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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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今更…<総優>  7.



実は、総二郎は、リハビリ室で、或る噂を耳にしたのだった。


其処(リハビリ室)に、まさか、総二郎が居るとは思って居なかったのか?
噂話を話しして居たナース達は、其の或る噂話に花を咲かせて居たのだった。


「聞いた…?
 産婦人科のナースで、松岡優紀さんって居るでしょ?」
「あぁ~。
 松岡さんって云えば…。
 助産師だったんじゃないかな?」
「うん。
 其の松岡さんが…ね。
 外科の患者と外科のドクターとの二股掛けてるらしいのよ。
 外科のナースが、其の3人の修羅場を観たらしいわ。」
「えっ??
 拗ねて無い様な顔をして…。
 松岡さんって、案外遣るのね?」
「みたいね。」


と、話しして居た時に、担当の患者が出て来たので、噂話を話しして居たナース達は、それぞれ、其の場を後にしたのだった。


勿論、総二郎には、心当たりが有る訳で…。
総二郎は、胸糞悪い状況と成って居たのだった。


総二郎の心の中では、其の噂話を流した外科のナースとやらを捕まえて、吊るし上げたい気持ちで、一杯だったのだが…。
其処は、グッと、気持ちを抑えた総二郎だったのだ。



だからだったのだろうか?
F3が、総二郎の見舞いに訪れた際に、総二郎の口から、ポロっと、愚痴の言葉が出てしまったのだった。


そんな話しを聞いた司は、逆上するのだった。


司自身が、オーナー一族で在る 道明寺総合病院内で、其の様な有りもしない噂話が横行して居るとは、胸糞悪い訳で…。
また、オーナー一族の一人として、恥ずかしい事案だったのだ。


なので、直ぐにでも、院長に、伝え様とした司だったのだが…。
其処は、あきらだった。


あきらは、司に提案をする為に、司を止めたのだった。


「司…。
 ちょっと、待てって…。
 兎に角、滋と桜子に、動いてもらって、優紀ちゃんの気持ちを訊き出してもらおう
 ぜ‼
 司が、動くのは、其れからでも、遅くはねぇだろ?」


なので、司は、あきらの提案を呑むのだった。


だが、司は、あきらに、言って除けるのだった。
其処は、やはりの司だったのだ。


「ああ。
 分かった。
 しかし…な。
 つくしには、此の件は、言わねぇでくれ‼
 つくしは、妊婦だしよ。
 松岡の事に成ると、あいつは、直ぐに、血が上って、後先構わず、何か仕出かす様な気
 がするしよ。
 危なっかしいんだよ。
 あいつは…。」


其処で、類が、司に、茶々を入れたのだった。


「所謂、司は、牧野を放って置けないだけでしょ‼」


なので、司も、類の言葉に、納得する様に、返答するのだった。


「ああ。
 全くだ。
 俺は、あいつを放って置けねぇんだよ。」


なので、類は、司に、嫌味を言って除けるのだった。


「ご馳走様…。」


だが、司には、類のそんな言葉の意味を理解して居ない様で…。
其の場で、きょとんとして居たのだった。


此れには、類も、総二郎も、あきらも、呆気に取られるのだった。



そして、其の後…。
あきらは、滋と桜子を、呼び出したのだった。


そして、総二郎から聞いた話しを滋と桜子に、伝えるのだった。


其のあきらからの話しに、滋と桜子は、マジ怒りをして居たのだった。


「優紀に限って、二股何て…。
 出来る訳無いでしょ‼
 何、勝手に、噂にしてくれてんのよ‼」
「本当ですわ。
 有り得ないお話しですわ。
 其の外科のナースという方は、西門さん or 其の外科のドクターを狙って居るんじゃ
 無いでしょうか?
 だから、モテる優紀さんが、邪魔だったんじゃ在りませんか?」


既に、桜子は、確信を突いて居たのだった。



其の噂を流した外科のナースという人物は…。
まだ、2年目のナースで、世間を良く分かって居ない様な感じの女性だったのだ。


そして、実は、其の外科のドクターを狙って居たのだった。


また、其の後に、外科の患者として、入院して来た総二郎にも、色目を使って居たのだった。


だから、総二郎にも、『外科のナース』というフレーズだけで、噂話を流したナースが誰で在るのかは、分かり切って居たのだった。


だが、確証が無いので、其処は、司に任せる事にしたのだった。



という訳で…。
滋と桜子は、あきらからの要請で、優紀と会う事に成ったのだった。


そして、滋は、運良く(?)…。
優紀と噂に成って居る〇〇ドクター と 優紀が一緒に居る所に、遭遇したという訳だったのだ。


なので、あきらが言う処の外科のドクターとは、優紀と一緒に居る此の人物だろう事は、滋にも、理解出来たのだった。


だが、滋は、知らない振りをして居たのだ。
滋が、既に、あきらから聞いて、知って居ると言う事を、優紀には、バレない為にも…。



だったのだが…。
滋は、此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクターから、意表を突かれてしまったのだ。


滋が、事前に、あきらから、知らされて居ない事を、此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクターの口から聞かされたのだ。


此れが、如何いう意味で在るのか?
其れは、滋とて、理解は出来たのだった。


だが、優紀も、驚愕して居たのだ。


“と言う事は…。
 優紀も、意表を突かれてしまったと言う事に成るのだろう。”と、此の時の滋は、分析して居たのだった。


だが、優紀が、此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクターに返答して居る言葉を聞いて、更に、滋は、驚愕するのだった。


「私…。
 さっき、言いましたよね?
 “今は、男性と、お付き合いするとか…。
  恋愛するとか…。
  考えられない。”って…。
 だから、先生から、そんな風に、言われても、困るんです。
 なので、お断りします。」


何時もの優紀なら…。
そんな物言いをする訳無いので、滋は、更に、驚愕して居た事は言うまでも無かったのだ。


だが、滋は、此の時に、悟って居たのだった。
優紀には、此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクターへの気持ちは、一切、無いと言う事を…。

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