tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  15.



此の時の優紀は、つくしと桜子には、其処まで、話しして居なかったのだが…。
実は、優紀自身…。
滋に、『退職願』を、提出し様か?
迷って居たのだ。


何故なら…。
優紀は、勘違いを起こして居たから…だったのだ。


“もし、本当に、噂通り…。
 西門さんと滋さんが、付き合って居るのだとすれば…。
 其れに、だからこそ…。
 あの時、私に、会食に行かせたのだとすれば…。
 私は、滋さんにとって…。
 邪魔でしか無いよね。”と、優紀は、勘違いを起こして、そんな風に、考えて居たから…だったのだ。


だが、優紀は、中々、其の勇気が出ず…。
数日が過ぎて居たのだ。


実は、滋自身も、此れまでの優紀と違って…。
余所余所しい優紀に、違和感を感じて居たのだった。



だからだったのかも知れない。
桜子から、連絡を受けた時の滋は、桜子からの呼び出しに、応じる事にしたのだった。


実は、滋が、待ち合わせ場所に、到着した所…。
其処には、桜子だけじゃ無く…。
つくしも、居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、思って居たのだった。


“何故、桜子が、私を、呼び出したのか?
 やっと、理解出来たわ。”と…。


所謂、此の時の滋は、此の状況に、更に、納得するしか無かったのだった。



其処で、先ずは、桜子から、話しが為されたのだった。


「滋さん…。
 私が、此処に、呼び出した理由…。
 分かりますか?」と…。


なので、滋は、既に、納得して居たという事も有り、頷くのだった。



と言う訳で…。
つくしは、滋に、訊き始めるのだった。


「ねぇ~、滋さん…。
 優紀が、言ってる事…。
 まさか…だよね?」と…。


なので、此の時の滋には、つくしが、何を言いたいのか?
分かり切って居るので、滋は、話しし始めるのだった。


「ニッシーと私の話しを、優紀が、つくしと桜子に、話ししたんでしょ?
 だったら…。
 其れは、優紀の誤解だから…。」と…。


だからこそ…。
つくしは、更に、そう言って来た滋に、訊き始めるのだった。


「其れって…。
 滋さんは、“西門さんとは、何でも無い…。”って、いう意味…?」と…。


なので、滋は、此れまでの経緯を、つくしと桜子に、話しし始めるのだった。


其処で、つくしと桜子は、漸く、“優紀(さん)が、誤解して居たん(ですわ)だ‼”と、言う事を、悟るのだった。



其処で、つくしは、更に、滋を問い詰めるのだった。


「じゃあ…。
 何故?
 優紀が、そんな誤解をする事に成ったの?」と…。


だからだったのだろう。
滋は、また、話しし始めるのだった。


「ニッシーは、優紀に会いに来て居たの。
 でも、優紀は、そう思って居ないのか?
 ニッシーが、私の執務室に来ても、珈琲を淹れて持って来てくれるだけで…。
 一切、ニッシーと話そうとし無いのよ。
 優紀は、仕事中と言う事も有るんだろうけど…。
 ニッシーは、何時も、私の執務室に来る度に…。
 私に、愚痴るのよ。
 “優紀は、少し位ぇ…。
  俺と話ししてくれても良いんじゃねぇの。”って…。
 でも、優紀は、そうじゃ無い。
 如何も、誤解したままらしいわ。」と…。


なので、桜子も、そう言って来た滋に、訊き始めるのだった。


「じゃあ…。
 優紀さんが、言って居る様な事は、無いという訳ですよね?
 優紀さんが、勘違いを起こしてしまって居る様な社内で言われて居る噂の話しも、西門さ
 んと滋さんとの間には、何も無いと思っても良いって意味ですよね?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、そう言って来た桜子に、怒り乍ら、言って除けるのだった。


「当たり前でしょ‼
 私が、ニッシーとだ…何て…。
 当然、有り得ないから…。
 優紀の誤解だから…。
 私は…ね。
 実は、ニッシーと優紀の付き合いを、反対して居る位よ。
 だから…ね。
 優紀には、或る企業の後継者の男性を、紹介し様としたのよ。
 ニッシーには、結局、邪魔されたけど…さ。」と…。
「「………」」


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしと桜子は、口から、言葉を、発する事が出来ない状況だったのだ。


何故なら…。
此れには、つくしと桜子は、驚愕するしか無かったのだ。


“滋さん…。
 幾ら何でも、其処迄する(します)?”と…。



其処で、此の時のつくしと桜子は、実感して居たのだった。


“と言う事は…。
 今回の件は、優紀(さん)の誤解で在って…。
 本当に、西門さんと滋さんとの間には、何も無いと言っても良いのだろう。
 だとすれば…。
 優紀(さん)の誤解を、取って上げなければ成らないのかも…。
 でも、如何すれば…。
 優紀(さん)の誤解は、解けるのだろうか?”と…。



だからだったのだ。
そんな風に、考えて居た此の時の桜子は、急に、声を発したのだった。
閃いたかの様に…。


「滋さん…。
 提案が有るんですが…?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、そんな桜子に、即答するのだった。


「うん。
 何…?」と…。


なので、桜子は、話しし始めるのだった。


「滋さんは、如何思われるのか?
 私には、分かりませんが…。
 もし、宜しければ…。
 先輩から、道明寺さんに、此の件を、話しして貰って…。
 優紀さんの誤解の件を、西門さんに伝えて貰う。
 そして、今回の張本人で在る 西門さんから、優紀さんの誤解を解いて貰う。
 私には、此れしか無い様に、感じるんですが…。
 滋さんは、如何、思いますか?」と…。


だからだったのかも知れない。
滋が答え様とし無い様子だった事から…。
つくしも、桜子からの提案に賛成する素振りを魅せるのだった。


「そうだよね。
 其の方が良いのかも知れないね。
 西門さんが、優紀の誤解を解く方が、良いのかも…。
 だって…さ。
 優紀の誤解は、西門さんのせいでも有るんだよね。
 だったら…さ。
 其の張本人が、誤解を解くのは、当然だよね。」と…。


なので、桜子は、頷き乍ら、つくしに、返答の言葉を、伝えるのだった。


「ええ。
 其の通りです。
 優紀さん自体…。
 私達 周りが、色々、言った処で、信じないと思うんです。
 だからこそ…。
 誤解させた張本人で在る 西門さんに、優紀さんの誤解を解いて貰うべき何ですよ。
 滋さんも、そう思いませんか?」と…。


此の時の桜子は、念押しかの様に、更に、滋に、問い掛けるのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋は、諦めムードのまま…。
そんな桜子に、返答の言葉を、告げるのだった。


「そうだね。
 何か?
 ニッシーに、優紀を持って行かれる事は、悔しいけど…。
 でも、仕方ないのかも…ね。
 分かった。
 後は、つくしと桜子に、任せるよ。」と…。



という訳で…。
桜子は、此の場で、作戦を考えるのだった。


何故なら…。
つくしの役目は、大きいと、言えたからだったのだ。


だからこそ…。
“計画は、念入りに…。”と、桜子は、考えて居たのだ。



だが、此の時の滋は、思って居たのだった。


“結局は、何時も、こう成るんだよね。”と…。


此の時の滋は、何処か、寂しさを感じて居たのだった。

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