tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  14.



優紀が、連絡を入れた或る人物とは…。
勿論の『つくし』だったのだ。


だからこそ…。
優紀から、連絡を受けたつくしは、司に、相談するのだった。


「優紀から、LINEが入って来て…。
 『今日の夜…。
  時間有る?
  会って、相談したい事が有るんだけど…。』って…。
 行って来ても良いかな?」と…。


実は、つくしは、司の第2秘書を務めて居るのだ。


だが、司とつくしのプライベートでは、何時も、つくしは、司に、言って居るのだ。


「プライベートでは、お互い、対等な立場だから…。」と…。


だが、道明寺HD内では、司は、つくしの上司に当たるのだ。


なので、仕事中のつくしは、司とは、対等な立場では無いのだ。


なので、此の時点でのつくしは、仕事中だった為…。
つくしは、上司で在る 司に、お伺いを立てる必要が有ったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そう訊いて来たつくしに、了承の意を、伝えるのだった。


「松岡から…?
 松岡が、つくしに、相談の連絡を入れて来るって…。
 珍しいなぁ~?
 今じゃあ…。
 松岡は、滋の秘書だろ?
 滋が、松岡の傍に居るのに…。
 松岡自身、滋に言えねぇ話しって事だろ?
 まぁ~。
 ちゃんと、話しを聞いて遣れ‼」と…。


なので、つくしは、そう言って来た司に、確認するかの様に…。
訊き直すのだった。


「うん。
 そう何だよね。
 珍しいでしょ⁉
 だから…。
 何か、気に成って…。
 と言う事は…。
 行って来て、良いって事…?」と…。


だからだったのだろう。
司は、再度、つくしに、言って遣るのだった。


「ああ。」と…。



という訳で…。
つくしは、優紀に、LINEを返信したのだった。


『了解‼』と…。



なので、つくしは、司からの了承が得られた事で、就業時間が終了して、暫く経ってから…。
秘書室を出たのだった。


と、同時に…。
実は、桜子からも、連絡が入って来たのだった。


「先輩…。
 今日…。
 私とご一緒に、お食事に行く約束…。
 まさか…。
 忘れて居ませんよね。
 今…。
 道明寺HDの地下駐車場に居ます。
 早く、下りて来て下さいよ。」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、桜子との約束を忘れて居た事を、思い出すのだった。


だからだったのだろう。
つくしは、桜子に、事情を説明して、優紀に会いに行きたい旨の話しをするのだった。


なので、此の時の桜子は、“やっぱり…。”と、思い乍らも…。
そんなつくしに、言って除けるのだった。


「私も、ご一緒しても、宜しかったですよね。
 私も、先輩同様…。
 優紀さんの親友…何ですから。
 まぁ~。
 先輩が、“ダメ‼”と、言っても、私は、就いて行きますけど…。」と…。


と言う訳で…。
事前に、LINEで、桜子の事を報告して居たつくしは、優紀の了承が得られた事で、桜子も、一緒に、優紀の下に向かうのだった。



実は、其の場所は、メープルだったのだ。


だからだったのだろう。
つくしから、待ち合わせ場所が、『メープル』だと聞いた司は、自身の部屋のキーをつくしに渡して、其の部屋で、話しする様に、伝えて居たのだった。


なので、つくしと優紀と桜子は、司のメープルの自室で、司が、事前に、用意をする様に、頼んで於いてくれた食事をし乍ら、話しする事にしたのだった。



其処で、つくしと桜子は、優紀から聞かされた話しに、驚愕するのだった。


何故なら…。
有り得ない話しだったのだから…。


実は、桜子は、昔から、分析して居たのだ。


“何方かと云えば…。
 F4の皆さんは、滋さんの事を、苦手にして居らっしゃる様な気がするわ。
 もし、高等部の頃の道明寺さんが、滋さんと、お見合いして居なければ…。
 もし、其の事が切っ掛けで、先輩が、滋さんと、友人関係に成って居なければ…。
 きっと、F4の皆さんは、滋さんと、関わらない様に、為さって居たと思うわ。”と…。



其れは、勿論、F4の一員で在る 総二郎にしても、同じ事が云えたのだ。


なのに…。
桜子は、優紀からの話しを訊いて、首を捻るしか無い状況と、成って居たのだった。


だからだったのかも知れない。
桜子は、ポロっと、口から、言葉が出て居たのだった。


「西門さんと滋さんって、事ですよね。
 有り得ないでしょ⁉」と…。


そんな桜子の言葉を拾ったのは、勿論のつくしだったのだ。


「そうだよ。
 絶対、有り得ないと思うよ?
 噂は、噂でしょ‼
 私も、まだ、NYに居た頃の司の噂で、かなり、悩まされたもん。
 だから…。
 噂に過ぎないと思うけど…。」と…。


其処で、桜子は、優紀に、提案する事にしたのだった。


「こう言う事は、本人に訊くのが、一番良いと思いますよ。
 滋さんから、訊き出すというのは、如何でしょうか?」と…。


だが、此の時の優紀は、桜子からの提案に、渋って居たのだ。


何故なら…。
今の滋は、優紀にとっては、上司に当たるのだ。


“とても、そんな事を訊けない。”と、此の時の優紀は、思うのだった。


そんな優紀の様子を観て居た桜子は、思うのだった。


“私が、滋さんと優紀さんの間に入って…。
 両者の話しを訊くしか無いだろう。”と…。



そんな頃の事だったのだ。
滋は、優紀の事を、探して居たのだった。
なので、滋は、秘書室に、向かって居たのだった。


其処で、残業して、まだ、秘書室に残って居た別の秘書に、滋は、訊くのだった。


「松岡は…?」と…。


実は、仕事中の時の滋は、優紀の事を、『松岡』呼びして居たのだ。
勿論、同じ仕事中でも、其の場に、滋と優紀の二人だけの時は、『優紀』呼びして居た滋だった事は言うまでも無いのだが…。



そして、滋からそう訊かれた(残業して)まだ、秘書室に残って居た別の秘書は、滋に、返答するのだった。


「就業時間終了後…。
 直ぐ位に…。
 帰りましたが…。
 専務は、聞かれて居ませんでしたか?」と…。


だからだったのかも知れない。
滋は、聞いて居たが、忘れて居た素振りを、(残業して)まだ、秘書室に残って居た別の秘書に、魅せたのだった。


「あぁ~。
 ごめんなさい。
 忘れてたわ。
 “用事が有る。”って、言ってたんだったわ。
 邪魔して、ごめんなさいね。」と…。


だからだったのだろう。
そう言い乍らも、此の時の滋は、悟って居たのだった。


“きっと、優紀は、あの話しを聞いて居たんだわ。”と…。



そして、其の数日後…。
滋は、桜子から、呼び出しを受けるのだった。


其処で、滋は、此の現状を、更に、納得する事と成るのだった。

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