tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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其の後【司とつくしは兄妹?…<つかつく>】  30.



其の後の司とつくしは…。


最終的に、日本時間の1月3日の朝には、司の母親で在る 楓が、司とつくしより、先に、NYに戻ると言う事で…。
1月2日は、つくしも、司と共に、道明寺邸で、過ごす事に成ったのだった。


勿論、つくしは、今回の司とつくしとの帰国の中で、タマと一緒に過ごせるのは、此の日が最終日と成るのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしは、タマの傍を離れ様とし無かったのだ。


何故なら…。
司の母親で在る 楓とは、NYに戻っても、会おうと思えば、幾らでも、会えるのだ。
同じ、NYの道明寺邸で、過ごして居るのだから…。


なので、つくしは、名残惜しそうに…。
自身の育ての親と云っても、過言じゃ無いタマとの時間を、楽しむつくしだったのだ。



そして、1月3日は、今回の日本帰国の最後日と言う事も有り…。
つくしは、自身の実家で在る 花沢邸で、自身の両親で在る 花沢孝と花沢かすみ…。 
そして、自身の兄で在る 類と過ごす事にして居たのだった。


勿論、此の日の司も、つくしと一緒に、花沢邸に来た事は言うまでも無かったのだが…。


そして、司とつくしは、日本時間の1月4日には、日本を飛び立ったのだった。
そして、NYに戻って来た司とつくしは、NYでの何時もの生活に、戻って居たのだった。



そんな頃の事だったのだ。
偶然、静が、NYに、出張の為に、渡米して来たのだった。


其処で、偶然にも、司とつくしは、静と、久し振りに、逢ったのだった。
先ずは、静が、司とつくしに、声を掛けたのだった。


「司…。
 司…じゃ無い?
 久し振り…ね。」と…。


だからだったのだろう。
司も、そんな静に、返答するのだった。


「静…か?」と…。


なので、司からのそんな言葉を、司の隣で、聞いて居たつくしも、静の方に、振り向くのだった。


其処で、つくしの顔を観た静は、つくしに、言って除けるのだった。


「あっ??
 貴女は、英徳(学園)で、類と一緒に居た娘(こ)よね?」と…。


なので、つくしは、司の顔を、チラッと、観乍らも、静からの質問に、返答するのだった。


「はい。
 そうです。
 花沢類は、私の兄…何です。」と…。


其のつくしからの返答の言葉に、驚愕する静だった事は言うまでも無かったのだ。


其処で、場所を移して、NYメープルのカフェの個室に入った司とつくしと静は、更に、話しするのだった。



なので、静は、再度、つくしに、訊くのだった。
勿論、驚愕で、静の其の声は、裏返って居たのだが…。


「へっ??
 でも…。
 あの時…。
 貴女のお名前は、『道明寺つくし』と、言わなかった?」と…。



だからだったのだろう。
司は、笑い乍ら、静に、言って除けるのだった。


「そうか?
 静は、其の後…。
 フランスに留学したから、まだ、つくしの本当の実家が、何処なのか?
 知らねぇって、訳か?」と…。 



だからだったのかも知れない。
此の時の静の頭の中では、パニック状態に成って居たのだ。


なので、取り敢えず…。
静は、司とつくしに、訊き始めるのだった。


「“つくしちゃんの本当の実家…。”って、如何言う意味…?」と…。


という訳で、此の時の静は、司とつくしから、全ての話しを聞くのだった。



だからだったのかも知れない。
静は、類とつくしの事を、誤解して居た事に、気が付いたのだった。


なので、静は、恥ずかしい気持ちに成り乍らも、つくしに、言って除けるのだった。


「そうなのね。
 類とつくしちゃんは、兄妹だったんだね。
 私は、てっきり、類とつくしちゃんは、お付き合いして居るものだと、思ってしまって居
 たわ。
 そう言う事だったのね。」と…。


其処で、司は、静に、“有り得ねぇ‼”と、云う思いのまま…。
言って除けるのだった。


「あのなぁ~。
 兄妹で、付き合うって…。
 気持ち悪ぃだろ?
 類とつくしは、兄妹だ‼
 同じ父親から産まれて来た兄妹だ‼
 静…。
 覚えとけよ‼」と…。



なので、静は、思って居たのだった。


“其処まで、司も、強調し無くても良いと思うんだけど…。
 そう言えば…。
 司は、そう言う処が、昔から、有った様な気がするわ。”と…。


だからだったのかも知れない。
静は、そんな司を納得するかの様に、返答するのだった。


「ハイハイ。
 分かりました。」と…。



だが…。
此の時のつくしは、違って居たのだった。
つくしは、自身の兄で在る 類の事を、心配して居たのだ。



なので、実は、1月3日の帰国前日に、花沢邸で過ごして居た時に…。
つくしは、類に、訊いて居たのだった。


【「お兄様…。
  あれから、静さんと、連絡が取れて居るの?」と…。


 だからだったのだろう。
 類は、つくしに、正直に、話しし始めるのだった。


 「否…。
  取れてないよ。
  でも、如何して…?」と…。


 なので、つくしは、そんな風に、訊いて来た自身の兄で在る 類に、返答するだった。


 「う~ん。
  此の前の新春パーティーの時に…ね。
  滋さんが、色々、訊いて来た時に、私…。
  言っちゃったじゃ無い?
  静さんの事…。
  で、あれから、気に成って居たの。
  で、思ったの。
  “静さんは、今頃、如何してるのかな?”と…。
  で、もう一つ、気に成ったのが…。
  TELでも良いから…。
  “お兄様は、静さんと、ちゃんと、話せてるのかな?”と…。
  だから…。
  気に成ったから、お兄様に、訊いて視た。」と…。】



なので、此の時のつくしは、そんな静に、詫びを伝え乍らも…。
お願いするのだった。


「静さん…。
 誤解させて、すみませんでした。
 でも、お兄様は、今でも、きっと、寂しがって居ると思うんです。
 静さんとは、中々、連絡が付かない様な事を、話しして居たので…。
 もし良かったら…。
 静さんの方から、お兄様に、連絡を入れてもらえませんか?
 宜しくお願い致します。」と…。


此の時のつくしは、静に頭を下げて、お願いして居たのだった。



だからだったのかも知れない。
静は、そんな風に言って来たつくしに、驚愕するのだった。


「えっ??」と、いう返答の言葉と共に…。


だからだったのだろう。
つくしは、更に、続け様に、そんな静に言って除けるのだった。


「で、更に、お願い何ですが…。
 お兄様を、フランスに、呼び寄せて下さいませんか?」と…。


だからだったのだろう。
静は、此れ以上に無い程の驚愕顔を、顔に張り付かせて居たのだった。


「はぁ~??」と、いう返答の言葉と共に…。


なので、つくしは、更に、静に、話しし始めるのだった。


「今のお兄様は、きっと、自分自身から、フランスに、留学するとは言わないと思うんで
 す。
 勿論、『花沢』の拠点は、日本とEU圏です。
 ですから…。
 何れ、お兄様は、フランスに渡仏する事に成ると思うんです。
 でも、今のお兄様は、きっと、自分自身から、決心が付かないと思うんです。
 なので、静さんから、打診して貰えると、きっと、お兄様は、嬉しいと思うんです。」と…。


だからだったのかも知れない。
静は、そんな風に、神妙に言って来るつくしに、負けて、約束するのだった。


「ええ。
 類には、話しして視るわね。」と…。



だが、此の事が切っ掛けで…。
兄妹仲がとても良い筈の類とつくし兄妹は、初めてと言って良い程の兄妹喧嘩が、勃発するのだった。

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