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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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今更…<総優>  6.




そして、道明寺総合病院内での噂は、ナースに留まらず…。
ドクターの間にも、広まって居たのだった。


【産婦人科の助産師 松岡優紀は、外科の患者で在る 西門総二郎さん と 外科のドク
 ターで在る 〇〇ドクターとの二股を掛けて居る。】


そして、等々…。
此の噂が、優紀の耳にも、聞こえて来たのだった。


其の日の優紀は、夜勤勤務だった為…。
夜勤勤務時間の少し前に、産婦人科のナースセンターに入ろうとして居たのだった。


其処に、優紀は、有り得ない話しを耳にしたのだった。


「松岡さんが、二股掛けるだ何て…。
 そんな器用な事が出来る様には、思わないんだけど…。」
「そう様ね。
 松岡さんは、素直だし…。
 嫌味が無いし…。
 其れに、何より…。
 妊婦さんにも…。
 お子さんにも…。
 人気有るし…ね。
 でも、何で、そんな噂が、広まってるのよ。
 誰かが、何かを観て居ないと、こんな噂が広まる訳無いでしょ?」
「そうなよ。
 其処なのよ。
 だとする成らば…。
 此の噂って…。
 本当の事なのかな?」


優紀は、入り辛い事も在ったのだが…。
何より…。
有り得ない話しだけに…。
居た堪れずに居たのだった。


だが、其の後の優紀は、何食わぬ顔で、ナースセンターに入ったのだった。


そして、其の日は、何事も無く、仕事を熟すのだった。


そして、夜勤勤務が終了した時間に成り…。
滋から、偶然にも、連絡が入ったのだ。


此の日の優紀は、1秒でも早く、其の場を後にしたかったと言う事も在り…。
滋からのLINEは、嬉しかったのだ。


『優紀…。
 今日は、夜勤だったよね?
 つくしは、“妊婦だから…。”って、司から、出してもらえないらしいの。
 だから、今日は、つくしは、来られないらしいんだけど…。
 桜子は、“空いてる。”っていうから…。
 一緒に、遊ぼ‼
 迎えに行くね。』


なので、優紀は、即、既読…。
そして、即、返信したのだった。


『はい、お待ちしております。』



そして、優紀は、産婦人科のナースセンターの中に居るナース達に挨拶をして、急ぎ、更衣室に向かうのだった。


そして、関係者出入り口から出た所で、優紀と噂に成って居る〇〇ドクターが、待ち伏せして居たのだった。


何故なら…。
噂の事で、優紀に謝りたいと思って居たからだったのだ。


実は、此の日の優紀が、夜勤勤務だと言う事を、優紀と噂に成って居る〇〇ドクターは、聞いて知って居たのだった。



だが、優紀にとっては、嬉しくない相手だったのだ。


なので、優紀が、其の〇〇ドクターの前を素通りし様とした際…。
優紀は、呼び止められたのだった。


其れでも、優紀は、何時もの滋達との待ち合わせ場所で在る 滋の下に行こうとして居たのだった。


其れでも、優紀の後ろから就いて来る〇〇ドクターだったのだ。


そして、等々、痺れを切らした〇〇ドクターは、優紀の後ろから、声を掛けたのだった。


「松岡さん…。
 本当に、申し訳無い。
 こんな噂が流れるとは思って居なくて…。
 けど…。
 俺は、松岡さんが、俺と付き合ってくれるなら…。
 俺は、其れでも良いと思って居るんだけど…。
 如何かな?
 勿論、西門さんとの事は、白紙にして欲しいんだけど…ね。」


なので、優紀は、止まって後ろを振り向き…。
はっきり、返答するのだった。


何時もの優紀には、考えられない物言いだったのだ。


「本当に、私は、迷惑して居ます。
 今の私には、助産師として、認めてもらえる様に、頑張りたいんです。
 だから、男性とお付き合いするとか…。
 恋愛するとか…。
 一切、考えて居ないんです。
 なのに…。
 今の私は、産婦人科のナースセンターに居る事も、『針の筵』状態です。
 どうぞ、私の事は、気に為さらず…。
 私の事は、放って置いて下さい。」
「………」


なので、〇〇ドクターは、そんな怒りを顔に張り付かせたままの優紀に慄き、一言も、言葉を発せずに居たのだった。



其処に、滋が、優紀の横に現れたのだった。


「優紀…。
 えっ??
 此方の方は…?
 此方の方共…。
 “約束して居た。”って事は、優紀に限って、無いわよね?
 と言う事は…。
 如何言う事…?」


なので、優紀は、滋に、紹介するのだった。


「此方は、此処(道明寺総合病院)の外科勤務の〇〇ドクターです。」


なので、此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクター と 滋は、取り敢えず、挨拶し合うのだった。



だが、滋には、不思議だったのだ。


何故なら…。
優紀は、産婦人科のナースだからだ。


なので、滋は、優紀に訊くのだった。


「えっ??
 優紀は、産婦人科のナースだよね。」


で、思い出したかの様に、滋は、一瞬で、優紀に、訊き返すのだった。


「あっ、そうか?
 ニッシーは、外科に入院してるんだっけ?
 だから…か?」


なので、其の場の優紀は、気拙そうにして居たのだった。


だが、優紀と噂に成って居る〇〇ドクターは、怪訝そうに、滋に訊くのだった。


「あの~。
 貴女は、西門さんと、お知り合い何ですか?」


なので、滋は、飄々と、返答するのだった。


「えっ??
 私と優紀は、高校の頃から、ニッシーとは、仲間だよ‼
 優紀…。
 話しして無かったの?」


なので、優紀は、滋に、如何返答して良いのか?
悩んで居たのだった。


其処に、優紀と噂に成って居る〇〇ドクターは、優紀の代わりの様に、返答するのだった。


「顔見知り程度だと、伺って居ました。」


其処で、滋は、優紀を、更に、追求するのだった。


「まさか…?
 優紀は、此方のドクターとお付き合いして居る訳無いよね?」


なので、其処は、優紀も、滋に即答するのだった。


「ええ、勿論です。
 今の私は、仕事以外…。
 興味を示すモノは無いですもの。」


其の言葉を聞いた滋は、納得したのだった。


「やっぱり、そうだよね。
 じゃあ…。
 此方の方とは、如何いうご関係?」


なので、優紀と噂に成って居る〇〇ドクターは、滋に、言って除けるのだった。


「俺は、松岡さんに、交際を申し込んで居ます。」


其の言葉に、驚愕したのは、滋だけでは無かったのだ。


当の優紀も、驚愕して居たのだった。


だからだったのだろう。
滋と優紀の二人同時に、声を発したのだった。


「「えっ??」」

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