tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  27.



【25.のエピローグ<桃乃園総帥と司>】


司は、西田に頼んで、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥にアポを取らせて居たのだった。


だが、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥からは、一向に、良い返事が貰えなかったのだ。


所謂、司は、自身のアポを、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、断り続けられて居たのだった。


だからこそ…。
司は、途方に暮れて居たのだった。


だが、司自身、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、幾ら、断り続けられ様とも、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から逃げる訳には、いかなかったのだ。


もし、司が、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から逃げれば…。
司の負けが決定するのだ。
其れは、結果的に言えば、司とつくしの将来は、無いも当然なのだ。


だからだったのだろう。
司は、次なる作戦を考え始めるのだった。
司自身が、今直ぐにでも、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に認められる為にも…。



実は、或る企業のパーティーに、桃乃園総帥が、出席するという情報が、西田の下に、入って来たのだ。


其の情報が、本当なのか如何かは、蓋を開けて視なければ、分からない。
だが、出席しても損は無い。


其処で、西田は、司に、此の情報を、伝える事にしたのだった。


「支社長…。
 此方の企業から、パーティーの招待状が、送付されて参りました。
 如何致しましょうか?」と…。


だが、此の企業は、先日、此の企業の社長との会食の際に、しつこく、自身の娘を、司に売り込んで来た企業なのだ。
なので、司からの返答の言葉は、一つだったのだ。


「西田…。
 此の企業の招待状を、俺の前に差し出したと言う事は…。
 俺が、如何言う返事をして来るのか?
 分かってて、俺に言ってるのか?
 其れとも…。
 俺が、如何言う返事をして来るのか?
 西田は、俺を、試して居るのか?
 何方だ?」と…。


だからだったのだろう。
西田は、司に、即答するのだった。


「前者で御座います。」と…。


だからだったのだろう。
司は、西田に、呆れる様に、返答するのだった。


「西田…。
 分かって居るのなら…。
 如何して、俺に訊いて来る。
 俺は、頼まれても…。
 此の企業のパーティーには、出席する気はねぇ。
 彼方(あちら)さんが、ルール違反したんだろ?
 其れなら…。
 如何して、此方から、頭を下げる様に、出席する必要性が有るんだ?
 なぁ~、西田…。
 言って視ろ?」と…。


なので、西田は、自身の下に入って来た情報の件を、司に、話しし始めるのだった。


「はい。
 支社長…。
 申し上げます。
 其れは…。
 此の企業のパーティーに、桃乃園総帥が、ご出席為さるかも知れないという情報が入って
 来たからで御座います。
 勿論、蓋を掛けて視なければ…。
 まだ、何とも言えない情報やも知れません。
 ですが…。
 支社長が、ご出席為されても、損は無いかと思われます。
 ですが…。
 頼まれても、ご出席為さらないと言う事ですので…。
 お断りのご連絡をさせて頂きます。」と…。


其の西田からの返答に、驚愕したのは、他でも無い。
司自身だったのだ。


だからこそ…。
司は、慌てるかの様に、西田に、了承の意を告げるのだった。


「西田…。
 そう言う事は、早く、言え‼
 俺は、出席する。
 しかし、此の企業の社長とは、ぜってぇ、話しは、しねぇ。
 其れでも良いのなら…。
 俺は、出席する。」と…。


だからだったのだろう。
西田には、分かり切って居る司からの返答の言葉だったので、司に、付け加えるかの様に…話しし始めるのだった。


「はい。
 承知致して折ります。
 実は、桃乃園総帥は、つくし様のお相手の方をお探しに成ってお出でだと、お伺い致しま
 した。
 ですので…。
 司様も、其のおつもりで、ご出席為さいませ。」と…。
「………」


そんな西田からの返答の言葉に、更に、驚愕したのは、他でも無い。
司自身だったのだ。


“『開いた口が塞がらない』とは、此の事か?”と、西田が、関心する程…。
此の時の司は、言葉を口にする事は出来なかったのだ。
其れ程の衝撃が、司を襲って居たのだった。


だが、此の時の司の頭の中では、一つの言葉だけが、渦を巻いて居たのだった。


“取り返しの付かねぇ事に成る前に…。
 俺は、桃乃園総帥に、会いに行かなくては…。”と…。


だが、此の時の西田は、既に、此の後に起こるで在ろう事案を想定し…。
綿密に、計画を立て始めるのだった。



そして、パーティー当日の日と成ったのだった。


司は、此の企業の社長 及び 娘に会わない様に…。
遅れるかの如く…。
パーティー会場に、現れたのだった。


其の頃のつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、此の企業の社長と、話しして居たのだ。


其の話し声が聞こえる付近まで、司は、近寄って居たのだった。
目立たない様に…。


そして、司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥と此の企業の社長との会話を聞いて居たのだった。


「此れは、此れは…。
 桃乃園総帥…。
 態々、お越し下さり、感謝申し上げます。」と…。
「否否…。
 ご招待下さり、感謝申し上げますよ。
 今日の私は、色々な企業の経営者と話しして、孫娘に、相応しい企業を見付ける為に、参
 上させてもらいました。
 まぁ~、楽しみですよ。」と…。
「そうですか?
 私共は、先日、道明寺HDの道明寺支社長…。
 いいえ…。
 司君と娘を見合いさせました。
 今日は、司君が、私共の此のパーティーに出席してくれるので、良い返事が聞けると、確
 信して居る所ですよ。
 お互い、先が楽しみですな。」と…。


其処で、聞くに堪えがたい話し故…。
司は、等々、痺れを切らしたかの様に…。
SPに、自身から離れる様に、伝え…。
司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥と此の企業の社長との会話を遮るかの如く…。
話しに割って入るのだった。


「社長…。
 其の節は、有難う御座いました。
 ですが…。
 私は、社長のお嬢さんと、見合いをしたつもりは、毛頭有りません。
 …会食だと認識して折りました。」と…。


此の時の司は、嫌味の様に、『唯の』の部分の語尾を強めて(強調して)、話しして居たのだった。


そんな司の物言いに、此の企業の社長は、驚愕するのだった。
そして、勿論、此の企業の社長は、そんな司に反論の言葉を、言って除けるのだった。


「君は、私を馬鹿にして居る(おる)のかね?
 私は、仮にも、君の年上…何だよ。
 年上を敬い為さい。」と…。


なので、司は、此の企業の社長に、言って除けるのだった。


「確かに、社長は、私より、年上の方かと存じます。
 ですので、本来なら…。
 そうするべきでしょう。
 ですが…。
 企業間で言えば…。
 御社は、私共 道明寺HDよりも、下の立場…。
 ですが…。
 ルール違反を為さったのは、其方かと存じます。
 其れ故…。
 私は、敢えて、正直に、申し上げた迄です。
 ですので…。
 敢えて、申し上げます。
 見合いでも無い唯の会食故…。
 其の様な勝手な物言いは、止めて頂きたい。
 私は、此れを最後に、御社との取引を、中断させて頂きたく…。
 忠告に参りました。
 了承願います。」と…。
「………」


此れには、此の企業の社長とて、何も、言い出せずに、居たのだった。



そして、此の場に一緒に居たつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、そんな毅然とした態度で、年上で在る 此の企業の社長にも、臆する事無く、応対する司に、興味を抱いて居たのだった。



だが、そうとは知らない此の時の司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、お願い事の話しをするのだった。


「桃乃園総帥…。
 お願いが御座います。」と…。


其処で、本来なら…。
自身が、気に食わない相手には、如何いう理由で在れ…。
応じる事の無い桃乃園総帥が、司の願い事に、応じる素振りを魅せたのだった。


「何じゃ…?」と…。


此れには、桃乃園総帥の秘書とて…。
司の秘書で在る 西田とて…。
また、此の企業の社長と社長の娘…。
そして、此の企業の社長の付近に居た此のパーティーの出席者の誰もが、驚愕するのだった。


だからだったのだろう。
司は、司自身にそう言ってくれたつくしの祖父で在る 桃乃園総帥に話しし始めるのだった。


「はい。
 桃乃園総帥のお孫さんで在る つくしさんの婚約者候補として、私の名前も、挙げて頂け
 ないでしょうか?」と…。


そんな司からの要望に、誰もが、予期して居なかっただけに…。
其の場に居たつくしの祖父で在る 桃乃園総帥だけじゃ無く…。
桃乃園総帥の秘書とて…。
また、此の企業の社長と社長の娘…。
そして、此の企業の社長の付近に居た此のパーティーの出席者の誰もが、そんな司からの言葉に、驚愕するのだった。


だが、司の秘書で在る 西田だけが、此の時の司の行動を予期して居たと云っても…。
過言じゃ無かったのだった。



だからだったのだろう。
此の時のつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、そんな司に言って除けるのだった。


「ほぉ~。
 君は、つくしと結婚したいと申すのかね?」と…。


だからだったのだろう。
司は、面前の前で、言って除けるのだった。


「はい。
 其のつもりです。
 つくしさんを誰の手にも、渡すつもり等…。
 今の私には、毛頭御座いません。」と…。


此の司の発言には、此のパーティー会場内に居た誰もが、驚愕するのだった。

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