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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  20.



此の時の総二郎は、其れでも、反論して来る優紀に、言って除けるのだった。


「滋には、既に、了解済だ‼」と…。



実は、総二郎は、そう優紀が、反論して来るだろう事を想定して、事前に、滋に、確認して居たのだ。


「優紀が、誤解して居る。
 だから…よ。
 此れからの俺は、(大河原グループの)受付で、優紀を、直接、呼び出す。
 構わねぇよな?」と…。


其処は、滋も、気にして居たのだ。
優紀が、変な誤解をして、「会社(大河原グループ)を、退職したい。」と、言い出し兼ねない事も、含めて…。


だからだったのかも知れない。
滋は、思うのだった。


“仕方ないよね。”と…。



なので、総二郎からの要望に、此の時の滋は、諦めムードのまま…。
言って除けるのだった。


「仕方ないね。
 分かったわ。
 そうして…。」と…。


其れと、此の時の滋は、総二郎に、そう言い乍らも…。
心の中で、思うのだった。


“優紀に、うち(大河原グループ)を辞められる位なら…。
 ニッシーの言う通りにした方が良いかも…。”と…。



なので、総二郎の思惑通り…。
コトが、遂行するかの様に…。
見えて居たのだ。


だが、優紀は、滋に訊き始めるのだった。


「専務…。
 如何して、西門さんに、了承されたのですか?」と…。


だからだったのだろう。
そう訊かれた滋は、実は、一旦は、惚ける作戦に出たのだった。


なので、此の時の滋は、惚けた様な返答だったのだ。


「何を…⁉」と…。


だが、此の時の優紀は、真剣だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、そう返答して来た滋に、更に、訊き始めるのだった。


「専務…。
 惚けないで下さい。
 私は、西門さんから、お聞きしたんです。
 専務が、了承されたと…。
 如何して、西門さんに、了承されたのですか?」と…。


なので、此の時の滋は、仕方なく…。
更に、そう訊いて来た優紀に、返答するのだった。


「だって…さ。
 仕方ないじゃん。
 ニッシーも…だけど。
 私も、優紀には、誤解して欲しく無かったの。
 優紀が、誤解したままだとすれば…。
 優紀は、うち(大河原グループ)を辞めるつもりだったんじゃ無いの?
 そんな気がして仕方無かったの。
 だから…さ。
 ニッシーの要望に、従ったの。」と…。



だが、此処からの優紀は、実は、更なる、苦悩が始まって居たのだ。


何故なら…。
大河原グループの受付で、優紀を呼び出して居る人物は、現在も、雑誌等で、取り上げられる程…。
芸能人でも無いのに、大人気のF4の一員の『西門総二郎』なのだ。


しかも、総二郎は、西門流 次期家元として、有名なだけじゃ無く…。
『女たらし』としても、有名なのだ。


其の大人気のF4の一員の『西門総二郎』が、大河原グループの受付で、常に、『優紀』を呼び出すのだ。


此れが、“何故…⁉”と、大河原グループの受付の女子社員にとって…。
言いたく成るのは、当たり前の事だったのだ。


何故なら…。
其れまでの大河原グループの受付の女子社員は、其の大人気のF4の一員の『西門総二郎』が、“大河原専務(滋)に会いに来て居る。”と、思って居たのだ。


其れが、ここ最近の其の大人気のF4の一員の『西門総二郎』は、『優紀』を呼び出すのだ。



そして、此の時の大河原グループの受付の女子社員が、“此れは、『七不思議』…。”と、思っても、仕方無かったのだ。


何故なら…。
此の時の大河原グループの受付の女子社員は、優紀が、其の大人気のF4の一員の『西門総二郎』と、知り合ったのは、“大河原専務(滋)の秘書をして居るからだろう。”と、思って居たのだ。


だからこそ…。
大河原グループの受付の女子社員は、其の大人気のF4の一員の『西門総二郎』と、“知り合うチャンス…。”と、ばかりに…。
色目を使い始めたのだ。


だが、此の時の総二郎は、そんな大河原グループの受付の女子社員に、靡こうとも…。
愛想を振り撒こうとも…。
一切、し無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
其の大河原グループの受付の女子社員の苛立ちの全ては、『優紀』に向いてしまったのだ。



なので、『大河原グループ』では、女子社員の間で、噂が、広まって居たのだ。


「ちょっと、聞いた?
 専務秘書の『松岡優紀』…。
 あのF4の『西門総二郎』を、誘惑して居るらしいわよ。
 一体、何様のつもりよ‼」とか…。


「純情そうな振りをして居るけど…。
 意外と、遣り手かも…。」とか…。


「専務秘書だって…。
 上品ぶってるけど…さ。
 “実は、仮面の下は…。”って…。
 感じじゃ無いの?」とか…。


本当に、有る事無い事…。
捲し立て、其の話しは、全て、噂話に代わるのだ。



だからこそ…。
此の時の優紀は、『大河原グループ』に、居辛く成って居たのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、滋にも、直談判するしか無かったのだ。



だからだったのだろう。
此の時の優紀は、等々、滋に、現在の噂話の件を話しし始めるのだった。


其処で、滋は、優紀に、言って除けるのだった。


「単なる醜い嫉妬じゃ無い‼
 此の優紀の噂話だけじゃ無く…。
 私の時の噂話も、要は、受付の社員から出たという訳よね。
 分かった。
 私に、任せて於いて…。
 けり付けるから…。」と…。



そして、滋は、本当に、数日後には、けりを付けたのだった。
此れには、滋パパで在る 大河原社長が、動いた事は言うまでも無かったのだが…。




<此の二次小説『喧嘩をしてしまった…<総優>  20.』は、短めに成っております事
 を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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