのだ。



だが…。
優紀にとっては、敷居が高い事は言うまでも無いのだ。


何故なら…。
つくしの彼氏で在る 司で在っても、仲間としての付き合いはして居なかったのだ。


所謂、F4との仲間としての付き合いは、高校3年生に進級する前に、解消して居たのだった。


だから、其れが、例え、幼馴染で親友で在る つくしだとしても、断るつもりの優紀だったのだ。



そう思っていた優紀だったのだが…。
つくしからの話し振りに、頷いてしまったのだった。


「だって…ね。
 私が、今後、妊娠すると成れば…。
 其れは、間違い無く、私は、道明寺総合病院で、出産する事に成ると思うんだよね。
 優紀が、道明寺総合病院以外に、就職すると成ると…。
 私が、例え、優紀に、赤ちゃんを取り上げて欲しくても、優紀の就職先では、出産出来
 ないんだよ。
 だったら…。
 優紀が、道明寺総合病院の産婦人科に、就職して…よ‼」


優紀は、そんなつくしからの言葉が、嬉しかったのだ。


何故なら…。
幼馴染で親友の赤ちゃんを、取り上げる事が出来るのは…。
其れは、間違い無く、助産師の特権なのだ。


“だったら…。
 つくしの言って居る通り…。
 私が、道明寺総合病院に就職すれば…。
 良いんだよね。”と…。


そして、優紀は、頷いてしまったという訳だったのだ。


なので、つくしは、大喜びで、優紀に、伝えるのだった。


「ほんとっ‼
 優紀…。
 有難う‼
 絶対に、看護師国家試験に、合格してね‼
 そして、助産師資格も取得してね。
 私…。
 応援するから…。
 何でも言ってね。」


で、優紀は、苦笑いと共に、頷き乍ら、言って除けるのだった。


「うん。
 有難う…。」



そして、つくしは、其の日の夜…。
司が、帰宅と共に…。
優紀の話しを伝えるのだった。


そして、司は、つくしの願いを叶える為に、段取りを始めるのだった。



そして、其の後の優紀は…。
大学4年生の其の年に…。
看護師国家試験に合格する事が出来、見事、看護師に成る事が出来たのだった。


そして、司の勧めも有り…。
助産師専門職大学院に入学して、2年間、通い、無事に卒業して、見事、助産師資格を取得して、助産師と成ったのだった。



そして、其れから、数年後…。
産婦人科勤務だった優紀は、本当に、つくしの出産に立ち会う事が出来たのだった。


そして、助産師として、つくしの赤ちゃん(子供)を取り上げる事が出来たのだった。

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