tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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今更…<総優>  41.




優紀の返事に寄り…。
其の後の道明寺総合病院の体制が変わるのだった。


其れまでの道明寺総合病院は、パートの看護師は、採用して居なかったのだ。


其れまでの道明寺総合病院の看護師は、結婚と成れば…。
退職する看護師が、殆どだったのだ。


もしくは、結婚しても、正規採用として、看護師を続けるか?
何方かだったのだ。


道明寺総合病院の待遇の良さは、病院関係者の間では有名な話しだったのだ。


しかも、道明寺総合病院の親会社は、言わずと知れた道明寺HDなのだ。


其れに、過去には、道明寺HDの後継者だった現在の司の父親で在る 道明寺HD 会長の保にしても…。
現在は、つくしという伴侶を得た訳では在るのだが…。
司も、道明寺HDの後継者として、其の当時には、存在したのだ。


例え、看護師の立場だとしても、目を掛けてもらえるチャンスだと、勝手に、認識している女性も居た事から…。
道明寺総合病院への看護師の就職試験の応募者は、毎年、多数、居たのだった。


そんな事から、看護師として、情熱を持って、取り組める人材を、道明寺総合病院として、募集する様に成ったのだ。


なので、其の分、道明寺総合病院としては、道明寺総合病院の看護師に対しする厳しさは存在して居たのだ。


そんな処から…。
優紀の事が切っ掛けで、看護師のパート採用も、行う事に成ったのだった。
勿論、元々、道明寺総合病院の看護師だった事が条件では在るのだが…。



という訳で、総二郎と優紀の結婚の話しは、加速するのだった。


所謂、総二郎と優紀は、『婚約者』と言う事に成ったのだ。


そして、西門流として、総二郎と優紀の婚約発表と成ったのだった。
先ずは、紙面にて、公表したのだった。


何故なら…。
優紀の気が変わっては、『元も子もない』と言う事が、総二郎だけじゃ無く…。
総二郎の両親で在る 家元と家元夫人の見解だったのだ。



なので、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人は、婚約発表する前に、優紀の両親に、挨拶を行ったのだ。


其れは、まだ、総二郎が、優紀の両親に挨拶して居ないと言う事を、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人が、知ったからだったのだ。


総二郎と優紀は、既に、同棲して居たのだ。
しかも、総二郎の強引なまでの要望に寄り…。


其れなのに…。
総二郎は、まだ、優紀の両親に挨拶して居なかったのだ。


慌てたのは、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人だったのだ。


優紀の両親に挨拶して居ない時点で、総二郎と優紀の婚約発表をする訳にはいかないのだ。


なので、慌てる様に、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人は、優紀の両親にアポを取り付け、松岡家に出向くのだった。


そして、両家の挨拶を行うのだった。



通常、お付き合いしている男性側が、女性側の実家に出向き、挨拶する事が、通例では在るのだが…。
其処は、『西門流』なのだ。


“其処は、一般家庭とは違う故の行動なのだろう。”と、認識する優紀の両親だったのだ。


だが、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人にとって、西門流に嫁ぐ優紀に配慮して居るからこそ…。
行えるのだった。


『西門流』に嫁ぐ重みは、家元夫人だから、分かる事なのだ。


優紀は、唯単に、総二郎…。
無いしは…。
西門家に嫁げば良いって訳にはいかないのだ。


『西門』という姓を名乗る重みは、家元夫人だからこそ、分かる事だったのだ。


なので、優紀の両親には、其の重みを伝えるつもりで居る家元夫人だったのだ。



優紀の両親に会った家元と家元夫人だったのだが…。
先ずは、家元が、優紀の両親に挨拶の言葉を述べたのだった。


「お初にお目に掛かります。
 西門流 家元の西門修一郎と申します。
 私共の愚息は、松岡家のお嬢さんで在ります 優紀さんと、お付き合いさせて頂いて折
 る様でございます。
 ご挨拶が、大変、遅く成ってしまい、申し訳ございません。
 私共の愚息が、未だ、ご挨拶をさせて頂いていないと聞き…。
 先ずは、私共 夫婦で、参らせて頂きました。
 愚息の強って(たって)の希望に寄り…。
 既に、私共の愚息と優紀さんは、同棲を開始して居る様でございます。
 ご報告が遅れて居る様でございます成らば…。
 お詫び申し上げます。」と…。


其処で、優紀の父親は、恐縮し乍らも、返答の言葉を述べるのだった。


「いいえ…。
 私共の娘の優紀は、何の取り得も無い娘でございます。
 名前にも有ります様に…。
 私共の娘の優紀には、『優』という字を付けました。
 『優』という字には、『優秀』という文字でも使用します通り、『優れる』という意味
 合いも御座いますが…。
 私共は、『優しい』という字に因んで、『優しい娘(こ)に育って欲しい』という意味
 を持って、『優紀』と、名付けました。
 私共の願い通りに、本当に、優紀は、優しい娘に育ってくれました。
 私共は、優紀が、看護師(助産師)の仕事を選んだ時も、“優紀らしい。”と、思って居
 ました。
 そんな娘が、果たして、西門流で、務まるのか?
 些か、不安で在ります。
 優紀が、高校生時代に、茶道にのめり込んで居た事は、存じております。
 ですが…。
 『のめり込む』事と…。
 『嫁ぐ』事では、意味が違って参ります。
 本当に、優紀で務まるのでしょうか?」と…。


だが、其処で、家元夫人は、優紀の両親に言って除けるのだった。


「本当に、優紀さんの心の優しさには、感服致します。
 お噂でも、ご存知かと思いますが…。
 私共の愚息は、世間では、『遊び人』と云われる程…。
 如何しようも無い息子で御座いました。
 ですが…。
 其れは、もう、過去の事で御座います。
 其れは、優紀さんに寄って、愚息の心が洗われたので御座います。
 今では、私共の愚息は、西門流の仕事に対しても、真面目に、真摯に、取り組んで御座
 います。
 此れも其れも…。
 優紀さんのお陰と、感謝致して折ります。
 今後、もし…。
 私共の愚息の前に、優紀さんが居なく成れば…。
 私共の愚息が、如何成るのか?
 目に見える程で御座います。
 ですが…。
 優紀さんのご両親にとって、ご心配はご最もで御座います。
 確かに、『西門流』に嫁ぐと言う事は、どの様な意味合いが在るのか?
 ご認識下さって居るからこそ、仰って下さるお言葉とご認識致して折ります。
 確かに、『西門流』に嫁ぐと言う事は、苦労も有ろうかと思います。
 ですが…。
 優紀さんに際しては、私共の夫婦も、“総二郎のお嫁さんに…。”と、望んでおります。
 ですので…。
 私(わたくし)は、全力で、優紀さんをサポートさせて頂きます。
 優紀さんのご両親に、お約束させて頂きます。
 ですので、如何か?
 優紀さんを、私共の愚息のお嫁さんに、貰い受けたいと思って居ります。」


優紀の両親は、思うのだった。


“優紀は、此れ程までに、西門家から、熱望されて居るのか?”と…。


なので、優紀の両親は、それぞれ、其れ以上の言葉が出て来なかったのだ。


否…。
“言葉が、何も出て来なかった。”と、言った方が、正解かも知れない状況だったのだ。


所謂、優紀の両親は、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人のオーラ―に、気持ちを持っていかれて居たのだった。


なので、優紀の両親は、こういうしか無かったのだった。


「優紀を、末永く、宜しくお願い致します。」と…。


なので、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人は、そんな優紀の両親の言葉に、大いに喜び、お礼の言葉を伝えるのだった。


「承知致しました。」と…。



そして、此処に、総二郎と優紀の婚約は成立したのだった。


なので、総二郎と優紀の婚約発表と成ったのだった。




<此の二次小説『今更…<総優>  41.』の文面の中では、優紀の名付けの由来を、
 記載しておりますが…。
 此方は、私共の見解に寄るモノです。
 神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、見解を述べさせて頂いております事を、お詫
 び申し上げます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手致しております事を、お詫び申し上げま
 す。>


<また、此の二次小説『今更…<総優>  41.』は、切りが良い為…。
 短めに成っております事をお詫び申し上げます。>

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