tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  37.



【36.のエピローグ】


司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥と共に…。
つくしの支度部屋に、向かって居たのだった。



実は、前日…。
所謂、12月31日の大晦日の夜に、つくしから、新春パーティーに出る際のドレスは、どんなドレスを着用するのか?
どんな色のドレスを着用するのか?
此の日の司は、つくしに、聞いて居たのだった。


なので、どんな色のドレスなのか?
司は、既に、つくしから聞いて知って居たのだ。


何故、司が、其の事をつくしに訊いて居たのか?


其れは、年明け 1月1日の元旦の新春パーティーに出席する際に…。
つくしの着用するドレスの色に、司が、着用するタキシードの色を合わせるつもりだった事は言うまでも無いのだ。


だからこそ…。
司は、つくしのドレスの色に合わせるかの如く…。
タキシードを、既に、着用して居たのだ。


司は、つくしのパートナーとして、出席するのだから…。
自身のタキシードを、つくしのドレスに合わせる事は、当然と、捉えて居たのだった。



そして、支度の整ったつくしのそんなドレス姿を観た司は、実は、言葉も出て来なかったのだ。
其れ程までに、つくしのドレス姿は、美しかったのだ。



そんな司の様子を観たつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、司とつくしの二人だけにして遣ろうとするのだった。


だからこそ…。
此の時のつくしの祖父で在る 桃乃園総帥には、言えた言葉だったのだ。


「つくし…。
 綺麗じゃの。
 見違えたぞ。
 では、儂は、打ち合わせも有るからな。
 先に、言って居る(おる)ぞ。」と…。


なので、そう言い乍ら…。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、此の場を後にするのだった。



其処で、司は、つくしに、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥と、話しして居た事を、伝えるのだった。


「桃乃園総帥から、俺とつくしが、“恋人で在る事を、公表しても良い。”と、許して貰え
 た。」と…。


だからだったのかも知れない。
つくしは、司から、そんな話しを聞いた事で、そんな話しが、自身の祖父で在る 桃乃園総帥と司との間で在ったという事自体、疑うのだった。


何故なら…。
つくしは、そんな話しを司から聞いた時に、我が耳を疑ったのだ。


自身の祖父で在る 桃乃園総帥が、“そんな事を、許す訳が無い。”と、つくしは、思って居たからだったのだ。


だからだったのだろう。
つくしは、そんな司に、言って除けるのだった。


「えっ??
 お祖父様が、お許し下さったの?」と…。


なので、司は、そんなつくしに、即答するのだった。


「ああ。」と…。


なので、つくしは、“信じられない。”と、言った表情の顔付きのまま…。
つくしは、更に、言って除けるのだった。


「本当に…?
 信じられない。」と…。


だからこそ…。
司は、そう言って来たつくしに、訊くだった。


「何が信じられねぇんだ?」と…。


なので、此の時のつくしは、自身の祖父で在る 桃乃園総帥と話しした事を、伝えるのだた。


其れは、つくしが、“桃乃園家の孫娘で在る。”と、言う事実を知った日の話しからだったの
だ。


「実は…ね。
 私…。
 お祖父様と、約束して居た事が有ったの。
 “『道明寺司』との事は、もう、良いのだな?”と…。
 お祖父様から訊かれた時に…ね。
 だから…。
 私…。
 お祖父様に、言っちゃったの。
 “はい。
  勿論です。
  私の事等忘れてしまった道明寺に関しては、此方から、願い下げです。”と…。
 だからこそ…。
 お祖父様が、道明寺と私の事を、許すとは、とても、思え無いの。」と…。


なので、司は、そう言って来たつくしに、言って除けるのだった。


「心配するな。
 桃乃園総帥は、俺とつくしの付き合いを認めて下さった。
 けど…よ。
 俺の事を、『願い下げ』は、ねぇだろ?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、そんな司に、反論の言葉を、投げ掛けるのだった。


「あの…ねぇ。
 お祖父様は、道明寺と私の付き合いを認めて下さった訳じゃ無いの。
 公表する事を認めて下さったんでしょ‼
 其処を、間違えると…。
 後々、大変な事に成るでしょ‼
 其れに、私が、“此方から、願い下げです。”と、言ったのは…。
 其の当時は、其れで、仕方無かったのよ。
 其の頃の私は、“道明寺は、私の事を忘れてる。”と、思って居たんだし…。
 其れに、其の頃の私は、“道明寺は、海ちゃんに夢中だ‼”と、思って居たし…。
 其れに、まさか、あの後直ぐに…。
 道明寺が、私の記憶を取り戻して居た等と、思わないでしょ‼
 だからこそ…。
 仕方無かったの‼」と…。



なので、司は…。
俯いたまま、そう言って来たつくしを、自身の方に引き寄せて、抱き締めたのだった。


そして、司は、つくしを抱き締めたまま…。
伝えるのだった。


「ごめん」と…。


そして、其のまま、司は、暫く、つくしを抱き締めたままで、居たのだった。



勿論、つくしも、大人しく、司に、抱き締められて居たのだった。


何故なら…。
此の時のつくしは、司に、触れて欲しかったのだ。


というのか?
抱き締めて貰いたかったのだ。


だからこそ…。
つくしは、大人しく、司に抱き締められて居たのだった。



しかし、此の時の司は…。
実は、つくしが、藻掻くか?
司は、蹴られるか?
“何方かだろう。”と、認識して居たのだ。


だが、つくしは、大人しく、自身に、抱き締められて居たのだ。


だからだったのだろう。
司は、つくしに、kissし様として居たのだった。


だが、其処は、つくし…。
そんな司を、阻止するのだった。
一言、言って除け乍ら…。


「口紅が、取れてしまうでしょ‼」と…。


なので、司は、そんなつくしに、言い返すのだった。


「パーティーが、終わったら…。
 覚悟して置けよ‼」と…。



其の時だったのだ。
そんな風に司が言って居た所に、ドアの向こうで、声が聞こえたのだった。


「そろそろ、パーティーが始まります。
 ご準備を、お願い申し上げます。」と…。


なので、つくしは、返答するのだった。


「はい。」と…。



そして、司は、戦闘態勢に入るのだった。


所謂、此の時の司とつくしは、“いざ、パーティーに、出陣…。”と、成って居たのだった。

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