tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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其の後【司とつくしは兄妹?…<つかつく>】  7.



<此の二次小説『其の後【司とつくしは兄妹?…<つかつく>】  7.』は、一部の文面
 に、不快に感じられるやも知れない言葉が入っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【6.のエピローグ<桜子が、つくしの人間性に惚れた理由>】


桜子は、パーティー後…。
司とつくしの様子を観て居たのだった。


そして、つくしの方が、司に、惚れて居るのでは無く…。
司の方が、つくしに、ベタ惚れなのだと言う事を知ったのだった。


だからだったのだろう。
此の時点で、桜子は、つくしに、負けを認めざるを得なく成ったのだった。


そして、司とつくしの様子を見続けて来た桜子には、司が、何故、つくしなのか?
所謂、司は、つくし以外、『女(性)』を感じないのか?
何故、司にとって、つくしは、『唯一無二』なのか?
此の時の桜子には、理解出来たのだった。


其れは、つくしの人間性に有ると言う事を、桜子は、思い知らされたのだった。


だからだったのだろう。
桜子は、つくし対して、負けを認めざるを得なく成ったのだった。



そして、桜子は、次なる行動に移るのだった。
其れは、つくしに、近付く事だったのだ。


つくしに近付く事で、つくしと友人関係を築けるだけじゃ無く…。
桜子にとって、つくしに近付く事は、利点が有ったのだ。
其れは、F3とも、お近付きに成れるのだ。


所謂、此の時の桜子にとっては、良い事尽くめだった事は言うまでも無かったのだ。



勿論、つくしに、近付き過ぎる桜子の事を、司は、妨害し様と、躍起に成って居た事は、確かだったのだ。


だが、そんな事は、桜子も、承知して居るのだ。
何故なら…。
司が、つくしを独占し様として居たからだったのだ。


所謂、桜子は、そんな司にお構い無しに、つくしに、近付くのだった。



そんな風景が、顕著に現れた事が有ったのだ。


或る日の事だったのだ。
大学の講義終了後…。
つくしは、司を待たせて居る所まで行こうと、講義室を出た所だったのだ。


其処に、桜子が、つくしに、声を掛けたのだった。


「あの~。
 花沢つくしさんですよね?
 花沢物産の令嬢の…?」と…。


なので、つくしは、そんな風に、訊いて来た桜子の事を、不審に思い乍らも…。
桜子に、返答するのだった。


「ええ。
 そうですけど…?
 貴女は…?」と…。


其処に、司が、現れたのだ。
司は、つくしの傍に、女性が居る事を、不審がるのだった。


だからだったのだろう。
司も、桜子に、訊き始めるのだった。


「お前は、誰だ⁉」と…。


なので、桜子は、自身の事を、そんな風に不審がる司とつくしに、言って除けるのだった。


「私は、旧 華族 三条家の娘で、三条桜子と、申します。」と…。


其処で、司は、何かを思い出したかの様に、言って除けるのだった。


「三条家…?
 三条桜子…?
 あぁ~。
 思い出したわ。
 そう言えば…?
 うちの母親は、旧 華族出身だが…。
 母親の親族に、そう言う名前の女が居たかもなぁ~?」と…。


つくしも、司の母親で在る 道明寺楓が、旧 華族出身だと言う事は、NYに住んで居た頃に、聞かされて知って居たのだ。


桜子は、桜子で、司が、其の事を覚えてくれて居た事だけでも、其の時の桜子は、嬉しかったのだ。
司が、自身の名前を覚えてくれて居た事を…。


だが、桜子は、続けて話しして来た司の言葉に、気落ちするのだった。


「けど…よ。
 俺の印象では、相当…。
 不細工だったと思って居たけど…な。
 英徳(学園)の幼稚舎の頃にも、“名前負けしてる女が居る。”と、あの当時の総二郎とあ
 きらが笑い乍ら、言ってたから…な(笑)。」と…。


司は、大笑いし乍ら、桜子に、言って除けて居たのだった。


だが、桜子は、気落ちし乍らも、司に、言って除けるのだった。


「はい。
 其の相当、不細工だった三条桜子です。
 英徳(学園)の幼稚舎の頃の貴方様に、“好きだ。”と、告白した私に、貴方様は、仰った
 んです。
 “お前みたいな不細工な女は、嫌いだ。”と…。
 だから…。
 私は、ドイツに渡独して、綺麗に変身して、貴方様の前に居るのです。
 でも、貴方様が、求めて居らっしゃるのは、其方に居らっしゃる『花沢つくし』さんだ
 と、伺って…。
 私は、其方に居らっしゃる『花沢つくし』さんに、負けを認めましたの。
 だから…。
 私は、『花沢つくし』さんと、お友達に成りたいんですの。
 宜しかったかしら?」と…。


だが…。
此の時のつくしは、幼少期の頃の司だったとしても…。
そんな風に、他人(ひと)を傷付ける言葉を、平気で言って除けて居た司に、怒って居たのだった。


「司…。
 女性に対して…。
 そんな風に、傷付ける言葉を、言って居たの?
 信じられないわ。
 他人(ひと)を、傷付ければ…。
 今度は、自分自身に、跳ね返って来るわよ。
 今が、そうでしょ‼」と…。


だが…。
司にとっては、文字通り…。
子供の頃の失態なのだ。
今頃、言われても、司にとっては、困る話なのだ。


だが、つくしの方を観た司は、つくしの顔付きを観て、不安を覚えるのだった。


何故なら…。
つくしの顔付きは、呆れて居ると言った顔付きだったのだ。
所謂、つくしは、呆れた様な顔付きで、首を左右に振り乍ら…。
司に向かって、白い目で見るのだった。


なので、司は、慌てて、つくしに、言い訳の言葉を言って除けるのだった。


「つくし…。
 ちょっと、待て…。
 俺が、もし、そんな言葉を言って居たとしても…。
 其れは、俺が、英徳(学園)の幼稚舎に通って居た頃の話だ。
 たかが…。
 5~6歳の頃の事だろ。
 そんな頃の事を、俺は、覚えてねぇし…。
 言ったのか? or 言ってねぇのか?
 今の俺にも、覚えはねぇ。
 俺の母親が、旧 華族出身じゃ無ければ…。
 三条家の事も、知らなかった筈だ。
 と言う事は…。
 今更…だと、言う話だ。
 お前も、今頃に成って、話しを穿り(ほじくり)返してんじゃねぇよ。」と、此の時の司は、桜子を、睨み付け乍ら、言って除けて居たのだった。



なので、此の時の桜子は、司の本心の声を聞いた様な気がしたのだった。
此の時の桜子は、思うのだった。


“道明寺さんは、『花沢つくし』さんから、嫌われる事が、怖いんでしょうね。
 此の道明寺さんの私への睨み方は、私を、恨んで居るんでしょうね。”と…。


だが、此の時の桜子は、つくしの事を、更に、惚れるのだった。


何故なら…。
其れが、例え、過去の事で在ったとしても…。
また、自分自身の事じゃ無いにしても…。
悪い事は、悪いと言えるつくしに、桜子の中では、尊敬の念が、生まれて居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、思うのだった。


“やっぱり…。
 私は、『花沢つくし』さんと、お友達に成りたいわ。”と…。


なので、桜子は、動揺して居るで在ろう司の事は、放って置いて…。
桜子は、つくしに、再度、訊き出すのだった。


「私は、如何しても、『花沢つくし』さんと、お友達に成りたいんですの。
 宜しかったかしら?」と…。


なので、つくしは、了承の意を、桜子に、伝えるのだった。


其れは、何故なら…。
司が、桜子に、傷付ける様な言葉を言って居たのだとすれば…。
つくしは、“司の婚約者として、申し訳無い。”と、思えたからだったのだ。
なので、つくしは、桜子に、了承した様なモノだったのだ。


「ええ。
 分かりました。」と…。


だが、つくしのそんな返答の言葉に、気を良くした桜子は、更に、つくしに、訊き始めるのだった。


「私は、『花沢つくし』さん寄り、1歳年下…何です。
 だから…。
 『先輩』と、お呼びしても…。
 宜しかったかしら?」と…。


だが、つくしは、桜子のそんな言葉に、驚愕するのだった。


何故なら…。
桜子は、自身よりも、1歳年下だと言う事が分かったからだったのだ。


其処で、つくしは、驚愕顔を顔に張り付かせ乍らも、言葉を発する事が出来ず…。
首だけ、上下に、振るのだった。


なので、桜子は、つくしから了承されたモノと、解釈した事から…。
其の後の桜子は、纏わり付く様に、つくしの傍から離れず…。
どんなに、司から、妨害を受け様とも…。
つくしの傍を離れなかったのだ。


そして、其の後の桜子は、必然的に、F3共、知り合いに成るのだった。

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