tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  63.



【62.のエピローグ<椿の帰国後の椿とタマとの会話】


実は、椿が、其の日の朝方、日本に帰国した際に…。
お迎えに出て居たタマから、椿は、聞いて居たのだった。


「昨日から、タマに会いに、つくしが、(道明寺)邸に、遊びに来て居るんですよ。」と…。


だからこそ…。
椿は、其の足で、つくしに会いに向かおうとして居たのだ。


なので、此の時の椿は、タマに、つくしが何処に居るのか?
訊き出そうとするのだった。


「其れで、つくしちゃんは、何処に居るの?」と…。


其処で、思わず…。
否…。
ポロっと、タマは、椿に、言ってしまったのだった。


「現在の坊っちゃんの自室で在ります 東の角部屋に、坊っちゃんと一緒に、居ます
 が…。」と…。


なので、椿は、そう言って来たタマに、お礼の言葉と共に…。
足を進め様とするのだった。


「そうなのね。
 タマさん…。
 教えてくれて、有難う!
 じゃあ…。
 行って来るわね。」と…。


だが、其処は、タマ…。
素早く、椿の腕を掴んで、制止させるのだった。


「椿お嬢様…。
 成りません。
 椿お嬢様は、ジェットで、一休み為さったでしょうが…。
 日本の今の時間は、まだ、朝方の朝早い時間ですよ。
 坊っちゃんにしても、つくしにしても…。
 今は、まだ、眠って居る時間ださね。
 今は、まだ、そーっと、して上げては、如何(いかが)でしょうかね。
 時間が来れば…。
 坊っちゃんとつくしも、起きて来るでしょ‼
 其れ迄、待って視ては…。」と…。


だが、此の時の椿は、自身が買って来たつくしへのプレゼントを、早く見せたくて、仕方なかったのだ。


だからこそ…。
此の時の椿は、タマに、言えた言葉だったのだ。


「でも…。
 早く、つくしちゃんに、見せたいのよ。
 私が、LAで買って来たプレゼントを…。
 だから…。
 司の自室に行きましょ‼
 つくしちゃんを、起こす為に…。」と…。



だからだったのかも知れない。
此の時のタマは、独り言ちて(ひとりごちて)居たのだった。


“椿お嬢様は、一度、言い始めると…。
 全く、他人(ひと)の話しに、耳を傾ける事は無いさね。
 タマだけでは、もう、此れ以上…。
 如何する事も出来ないさね。”と…。


此の時のタマは、そんな椿に対して、諦めの境地で居たのだった。



実は、本来の椿は、『猪突猛進』タイプなのだ。


云わば…。
自身の思いを、突き進めるタイプなのだ。


なので、此の時の椿は、タマの制止の言葉も、聞く耳を持たずの状況だった事は、否めないという訳だったのだ。




【62.のエピローグ<つくしが、司を睨み付けて居た其の後…。】


そして、居る筈の無い椿とタマが、司の自室で在る 東の角部屋に居る事に、気が付いた時…。
つくしは、上掛けを自身の頭の上まで、引き上げた状態のままで…。
「キャー!」と、叫んだのだった。



そんなつくしの様子に、椿は、慌てるかの様に…。
言い始めるのだった。


「つくしちゃん…。
 ごめんなさい。
 びっくりしたわよね。
 私が、勝手に、入って来たの。
 実は…ね。
 タマさんから聞いて、つくしちゃんが、此処(司の自室で在る 東の角部屋)に、居る事
 が、分かって居たから…。
 つくしちゃんを起こす為に、勝手に、入って来たのよ。
 ごめんなさいね。
 其れに…ね。
 私は、つくしちゃんに会いたくて、日本に、帰国して帰って来たのよ。
 お父様とお母様から、此れまで、帰国を止められて居たのよ。
 司が、桃乃園総帥に、認めて戴ける迄…。
 “日本に、帰国するな‼”って…。
 だからこそ…。
 此処(司の自室で在る 東の角部屋)に、勝手に、入って来てしまったのよ。
 でも…。
 まさか…。
 つくしちゃん…。
 同意の下よね?」と…。


なので、つくしは、慌てるかの様に、椿に、返答するのだった。
勿論、此の時のつくしは、まだ、上掛けを自身の頭の上まで、引き上げた状態だった事は言うまでも無かったのだが…。


「はい。
 同意の下です。
 椿お姉様…。
 此のままの状況で、返答して、申し訳在りません。
 其れに、ご挨拶も無しで…。
 申し訳在りませんでした。
 椿お姉様…。
 タマさん…。
 おはようございます!」と…。


其処で、椿は、あの頃と同じ様に…。
叫ぶのだった。


「キャー!
 つくしちゃん…。
 本当なのね。
 お姉様は、嬉しいわ!」と、椿は、まだ、ベッドの中に居るつくしに、抱き着こうとして
 居たのだ。


其処は、タマが、阻止したのだった。
勿論、此の時のタマは、椿の腕を掴んだ事は、言うまでも無かったのだが…。


「椿お嬢様…。
 成りません。」と…。


なので、椿が、まだ、ベッドの中に居るつくしに、抱き着く事は、回避出来たのだった。


此の時の司は、ベッドから出るに出られない状況だったので…。
其処は、タマに感謝する司だったのだ。



実は、此の時のつくしは、自身が、まだ、眠って居る間に…。
てっきり、司が、椿とタマを、司の自室で在る 東の角部屋に入れたのだと思って居たのだった。


だからこそ…。
此の時のつくしは、上掛けの中から、司を睨み付けて居た事は言うまでも無かったのだ。


だが、此の時のつくしは、其の勘違いに、気が付き…。
司には、気拙さを感じて居たのだった。


何故なら…。
此の時のつくしは、司を、疑って居たのだから…。


だが、幸いにも、此の日の司は、そんなつくしの様子に、気が付いて居なかったのだ。


実は、此の時の司は、椿の事に、気が取られて居たから…だったのだ。


なので、つくしは、そんな司の様子から、其の事を悟った事で、其の事に関しては、触れずに居たのだった。



そして、椿とタマが、其の場を立ち去ろうとして居た時…。
タマは、司とつくしに、声を掛けるのだった。


「坊っちゃん…。
 つくし…。
 時間が来たら…。
 起きて来て下さいまし…よ。
 朝食のご用意をして、お待ちしていますので…。」と…。


そして、椿は、つくしに、声を掛けるのだった。


「つくしちゃん…。
 後で、私が、LAで買って来たプレゼント…。
 見て頂戴ね‼
 つくしちゃんの為に、買って来たんだから…。」と…。


なので、つくしは、椿とタマに、返答するのだった。


「はい。
 直ぐ、支度して、ダイニングルームに、向かいます。」と…。


だが、此の時の司は、つくしにだけ、聞こえる様に…。
訊いて視るのだった。


「此の後、姉貴とタマが、部屋を出たら…。
 一緒に、シャワーでも、浴びるか?」と…。


なので、此の時のつくしは、まだ、上掛けを自身の頭の上まで、引き上げた状態のままで…。
やっぱり、司を睨み付けて居たのだった。




<此の二次小説『I’m crazy about you. ~お前に夢中~』は、一部の言葉の中に、不快に思
 われるやも知れない表現が入っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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