tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  15.



晴夫家族が、桃乃園家に残る事と成り、晴夫の父親で在る 桃乃園総帥から、今後の件について、話しが為されたのだった。


「晴夫家族が、全員、此処(桃乃園邸)に残るので在れば…。
 今後の件について、申し伝えて置く。」


晴夫の父親で在る 桃乃園総帥から、そう申し伝えられた晴夫家族の面々は、固唾を呑んで、桃乃園総帥からの話しを、聞いて居たのだった。


「晴夫は、明日から、私に就いて、桃乃園学園の業務に当たりなさい。
 無論、晴夫だけでは心配だ。
 故に、千恵子さんも、晴夫と一緒に、業務を遂行しなさい。
 儂は、桃乃園学園の理事長職だけでは無く…。
 桃乃園HDの会長職も兼務して居る(おる)。
 故に、○○(晴夫家族を、桃乃園邸に誘導して来た桃乃園家の執事)を、晴夫に就かせる。
 晴夫は、しっかり、勉強する様に…。」と…。


そう言い聞かされた晴夫と千恵子は、晴夫の父親で在る 桃乃園総帥に、返答するのだった。


「「承知致しました。」」と…。


そして、晴夫の父親で在る 桃乃園総帥は、自身の孫で在る つくしと進姉弟の方を向いて、話しし始めるのだった。


先ずは、進に、言って聞かせる様に、話しし始めるのだった。


「進は、まだ、此れから、高等部に通う。
 先ずは、高等部に通って居る間、学業と英才教育に力を注ぎなさい。
 其の後…。
 高等部を卒業すれば…。
 (晴夫の兄で在る)和夫に就いて、(大学の)学業とビジネスの修行に、尽力しなさ
 い。」と…。


なので、進は、自身の祖父で在る 桃乃園総帥に、返答するのだった。


「分かりました。」と…。


そして、最後に、つくしに、話しし始めるのだった。


「そして、つくし…。
 つくしも、また、進と同じ様に…。
 高等部に通って居る間は、学業と英才教育に力を注ぎなさい。
 其の後…。
 高等部を卒業すれば…。
 儂に就いて、(大学の)学業とビジネスの修行に、尽力しなさい。
 特に、つくしは、英徳(学園)の一般入試で、トップ合格する程…。
 優秀の様じゃな。
 儂に就いて、しっかり、自身を磨きなさい。」と…。


なので、つくしも、また、自身の祖父で在る 桃乃園総帥に、返答するのだった。


「承知しました。
 宜しくお願い致します。」と…。


そして、桃乃園総帥は、自身の息子で在る 和夫と晴夫のそれぞれに、話しし始めるのだった。


「和夫…。
 儂は、お前に、良かれと思い、全ての事を遂行して来た。
 だが、儂が、今迄、お前にして来た事は、お前にとっては、迷惑極まりない事案だった様
 だな。
 お前は、頭が良い。
 故に、お利口に、コトを遂行して行ける人間だと思っていた。
 で、有る成らば…。
 此れからの桃乃園は、お前に任せ様…。
 勿論、儂は、今でも、会長職を辞するつもりは、毛頭ない。
 なので、何か有れば、何時でも、言って来なさい。」と…。


なので、和夫は、自身の父親で在る 桃乃園総帥に、返答するのだった。


「有難う御座います。
 進の事も、私に、お任せ下さい。」と…。


なので、桃乃園総帥は、自身の息子で在る 和夫に、頷いたのだった。
そして、和夫も、また、進の方を向いて、頷いたのだった。


なので、進は、自身の伯父で在る 和夫に、伝えるのだった。


「伯父さん…。
 宜しくお願い致します。」と…。



そして、桃乃園総帥は、和夫の妻の方を向いて、謝りを入れるのだった。


「〇△(和夫の妻)さん…。
 色々、済まなかったね。
 儂は、間違った方向に、尽力してしまった様だ。
 儂は、和夫に対して…。
 また、今後の桃乃園財閥にとって、良かれと思い、行った(おこなった)迄の事…。
 まさか…。
 其の行動が、和夫や〇△(和夫の妻)さんを、苦しめる結果に成ろうとは思いもし無かっ
 た。
 許してくれるかな?」と…。


だからだったのだろう。
和夫の妻は、涙を流し始めたのだった。


「いいえ。
 お気遣い下さり、有難う御座います。」と…。


実は、今では、和夫は、妻に寄り添う事が出来る様に成って居た。


だからだったのだろう。
和夫は、妻が流して居る涙を拭って遣って居たのだ。


つくしは、自身の伯父で在る 和夫からの話しを聞いて居て、“伯父(和夫)様と伯母様は、今でも、幸せでは無いのだろうか?”と、心配して居たのだ。


だが、そんな伯父(和夫)と伯母の二人の様子を観て居て、ホッとして居たのだった。


“伯父様と伯母様が、幸せそうで良かった。”と…。



そして、桃乃園総帥は、自身の息子で在る 晴夫の方を向いて、話しし始めるのだった。


「晴夫…。
 儂は、今迄、お前が勝手して来た事を、今でも許すつもりは、毛頭無かった。」と…。


其処で、晴夫は、自身の父親で在る 桃乃園総帥に、返答するのだった。


「はい。
 承知して居りました。」と…。


そして、桃乃園総帥は、確信に触れる様な話しを、話しし始めるのだった。


「だが…な。
 儂は、母さんに言われたんだよ。
 “私(わたくし)の目の黒い内に、孫達に、会わせて下さい。”と…な。
 だからこそ…。
 お前達家族を呼び寄せる事にした。
 礼は、母さんに言いなさい。
 母さんは、今迄、お前達家族の事を、ずーっと、気に掛けて居た様だ。」と…。


其処で、晴夫と千恵子は、晴夫の母親の方を向いて、お礼の言葉を伝えるのだった。


「「母さん(お義母様)…。
  今迄、有難う御座いました。
  此れからも、宜しくお願い致します。」」と…。


だからだったのだろう。
晴夫の母親の目には、一杯の涙を溜め、涙を流し乍らも、晴夫の母親は、晴夫と千恵子に、頷いて居たのだった。



其の後…。
桃乃園総帥は、晴夫家族に、伝えるのだった。


「お前等の部屋じゃがな。
 晴夫と千恵子さんの部屋は、晴夫が使って居た部屋を、リフォームして有る。
 其処を、使いなさい。
 で、つくしと進の部屋は、晴夫達 夫婦と同じ棟に、部屋を用意した。
 其処を使いなさい。
 案内させる。
 そして、其の同じ棟に、晴夫達家族の為のソファスペース(フリールーム)を設けて有
 る。
 お前等家族は、家族仲が言い様じゃからなの。
 其処を、家族の憩いの場として、使用しなさい。」と…。


だからだったのだろう。
晴夫達家族は、一斉、桃乃園総帥に、お礼の言葉を伝えるのだった。


「「「「父さん(お義父様・お祖父様・祖父さん)…。
    有難う御座います。」」」」と…。


そして、一同は、リビングルームを後にしたのだった。



そして、晴夫達家族は、執事の案内の下…。
自身達の部屋に、向かうのだった。


それぞれ、其の部屋を気に入り…。
喜ぶのだった。


そして、誰かが申し合わせた訳では無いのに…。
晴夫達家族は、自然と、ソファスペース(フリールーム)に、集まるのだった。


其処で、つくしは、自身の両親で在る 晴夫と千恵子について、訊いて視たいと、思っていた事を訊こうとするのだった。


「パパ…。
 ママ…。
 伯父様と執事さんが仰って居た事は、本当の事なの?」と…。


だからだったのだろう。
其処で、千恵子が、そう訊いて来たつくしに、返答するのだった。


「ええ。
 全て、本当の事よ。」と…。


なので、つくしは、其れ以上に、突っ込んだ話を訊く事にしたのだった。


「でも、パパとママは、別々の大学の出身だったわよね?
 パパとママは、如何遣って、知り合ったの?」と…。


なので、また、千恵子が、晴夫と千恵子の代表かの様に、話しし始めるのだった。


「実は…ね。
 パパは、桃乃園大学の出身で…。
 私は、普通の私立大学の出身なの。
 だけど…。
 大学には、サークル活動というモノが有って…ね。
 大学間で、同じサークル同士、交流して居たのよ。
 其の活動を通して、パパとママは、知り合ったの。
 パパとママは、二人共、大学3年の時から知り合いで、お付き合いが始まったの。」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、漸く、合点がいった様な気がして居たのだった。


“成程…。”と…。



そして、其の後も、つくしの怒涛の質問は、止む事無く…。
飛び続けるのだった。

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