tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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其の後【司とつくしは兄妹?…<つかつく>】  10.



<此の二次小説『其の後【司とつくしは兄妹?…<つかつく>】  10.』は、一部の文面
 の中で、不快に思われるやも知れない表現が入って居ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



桜子は、つくしの思惑通り…。
道明寺家のPJにて、日本に帰国する事に成ったのだった。


“だから…。”と、言うべきなのだろうか?
司の機嫌の悪さは、MAXに成って居た程だったのだ。


なので、つくしは、司の機嫌を取る為に…。
日本に帰国する日まで、毎夜…。
つくし自身の身(体)を、司に、捧げなくてはいけない状況だったのだ。
勿論、其れは、日本に帰国予定の前日まで続いたのだった。


なので、道明寺家のPJに、例え、桜子が、搭乗し様共…。
司は、桜子への機嫌の悪さを、顔に出す事は無かったのだった。


但し…。
つくしの席は、司自身、司の隣以外、座らせる事は無かったのだった。


唯、つくしは、桜子と喋りたい時だけ…。
テーブル席に、移動して居たのだった。
其の時の司は、不貞腐れて居たのだが…。


そんな司の様子を観て居た桜子は、思うのだった。


“此れが、あの世間で噂のクールで、格好良い道明寺さん…⁉
 世間の噂とは、全然、違って…。
 まるで、子供じゃない?
 先輩は、こんな我が儘な道明寺さんに、良く、付き合って居らっしゃるわ。
 先輩には、奉仕心が有るから、道明寺さんのお傍に、居らっしゃるんだわ。
 こんな道明寺さんに、付き合えるのは、先輩しか居らっしゃらないわね。”と…。


此の時の桜子は、或る意味…。
そんなつくしを、尊敬の眼差しで、観て居たのだった。



そして、日本に帰国して帰って来た司とつくしと桜子…。
空港に到着して、空港を出た時には、道明寺家から、一台の司の愛車 と 一台のリムジンが止まって居る事に、つくしと桜子は、気が付いたのだ。


なので、司と並んで歩いて居たつくしは、司に訊き始めるのだった。


「如何して…?
 二台も、停まってるの⁉」と…。


なので、司は、歩き乍ら、つくしの肩を引き寄せて、言って除けるのだった。


「一台は、俺の愛車…。
 もう、一台は、三条を、三条邸に、送り届ける為のリムジン…。
 俺は、つくしと、二人っきりに成りたかったから…な。
 二台…、用意させた。
 俺の運転する姿…。
 つくしは、見てみてぇだろ?」と…。


つくしは、思うのだった。


“確かに、司の運転する姿は、格好良いとは思うけど…。
 露骨過ぎるでしょ?”と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、司に言って除けるのだった。


「桜子も、一緒に、乗せて上げれば、良いのに…。」と…。


だが、此の時の司は、そう言って来たつくしに対して、睨み付ける様な目付きで、つくしを観て居たのだった。



実は、司とつくしの後ろから、就いて来る様に歩いて居た桜子にも、司とつくしの会話は、聞こえて来たのだった。


だからだったのかも知れない。
桜子は、心の中で思うのだった。


“此れ以上…。
 道明寺さんが、不貞腐れれば…。
 私にも、火の粉が飛んで来ないとも限らないんだから…。
 先輩は、道明寺さんからの想いを、素直に、受け取れば良いのに…。”と…。


だからだったのだろう。
桜子は、司とつくしの背後から、司に、お礼の言葉を伝えるのだった。


「道明寺さん…。
 お気遣い下さり、有難う御座います。
 遠慮無く…。
 乗せてもらいます。」と…。


だからだったのだろう。
司は、前を向いたまま…。
桜子に、たった一言だけ、返答するのだった。


「ああ。」と…。


なので、つくしは、もう、此れ以上…。
司には、何も、言えなく成ったのだった。



そして、司とつくしは、司の愛車に乗り込もうとして居たのだが…。
つくしが、思い出したかの様に…。
リムジンに、乗り込もうとして居た桜子を引き留めて、話しし始めるのだった。


「桜子…?
 ちょっと、待って…。
 明日…何だけど?
 空いてる?」と…。


なので、桜子は、驚愕し乍らも、返答するのだった。


「はい。
 空いて居ます。
 でも、何か、有るんですか?」と…。


なので、つくしも、桜子に、話しし始めるのだった。


「実は…ね。
 12月28日は、私のお誕生日なの。
 で…ね。
 お兄様から、連絡が有って…。
 私のBirthday Partyを開いてくれるらしいの。
 だから…ね。
 明日…。
 花沢邸に来てくれる?
 家族に、桜子を、紹介したいし…。」と…。


だからだったのだろう。
桜子は、満面の笑みで、つくしに伝えるのだった。


「えっ??
 私が、お邪魔しても良いんですか?」と…。


だからだったのだろう。
つくしも、満面の笑みで、桜子に、返答するのだった。


「勿論…よ。
 桜子…。
 楽しみにしてるわね。」と…。


なので、桜子は、断る事無く…。
つくしからの厚意を受け取るのだった。


「はい。
 私も、楽しみにして居ます。」と…。


なので、桜子は、リムジンに乗車した時に、運転手に、お願いするのだった。


「申し訳ないのですが…。
 お買い物したいので…。
 ショップに、寄ってもらっても良いですか?」と…。


なので、運転手が、桜子の要望を、断る訳も無く…。
桜子からの要望通り、ショップに寄るのだった。


そして、桜子は、つくしへのBirthday presentを、買う事が出来たのだった。



そして、翌日のつくしのお誕生日で在る 12月28日に、桜子は、花沢邸に向かうのだった。


そして、其の花沢邸には、桜子が会いたくて堪らなかったF3が、勢揃いして居たのだった。


なので、桜子は、つくしから、F3を紹介される事を、今か今かと、待って居たのだった。


そして、つくしは、桜子の思惑通り、桜子の腕を掴んで、F3の前に連れて行くのだった。
其処で、つくしは、F3に、桜子を紹介するのだった。


「此方は、NYで知り合った三条桜子さん…。
 桜子は、旧 華族 三条家のお嬢様なの。
 今迄、ドイツに留学して居た為に、ドイツに、渡独して居たらしくて…。
 日本には、帰国せず…。
 其のまま、今度は、NYを留学先にしたんですって…。
 なので、まだ、一回も、日本に帰国して居なかったという訳で…。
 桜子は、司と私と一緒に、日本に、帰国して帰って来たの。
 なので…。
 此れからは、桜子の事も、宜しくね。」と…。


だが…。
つくしの兄で在る 類は、そんなつくしを睨み付けて居たのだった。


そして、類には、何と無くだったのだが…。
桜子の行動に関して、全ての事を、推測するのだった。


“NYに渡米したのは…。
 つくしに会う為…?
 其れとも、別に、何か、目的が有ったのだろうか⁉
 もしかして…。
 其の目的は、俺等 F3かも…ね。”と…。


本来の桜子の目的は、そうでは無かったのだが…。
結局、少なからずも…。
類が、推測する通りに成った事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の類は、桜子とは、挨拶を交わさなかったのだ。


なので、此の時のつくしは、そんな兄で在る 類の事を、不思議そうに、観て居たのだった。

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