tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  31.



【30.のエピローグ】


実は、此の年の12月25日で、年内の桃乃園大学の講義は、終了して居たのだ。
其の為に、12月26日の桃乃園学園の中は、人気(ひとけ)の無い学舎内と成って居たのだ。


だが、12月26日のつくしは、卒論の制作の資料集めの為に、桃乃園学園の中に在る 図書館に出向いて居たのだった。


其の時を狙ったかの様に…。
つくしは、誘拐されたのだった。



実は、此の事件の主犯格は、英徳学園のリリーズの3人だったのだ。
所謂、浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子の3人だったのだ。


何故、桃乃園学園と関係の無い英徳学園の学生が、主犯格に成ったのか?
其れには、理由が有ったのだ。


実は、リリーズ(浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子)の3人は、或るパーティーに出席して居たのだ。


其のパーティーには、桃乃園学園の学生で、つくしとは、同級生の3人娘も、出席して居たのだ。


此の桃乃園学園の学生の3人娘は、庶民だと信じているつくしが、男女関係無く…。
モテる事を許せなかったのだ。


そんなつくしに対する愚痴の様な話しを、此の桃乃園学園の学生の3人娘は、此の時に、話しして居たのだった。


「ねぇ~。
 あの『牧野つくし』…。
 一体、何なの?」
「ほんとよねぇ~。
 高等部の時に、編入して来てから…。
 学年一のイケメンから、‟言い寄られてる。”って…。
 聞いたわ。
 本当は、言い寄ってるの間違いじゃ無いの?」
「そうよぅ~。
 絶対、そうだわ。
 私…。
 悔しいったら…無いのよね。
 あんな、普通の娘(こ)に、彼を持って行かれる何て…。」と…。


其処に、そんな桃乃園学園の学生の3人娘の話しを聞いて居たリリーズが、桃乃園学園の学生の3人娘に声を掛けたのだった。


「ちょっと、良いかしら…?
 私(わたくし)達は、英徳学園の学生…何だけど…。
 『牧野つくし』は、桃乃園学園に、編入して居たの?」と…。


だからだったのだろう。
此の桃乃園学園の学生の3人娘の内の一人が、驚愕し乍らも、リリーズの質問に、返答するのだった。


「ええ。
 そうだけど…。
 貴女方は、『牧野つくし』の事を知ってるの?」と…。


だからだったのだろう。
当然だと云わんばかりに…リリーズは、返答するのだった。


「ええ、そうなの。
 『牧野つくし』が、英徳学園を自主退学してくれたから…。
 せいせいして居たんだけど…。
 まさか…。
 あの関東三大学園の内の一つで在る 桃乃園学園に、編入して居ただ何て…。
 信じられ無いわ。」と…。


そんな風に、嘆いて居るリリーズの3人の顔付きを観て居た桃乃園学園の学生の3人娘の内の一人は、其の続きが有るかの様に思い、続きの話しを促すのだった。


「『牧野つくし』は、英徳学園では、どんな生徒だったの?
 確か、桃乃園学園に、編入して来たのが、高等部3年の頃だったから…。
 そう成ると…。
 英徳学園には、高等部2年まで居た事に成るのよね?」と…。


なので、リリーズの3人は、話しを続けるのだった。
先ずは、浅井百合子が、話しし始め…。
其の浅井百合子の話しに、鮎原えりかと山野美奈子が、同調したのだった。


「ええ、そうよ。
 『牧野つくし』は、英徳学園では、高等部2年まで、在籍して居たわ。
 其の頃の『牧野つくし』は、英徳学園の生徒から、ハブ(仲間外れ)にされて居たのよ。
 『牧野つくし』は、徹底的に、虐められて居たわ。
 実は…ね。
 其の頃の『牧野つくし』は、英徳(学園)のF4の皆さんから、目の敵にされて居たのよ。
 其の頃の『牧野つくし』は、あの英徳(学園)のF4のリーダーで在られる 『道明寺司』
 様から、赤札を張られたのよ。
 其れなのに…。
 『牧野つくし』は、英徳(学園)のF4の一員で在られる 『花沢類』様を好きに成って、
 『花沢類』様から、振り向いて貰えないという事が分かると…。
 今度は、『道明寺司』様を追い掛け廻す様に成ったのよ。
 所謂、玉の輿狙いだったのよ。
 図々しいたったら…ありゃしない。
 ‟いい加減にして欲しい。”と、何時も、思って居た位よ。
 実は、私(わたくし)達は、そんな『牧野つくし』が、目障りだったのよ。
 其れなのに…。
 今度は、『桃乃園学園』って…。
 『牧野つくし』は、何処まで、傲慢なの?
 で、また、『玉の輿狙い』って、訳でしょ?
 信じられないわ~。」
「ほんと、信じられないわ。」
「ほんとよね。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の桃乃園学園の学生の3人娘は、そんな風に話しして来たリリーズの3人の話しを、信じるのだった。


「庶民の『牧野つくし』が、桃乃園学園に編入して来た理由が、やっと、分かった様な気が
 したわ。」と…。


だからだったのだろう。
英徳学園のリリーズの浅井百合子は、そんな桃乃園学園の学生の3人娘に提案するのだった。


「だから…ね。
 『牧野つくし』を懲らしめない?
 此れ以上…。
 セレブ界で、傲慢な態度を取らせない為に…。
 私(わたくし)達で、『牧野つくし』に、制裁を与えるのよ。
 決行日は、12月26日…。
 如何かしら…?」と…。


だが、此の時の桃乃園学園の学生の3人娘は、首を傾げるのだった。


何故なら…。
年内の桃乃園学園の講義は、12月25日が、最終日なのだ。


だからこそ…。
此の時の桃乃園学園の学生の3人娘は、リリーズの3人に、言って除けるのだった。


「其れは、如何かしら?
 実は、年内の桃乃園学園の講義は、12月25日が、最終日なの。
 だから…。
 『牧野つくし』が、桃乃園学園に、現れるか如何か?
 分からないでしょ?
 行き損…って事も、考えられるわ。」と…。


だが、此の時のリリーズの3人は、不敵な笑みを顔に浮かべ乍ら…。
そんな桃乃園学園の学生の3人娘に、浅井百合子は、言って除けるのだった。


「其れは、大丈夫よ。
 『牧野つくし』は、図書館が、好きなのよ。
 常に、冷暖房完備でしょ‼
 英徳学園の時も、何時も、長期休暇で有っても、学園内に、現れて居たのよ。
 だから…。
 大丈夫よ。
 絶対、『牧野つくし』は、桃乃園学園に、現れる筈よ。」と…。


だからだったのだろう。
そんな桃乃園学園の学生の3人娘は、リリーズの浅井百合子の話しに、納得するのだった。


‟成程…。”と…。


だからだったのだろう。
そんな桃乃園学園の学生の3人娘は、言って除けるのだった。
そして、つくしを連れ出す方法を、リリーズの浅井百合子の方を向いて、訊き始めるのだった。


「分かったわ。
 決行日は、12月26日…ね。
 で、如何遣って、『牧野つくし』を連れ出すのよ?」
「そうよね。
 連れ出す方法が分からないと、連れ出せないし…。」
「そうよね。
 私達って…。
 其れ程…。
 『牧野つくし』と、仲が良い訳では無いのよね。
 だから…。
 『牧野つくし』が、私達の言う事を聞くとは思えないし…。
 警戒して来るかも知れないし…。」と…。


だからだったのだろう。
リリーズの浅井百合子は、作戦を話しし始めるのだった。


「ええ。
 だから…ね。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」と…。



そして、12月26日の当時…。
桃乃園学園の学生の3人娘は、桃乃園学園内で、つくしと偶然会ったかの様に、つくしの前に現れて、つくしに声を掛けるのだった。


「あら…。
 牧野さんじゃ無いの。
 今から、私達…。
 お食事に行くんだけど…。
 牧野さんも、私達とご一緒しません?」と…。


だが、つくしは、そんな風に言って来た桃乃園学園の学生の3人娘を警戒するのだった。


「はぁ~??
 私は、行かないわ。
 私は、忙しいのよ。」と…。


だからだったのだろう。
そんな風に言って来た桃乃園学園の学生の3人娘は、つくしを、無理矢理、リムジンに乗せるのだった。


そして、無理矢理、リムジンに乗せられたつくしは、既に、リムジンに乗り合わせて居たリリーズの3人を見て、驚愕するのだった。


「如何して、貴女達が居るのよ?」と…。


だからだったのだろう。
リリーズの3人は、不敵な笑みと共に…。
浅井百合子が、言って除けるのだった。


「私(わたくし)達が、牧野さんを、お誘いしたからよ。」と…。



なので、漸く、此の状況に理解したつくしは、思うのだった。


‟私は、嵌められたという訳…ね。”と…。


そんな風に、つくしが思って居る時だったのだ。


桃乃園学園の門を出た所で、1台の車が停車して居る事に、気が付いたのだった。


なので、つくしは、其の車に向かって、‟助けてぇ~。”と、自身の心の中で、叫んで居たのだった。


実は、其処を、偶然、桜子が、観て居たという訳だったのだ。



そして、ナビゲーターとして、司に、随時、報告を入れていた滋は、或る事に、気が付くのだった。


「あの前の車…。
 もしかしたら…。
 山荘に向かってない?
 司に、伝えなきゃ~。」と…。


そして、滋は、司に、連絡を入れるのだった。


「もしかしたら…。
 つくしが乗ってる車…。
 山荘に向かってるかも…。」と…。


なので、司は、滋に、願い出るのだった。


‟分かった。
 更に、追跡を頼む。”と…。


なので、滋は、了承するのだった。


「了解‼」と…。

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