tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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今更…<総優>  2.



<此の二次小説『今更…<総優>  2.』は、不快に思われるシーンが出て来るやも知
 れません。
 ストーリー上…。
 必要不可欠なシーンに成りますので、了承願いました成らば幸いです。 
 宜しくお願い致します。>



総二郎は、27歳に成った今でも…。
女遊びは、続いていた。


F3は、そんな総二郎を呆れて居た事は、事実だったのだ。


何故なら…。
幾つに成っても、特定の女性を絞る訳でも無く…。
“唯、其の場さえ、楽しければ、其れで良い。”と、言った総二郎の考え方には、特に、司には、就いていけなかったのだ。



そん頃の事だったのだ。


総二郎が、或る女性と、コトを済ませ、ホテルから出て来た所を、待ち伏せするかの様に…。
一人の女性が、ホテルのエントランスを出た所で、総二郎達が出て来る所を待って居たのだった。


そして、エントランスから出て来た総二郎に向かって、其の女性は、足早に、総二郎の下に辿り着き、総二郎に刃を向けたのだった。


そして、総二郎の脇腹目掛けて、刃は、一突き、総二郎の脇腹を刺したのだった。



SPは、咄嗟の事で、総二郎を助ける事が出来なかったのだ。


否、寧ろ…。
此れだけ、何年にも渡って…。
女遊びをして来た総二郎が、今まで、返り討ちに遭って来なかった事自体が、SPの中では、七不思議だったのだ。


という訳で…。
SPにとっても、予期して居ない案件だったのだ。


所謂、SPは、油断して居たのだった。



何故なら…。
過去に…。


司は、道明寺HDから無謀な提携に寄り、社長職を辞任に追い込まれた企業の社長に寄って、関係の無い司は、牙を向けられたのだった。


そして、結果…。
つくしの記憶を失くす羽目に成った。



そして、あきらは、自業自得では在るのだが…。
マダムの主人に、不倫がバレて…。
危うく刺される処だったのだ。



なのに…。
此処迄…。
総二郎は、何事も起こらなかったのだ。


総二郎が、此れまで、女性に対してのケアが行き届いて居たのか?


将又、女性は、総二郎に対して、遊びの女でも良いと認識して居たのか?


其処の処は、何一つ、分からないまでも…。
総二郎は、此れまで、無傷で、居る事が出来たのだ。


だから、SPにしても、油断して居たと言えたのだった。



だが…。
其処は、SPたる者…。


素早く、西門家だけではなく…。
F3にも、連絡を入れて居たのだった。



其の時に…。
西田を通して、其のコトの件を知らされた司は、西田に、伝えるのだった。


「西田…。
 “総二郎を、道明寺総合病院に運べ‼”と、伝えてくれ‼」と…。


そして、其の時の司は、既に、自身のスーツのジャケットを羽織り乍ら、西田に、更に、言って除けるのだった。


「悪いが…。
 今日のスケジュール調整を頼んで良いか?」


西田も、分かり切って居たので、そう返答するしか無かったのだった。


「承知しております。」


そして、司は、西田に伝えたまま…。
其の場を後にするのだった。


「悪ぃ…。
 宜しく頼むわ‼
 じゃあ、言って来る。」と…。


そして、司は、リムジンの中で、つくしにも、連絡するのだった。


其の日のつくしは、東京メープルにて、会議中の筈だったのだ。


だが、一応、司は、つくしのLINEに、メッセージを残して置くのだった。


『総二郎が、刺されたらしい。
 詳細は、今の時点で、何も分からねぇ。
 だが、道明寺総合病院に運ぶ様に伝えた。
 取り敢えず…。
 俺は、今から、道明寺総合病院に向かうわ。』


そんな司からのメッセージを見た時のつくしは、既に、夕方に成って居た。


だが…。
つくしは、其の後、滋と桜子にも、LINEを入れるのだった。



そして、取り敢えず…。
つくしも、道明寺総合病院に向かうのだった。



つくしが、道明寺総合病院に着いた其の時点で、分かった事が有ったのだった。


其れは、O型の輸血が足りないという事だったのだ。


実は、総二郎は、O型だったのだ。


だが、F4&T3の中では、O型は、居なかったのだ。


唯一、居るとする成らば…。
嘗ての仲間で在る 優紀だけだったのだ。


なので、つくしは、思わず…。
看護師長に、言って除けるのだった。


「産婦人科勤務の助産師で在る 松岡さんは、O型です。
 私達の仲間です。
 松岡さんにお願いしても良いですか?」


つくしは、涙乍らに、看護師長に、訴えるのだった。
其の姿には、些か、不貞腐れ気味の司だった事は言うまでも無いのだが…。


また、そんな司の様子を観て居た看護師長だったのだが…。
看護師長は、そんな司の様子を見て視ぬ振りをする事にしたのだった。


そして、看護師長から了承の得られたつくしは、内線を使って、優紀に連絡を入れるのだった。


其の方が、優紀に、手っ取り早く、連絡が付くと思っての事だったのだ。


また、看護師長からは、此の時には、既に、産婦人科長に、連絡が入って居たのだった。


そして、此の時の優紀は…と、云えば…。
つくしからの連絡は、内線だったという事も在ったのだが…。
突然過ぎて、驚愕するしか無かったのだった。


「優紀…。
 西門さんが、刺されたらしくて…。
 O型の輸血が足りないらしいんだ。
 優紀は確か…。
 O型だったよね?
 西門さんを助けて上げて…。」


涙乍らに、話しして来るつくしに、驚愕し乍らも…。
看護師の一人として、優紀は、総二郎を助ける事にしたのだった。


「取り敢えず…。
 産婦人科長に、許可を貰ったら、そっちに向かうね。」


だが、つくしは、言って除けるのだった。


「其れは、大丈夫だよ。
 看護師長が、了承してくれたから…。
 急いで、手術室の階に来て‼」と…。


という訳で、優紀は、産婦人科長の了承を得て、手術室の在る階に向かうのだった。

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