tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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今更…<総優>  13.



其の日から、看護師長 及び 外科科長からの打診に寄り、優紀は、総二郎専属ナースと成ったのだった。


なので、産婦人科科長も、優紀の件は、了承せずには、居られない状況と成って居たのだった。


だからだったのだろう。
総二郎は、より一層、優紀に対して、執拗に、追い掛ける事に成るのだった。


まるで、其れは、F4&T4が、まだ、高校生だった頃の司が、つくしに対して、執拗に、追い掛け回して居た頃と変わり無かったのだ。



そんな総二郎の様子を観て居た類とあきらは、総二郎を揶揄い始めたのだった。


先ずは、類が、口火を切ったのだった。


「まるで、今の総二郎は、俺等 F4&T4が、まだ、高校生だったの頃の司と、全く、変
 わらないじゃん。」


あきらも、類に、同調するかの様に、口を開いたのだった。


「まあ、仕方ねぇんじゃねぇの?
 総二郎の場合は、総二郎自身の気持ちに、気が付くのが、遅かったから…な。
 其の分、焦ってんだろ?」


なので、そんな類とあきらには、司と総二郎は、睨み付けるのだった。


そして、類は、そんな司と総二郎の様子を観て居て、言わなくても良い言葉を言ってしまったのだった。


「総二郎も、司と変わらず、『猛獣』じゃん。
 司2号だね。」


此れには、司と総二郎は、不機嫌に、成らざるを得ないのだった。


其の場が、3℃程…。
空気が冷え切った事を、あきらは、実感するのだった。


なので、あきらは、思うのだった。


“類は、他人(ひと)を怒らせる天才だな‼”と…。



そして、其の後…。
総二郎は、数日後には、退院する事に成ったのだった。


なので、やっと、優紀には、平穏な日々が戻ると、優紀は、思って居たのだった。


だが…。
そうは問屋が卸さないのは、現在の総二郎だったのだ。


何故なら、退院後の総二郎の面倒を、優紀が看る様に、優紀に伝えるのだった。


「優紀…。
 俺の退院後の世話を頼むな‼」と…。


なので、優紀は、驚愕した様子で、総二郎に返答するのだった。


「えっ??
 ちょっと、待って下さい‼
 お邸には、使用人さんも、沢山、お出でですよね?
 私の出る幕は無いと思いますが…。」


なので、総二郎は、そんな優紀に、飄々と、返答するのだった。


「誰が、(西門)邸に、戻るって言ったんだ?
 俺は、俺の所有のマンションに戻るんだよ‼
 だから、此れからの優紀の住まいは、俺のマンション…。
 優紀が、俺を看病する為…な。」


もう、優紀は、困惑して居たのだった。


否…。
困惑処では無かったのだった。


『YES or NO』の何方とも言わず…。
優紀は、其の返答を保留にするのだった。



だが…。
如何したら良いのか?
本当に、優紀は、迷い始めて居たのだ。


そんな優紀は、T3の女子会の時に、滋と桜子に相談するのだった。


先ずは、桜子が、そんな優紀の様子に気が付いたのだった。


「優紀さん…。
 顔色が優れない様ですね。
 何か、有ったんですか?」


なので、優紀は、話しし始めたのだった。


そんな優紀の話しを聞いた滋と桜子は、其の場で、笑い転げるのだった。


そして、漸く、桜子から口火を切ったのだった。


「マジですか?
 西門さんって、そんな感じの人でしたっけ?」


滋も、笑いが治まらない様子で、話しし始めたのだった。


「本当だよね。
 此れじゃあ、まるで、司じゃん‼」


そして、桜子が、また、口を開いたのだった。


「そうですよね。
 西門さんが、『道明寺さん化』されてますよね?
 其れに、優紀さんは、西門さんとお付き合いして居ないんですよね?
 優紀さんは、西門さんから、告白でもされたんですか?」


なので、優紀も、間髪入れずに、桜子からの問いに返答するのだった。


「いいえ。
 お付き合いもして居ないし…。
 告白もされて居ない。
 だから、“何で…?”って、気持ちの方が、強いのかも知れないです。
 という寄りも…。
 “今の此の状況は、如何いう意味…何だろう?”と、戸惑ってしまって居るんです。
 だから、“如何したら、良いのだろうか?”と、困惑して居ます。」


優紀からのそんな話しを聞いて、桜子は、ピンっと、来たのだった。


「そう言う事ですか?
 多分、西門さんは、焦って居るんでしょうね。
 優紀さんの気持ちを取り戻したくて…。
 其れに、優紀さんが、モテる事も知った今の西門さんにとって、焦っても仕方ないんじ
 ゃないでしょうか?」


なので、滋も、桜子の意見に、賛同する様に、言い始めるのだった。


「まあ、そう言う事だろうね。
 其れにしても…。
 ニッシーも、馬鹿だよね。
 今頃に成って、気が付く何て…。
 其れに、あれだけ、クールで、百戦錬磨で通って居たニッシーが、優紀一人者に出来な
 い何て…。
 哀れだね。」


そう言い乍らも、滋は、再び、笑い始めたのだった。



優紀は、思って居たのだった。


実は、此の日のつくしも、出産が近付いていると言う事も在り、司からのお許しが出なかったのだ。


だから、優紀には、思えたのだろう。


“つくしが、来て居なくて、良かった。
 つくしが、こんな話しを聞いたら…。
 「西門さんに、殴り込みだ‼」と、言い兼ねないもんね。
 出産前のつくしに、何か有ったら…。
 私が、道明寺さんから、恨まれる。
 本当に、良かった。”と…。


だが、其の後のT3の話しは、此の件で、話しは、尽きなかったのだ。




<此の二次小説『今更…<総優>  13.』は、切りが良い為に、短めに成っておりま
 す事をお詫び申し上げます。>

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