【司のBirthday【I’m crazy about you.　～お前に夢中～】　　番外編②のエピローグ　・
　I’m crazy about you.　～お前に夢中～　　57．のエピローグ】

西田は、司から報告を受けた司のBirthdayの1月31日の件…。
そして、つくしの祖父で在る　桃乃園総帥と向かった関西の大手企業との打ち合わせ　及び　視察の後の会食の件も含めて、全て、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、報告するのだった。

其れは、勿論のオンラインで…だったのだ。

先ず、最初に、西田が、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、連絡を入れたのは、司から報告を受けた司のBirthdayの1月31日の件に関して…だったのだ。

此の時の西田は、スケジュール調整に入る前手に、オンラインから、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、報告の連絡を入れるのだった。

「会長…。
　司様は、漸く、桃乃園総帥より、認めて戴けたそうです。
　先程、司様より、報告を受けました。
　司様からは、“スケジュール調整をして欲しい。”との申し出が御座いました。」と…。

なので、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、西田に、即答するのだった。

「そうか…。
　漸くだな。
　司も、此処迄、良く、頑張ったという事だろう。
　西田…。
　司の望み通りに…。
　スケジュール調整して遣ってくれ‼」と…。

なので、西田も、また、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、即答するのだった。

「承知致しました。」と…。

そして、次に、報告したのは…。
つくしの祖父で在る　桃乃園総帥と向かった関西の大手企業との打ち合わせ　及び　視察の件　と　其の後の会食の件だったのだ。

実は、此の件については…。
司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、先に、自身の妻で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓より、報告を受けて居たのだ。

だからだったのだろう。
西田からの報告を受けた際に…。
其の事を、西田に伝える司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保だったのだ。

「其の報告は、事前に、楓から、報告を受けたよ。
　だが、本当に、良かった。
　何もかも、話しが良い方に、向かって居る様だな。」と…。

なので、西田も、其の件に関しては、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、話しし始めるのだった。

「左様で御座いますね。
　今回ばかりは、桃乃園総帥に、全てを委ねて、宜しゅう御座いました。
　社長のご判断は、流石で御座いました。」と…。

だからだったのだろう。
司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保も、西田のそんな話し振りに、納得したかの様に、返答するのだった。

「其の様だな。」と…。

だが、此の時の西田は、付け加えるかの如く…。
司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、伝えるのだった。

「今回、司様とつくし様のお二人のご様子を拝見して居て…。
　思った事が御座いました。」と…。

だからだったのだろう。
司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、嘗て、そんな風に、話しして来た事の無い西田に対して、不安に成り、訊き始めるのだった。

「其れは、如何言う意味だ？」と…。

だからだったのだ。
西田は、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、話しし始めるのだった。

「はい。
　今回の関西入りの際…。
　司様は、常に、つくし様を傍に置き…。
　つくし様のご様子を、常に、チャック為さってお出ででした。
　所謂、司様とつくし様のお二人の仲睦まじいご様子に…。
　私は、微笑ましく感じました。
　其の司様とつくし様のお二人のご様子を見落として居る関西の大手企業の社長は、如何程
　かと、思わせて頂きました。」と…。

其処で、西田は、話しを切り乍らも、更に、話しを続けるのだった。

「会長…。
　司様のお誕生日で在ります1月31日は、日本では、数字を文字って、『愛妻の日』と、言
　われております。
　其の日に生を受けられた司様は、愛妻家に成られる事でしょう。
　私は、今回の関西入りを通じまして…。
　そんな風に、お見受け致しました。
　差し出がましい様ですが…。
　会長も、本来は、愛妻家でいらっしゃいます。
　来年の1月31日は、社長とご一緒に、お二人で過ごされては、如何でしょうか？」と…。

だからだったのかも知れない。
司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、西田に、素直に、言って除けるのだった。

「そうだな。
　其れも、良いのかも知れんな。」と…。

そして、本当に、翌年は、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、早目に、執務を終了させて、自身の妻で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓と、水入らずの時間を、過ごすのだった。

そして、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保への西田からの此の日のオンラインでの報告は、終了したのだった。

実は、西田は、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に報告する前手に、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓に、報告を入れて居たのだった。

何故なら…。
此の案件は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の案件だったからなのだ。

此の時の西田は、勿論のオンラインで、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓に、報告して居た事は言うまでも無かったのだ。

そして、其の時に、つくしの祖父で在る　桃乃園総帥が、関西の大手企業の社長に、話しした内容に関しても、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓に、報告を入れるのだった。

先ずは、西田が、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓に、確認を入れるのだった。

「社長…。
　差し出がましいのですが…。
　実は、桃乃園総帥が、関西の大手企業の社長に、申し上げて折ったので御座います。
　司様とつくし様のご婚約は、既に、成立されて折るのでしょうか？」と…。

だからだったのかも知れない。
西田が、無闇に、そんな事を聞いて来るとは、此の時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓には、考え難い話しだったのだ。

何故なら…。
嘗て、西田は、自身（司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓）の部下だったのだから…。
当然の事乍ら、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓が、そう思っても、仕方ないと言えたのだった。

だからこそ…。
司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、西田に、訊けた言葉だったのだろう。

「西田…。
　何故？
　そんな事を聞いて来るのですか？」と…。

なので、西田は、つくしの祖父で在る　桃乃園総帥が、関西の大手企業の社長に、話しした内容に関して…。
司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓に、話しし始めるのだった。

「実は、桃乃園総帥が、関西の大手企業の社長に、伝えて折られたのですが…。
　“まだ、公表して居らんが…。
　　実は、桃乃園家と道明寺家との話し合いが整えば…。
　　司君とつくしは、近々、婚約する予定じゃが…。”と、仰ってお出ででした。」と…。

実は、西田からだけじゃ無く…。
勿論、関西の大手企業との打ち合わせ　及び　視察と其の後の会食の件を、司からも報告を受けて居た此の時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、思って居たのだ。

“桃乃園総帥に、お願いして良かったわ。”と…。

だが、其処で、突然、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、笑い始めたのだ。

何故なら…。
婚約の件は、司からは、聞いて居らず…。
西田から聞いたのが、訊き始めだったからなのだ。

だが、嘗て、西田は、そんな風に、笑う司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓を、観た事が無かったのだ。

長らくの間…。
西田は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第1秘書の立場だったのに…だ。

だからだったのかも知れない。
西田は、今の此の現状の方が、驚愕だった程なのだ。

其処で、漸く、落ち着いた司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、西田に、伝えるのだった。

「そう…。
　分かったわ。
　後は、私（わたくし）に、任せて貰えるかしら？」と…。

なので、此の時の西田は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓に、即答するのだった。

「承知致しました。」と…。

そして、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、其の足で、自身の夫で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、西田からの報告を話しするのだった。

そして、其の上で、自身の夫で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、話しし始めるのだった。

「桃乃園総帥が、其処まで、決心して下さって居るとは…。
　私（わたくし）でさえも…。
　気が付きませんでしたわ。
　桃乃園総帥が、既に、其処まで、決心して下さって居るのなら…。
　話を進める事も、必要では無いかしら？
　桃乃園総帥の気が変わらない内に…。」と…。

だからだったのだろう。
司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、自身の妻で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の意見に、賛同するのだった。
其の上で、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、自身の妻で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓に、話しするのだった。

「そうだな。
　其の方が、良いだろう。
　桃乃園総帥には、楓の事も、そうだが…。
　司の事も、お許し下さった。
　道明寺家の当主としても、“桃乃園総帥には、礼の言葉を述べなくては、成らんだろ
　う。”と、思って居った。
　良い機会だから…。
　日本に帰国して、司とつくしさんの婚約の日取り迄、決めて来ても良いのかも知れん
　な。」と…。

なので、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、自身の夫で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、託す事にしたのだった。

「あなた…。
　宜しくお願い致しますわね。」と…。

そして、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、自身の秘書に、此の事を伝えて、至急、スケジュール調整する様に、伝えるのだった。

そして、其の後…。
司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、自身の秘書に、「桃乃園総帥に、アポを取る様に…。」と、伝えるのだった。

そして、更に、其の後…。
桃乃園総帥のアポが取れた事で、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、日本に帰国するのだった。