tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  10.



【プロローグ  ② <1.のエピローグ(つくしの其の後…。)>】


つくしが、あのホームランボールを、司に投げた後…。
つくしは、大股で、道明寺邸を後にして居たのだ。



実は、此の時のつくしが拾い上げて居た司とつくしの思い出の品々は、ホームランボールだけだったのだ。


所謂、此の時点のつくしは、本当に、司とつくしの思い出の品々を、つくしの手で拾って、自宅に持ち帰り、つくし自ら、処分するつもりで居たのだった。


だが、腸が煮え返って居た此の(道明寺邸に居た)時のつくしは、唯、司への八つ当たりの思いが勝り、あのホームランボールを、司目掛けて、投げて居たのだった。


其の結果…。
逃げる様に、其の場(道明寺邸)を後にして居たつくしだったので…。
其れ以外の司とつくしの思い出の品々を拾い忘れた状況だったのだ。


所謂、道明寺邸を出た時のつくしは、其の事に、気が付かないまま…。
自宅で在る アパートに向かって、足を進めて居たのだった。


だからだったのかも知れない。
此の(自宅で在る アパートに向かって、足を進めて居た)時のつくしは、既に、司とつくしの思い出の品々の事等…。
すっかり、頭には、無かったのだった。



其の時だったのだ。
つくしの自宅で在る アパートの目の前に、一台のリムジンが、停車して居たのだった。


其の(つくしの自宅で在る アパートの目の前に停車して居る)リムジンは、つくしからすれば…。
F4&滋の中の誰かが、道明寺邸での出来事を、自身に文句を言う為に、つくしを迎えに来たからこそ…。
“此処(つくしの自宅で在る アパートの目の前)に、停車して居るのだろう。”と、勘違いを起こす程…。
つくしが、今迄、見て来たリムジンと、同じだったのだ。



だが、其のリムジンから出て来たのは…。
つくしには、誰なのか?
全く、見覚えの無い紳士だったのだ。


そして、つくしは、其の紳士から、声を掛けられたのだった。


「つくしお嬢様…。
 どうぞ…。
 此方に、ご乗車下さいませ。」と…。


つくしは、大きい目を、更に、大きく見開き、訊き始めるのだった。


「あの~。
 私は、お嬢様でも、何でも、無いです。」と…。


だが、此の紳士は、自身の掌を、つくしに見せ乍ら、唯、つくしを誘導するのだった。


「さぁ~、つくしお嬢様…。
 ご乗車下さいませ。」と…。


なので、つくしは、渋々、其のリムジンに、乗車するのだった。



其のリムジンに乗車したつくしは、また、大きな目を、更に、大きく見開き、驚愕するのだった。


何故なら…。
其処には、先に、乗車して居たで在ろう つくしのパパとママ…。
そして、進までもが、既に、乗車して居たのだった。


所謂、家族4人の全てが、此のリムジンに、乗車した事に成るのだった。


そして、其の後直ぐ…。
此のリムジンは、つくしを誘導した紳士の掛け声の後に、発車したのだった。


「其れでは、只今から、発車します。」と…。



だからだったのだろう。
つくしは、つくしのパパとママに、訊き始めるのだった。


「パパ…。
 ママ…。
 此れは、如何言う事…。
 一体、何が有ったの?
 此のまま、何処に行くの?」と…。


取り敢えず…。
此の時のつくしは、つくしのパパとママに、今、訊きたい事を矢継ぎ早に、訊き始めるのだった。


其処で、つくしパパが、話しし始めるのだった。


「つくし…。
 驚いただろ?
 ごめんな。」と…。


そして、つくしは、そう言って来たつくしパパの苦しそうな顔の表情を観た時に、其れ以上は、何も、言い出せなかったのだ。


そして、つくしは、俯き始めたのだった。



其処で、つくしを、リムジンに誘導した紳士に寄って…。
此の状況説明が、話されて居たのだった。


此の現実を知った時のつくしと進姉弟は、急過ぎて、言葉も出なかったのだ。


否…。
此の現実を知った時のつくしと進姉弟は、唯、自身達の父親で在る 牧野晴夫の方を向いて、同じ様な顔付きで、驚愕して居たのだった。


余りの事に、言葉が出て来ないつくしと進姉弟だったのだ。


自身の子供達で在る そんなつくしと進姉弟の様子を観て居たつくしと進姉弟の父親で在る 牧野晴夫は、思うのだった。


“其れは、当然の驚きだろうね。
 申し訳無い。
 つくし…。
 進…。”と…。


だが…。
此の時のつくしと進姉弟の母親で在る 牧野千恵子は、思って居たのだった。


“やっと、此の日が来たのかも知れないわね。
 今迄、つくしと進には、苦労させた分…。
 此れからは、楽しんでもらわなきゃ…。
 其れに、つくしには、何時も、我慢させて来たから…。
 此れからのつくしの人生は、つくしの思い通りに生きて行って欲しい。
 勿論、其の事が、許されるのなら…。”と…。



そして、牧野家の面々を乗せたリムジンは、或る場所に、到着したのだった。
そして、此の時のつくしと進姉弟は、もう、何も言えない状況と成って居たのだった。



だが、此の時のつくしは、ポツリと、一言だけ、発して居たのだった。


「ママが、英徳(学園)に拘った意味が、今、漸く、私には、理解出来たよ。
 ママの意地だったんだね。
 こう成るべくして…。
 こう成った。
 もう、何も、言えない。」と…。


そんなつくしの呟きに、進も、納得するのだった。


“そう言う事か…。
 姉ちゃんが、英徳学園に、入学せざるを得なかったのは…。”と…。



そして、此の後の牧野家の面々は、つくしを、リムジンに誘導した紳士に寄って…。
リビングルームに、誘導されるのだった。


そして、ソファに、座って居た牧野家の面々の目の前には、老父と老婆が現れたのだった。


そして、其の後を追う様に…。
夫婦らしき二人の中年の男性と女性が、牧野家の面々が通されて居たリビングルームに、入って来たのだった。


そして、此の時のつくしと進姉弟には、其の老父と老婆…。
そして、夫婦らしき二人の中年の男性と女性が、誰で在るのかを、理解したのだった。


何故なら…。
つくしと進姉弟の横の方から、声が聞こえて来たからだったのだ。


「兄さん…。
 ごめん。
 今迄、勝手して…。」と…。



<此の二次小説『I’m crazy about you. ~お前に夢中~  10.』は、【プロローグ】の
 為…。
 短めに成っております事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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