tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  64.



司は、つくしにだけ、聞こえる様に…。
訊いて来たのだった。


「此の後、姉貴とタマが、部屋を出たら…。
 一緒に、シャワーでも、浴びるか?」と…。


なので、つくしは、まだ、上掛けを自身の頭の上まで、引き上げた状態のままで…。
やっぱり、司を睨み付けて居たのだった。



だが、此の時の司には、そんなつくしに、お構い無しで居たのだ。


何故なら…。
此の時の司は、そんなつくしの睨みに、気が付かない振りをし乍らも…。
椿とタマが、司の自室で在る 東の角部屋から出た時点で、立ち上がり…。
つくしを、横抱きに抱き上げて、バスルームに連れて行ったのだから…。


実は、そんな司の素早さに、此の時のつくしは、抵抗する事さえ、出来なかったのだ。


という訳で…。
此の時の司は、此の朝の時間を、つくしとのバスタイムとしたのだった。



そして、司とつくしが、ダイニングルームに入って来た時には、其れ成りの時間が経って居たのだった。


だからだったのだろう。
そんな司とつくしに、呆れるタマだったのだ。


だからこそ…。
此の時のタマは、機嫌の良い司に、嫌味を一つ、言って除けるのだった。


「坊っちゃん…。
 えらく時間が掛かって居た様ださね。」と…。


なので、機嫌の良い司は、そんなタマに、言って除けるのだった。
意味深に…。


「ああ。
 ちょっと…な。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のタマは、更に、そんな司を、呆れるのだった。



そして、椿は、司とつくしに、言って除けるのだった。


「早く、席に就いて、食事を済ませてしまって…。
 つくしちゃんには、見せたい物が在るのよ‼」と…。


なので、つくしは、そんな椿に、返答するのだった。


「はい。」と…。


其処で、司は、つくしの腰を抱き乍ら、エスコートして、つくしを席に就かせて、自身も、つくしの隣の席に就いて、食事を摂るのだった。



そして、此の後の椿は、食事を済ませた司とつくしを、リビングルームに誘導するのだった。


そして、此の時の椿は、“漸く、つくしちゃんに、見せる事が出来る。”と、喜び乍ら、司とつくしを、リビングルームに、誘導して居た事は言うまでも無かったのだ。


そして、道明寺邸のリビングルームに、山の様に積まれて居た椿からつくしへのプレゼントを観た司は、思って居たのだった。


“姉貴は、また、こんなに、買って来やがって…。”と…。


そして、此の時のつくしは、溜息しか出なかったのだ。


“はぁ~。”と…。



実は、つくしは、司が、自身に、何かを買って遣ろうとして来ても…。
一切、断って来たのだ。


「『プレゼント』という物は、特別な時に貰うから…嬉しいの。
 だからこそ…。
 何か、イベント事の時に、買ってくれたら…。
 其れで、良いの。」と、言い乍ら…。


其れなのに…。
椿が買って来たつくしへのプレゼントは、山の様に積まれて居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、そんな椿に、苛立ちを覚えるのだった。


なので、此の時の司は、そんな椿に、言えた言葉だったのだ。


「あのなぁ~、姉ちゃん…。
 今のつくしは、『牧野』じゃねぇんだよ。
 今のつくしは、あの『桃乃園財閥のお嬢様』…何だよ。
 だから…よ。
 今のつくしは、何時でも、買いてぇ時に、何でも、買えんだよ‼
 此の俺でも、買わせて貰えねぇのに…よ。」と…。


だが、此の時の椿は、そう言って来た司に、反論の言葉を言って除けるのだった。


「分かってるわよ。
 でも…ね。
 つくしちゃんには、如何しても、買って渡したかったよ。
 つくしちゃんは、私の『妹』に成るんだから…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、そんな椿の厚意を、無にしたく無かったので、そんな椿に、返答するのだった。


「椿お姉様…。
 有難う御座います。
 此のプレゼントは、私が、此方(道明寺家)に、嫁いでから…。
 使わせて頂きますね。」と…。


だからだったのだろう。
そう言って来たつくしが、可愛くて仕方ない椿は、思わず、つくしを抱き締めてしまうのだった。
しかも、つくしが、すっかり、忘れて居た椿の力強い抱き締め方だった事は言うまでも無かったのだ。


という寄りも、つくし自身、すっかり、油断して居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、気絶寸前だった事は言うまでも無かったのだ。


なので、司が、そんな椿に、言って除けるのだった。


「姉ちゃん…。
 つくしが、息してねぇだろ‼」と…。


其処で、椿は、ハッと成って、慌てて、つくしを、自身から、離したのだ。


だからだったのだろう。
行き成り、椿が、つくしを離した事で、つくしは、倒れそうに成って居たのだった。


なので、司は、咄嗟に、つくしを抱き締めたのだった。


其の時の司は、勿論、自身の姉で在る 椿を、睨み付けて居た事は言うまでも無かったのだ。



実は、椿は、つくしの言葉に、嬉しかったのだ。


“つくしちゃんが、私の本当の『妹』に成ってくれるのね。”と…。


だからこそ…。
嬉しさの余り、つくしを、きつく抱き締めてしまったのだが…。
其れでも、椿は、つくしへの愛情表現だった事は、否めなかったのだ。


そんな椿の事を理解して居るつくしは、暫くして、息遣いも落ち着いた事から…。
そんな椿に、伝えるのだった。


「椿お姉様…。
 もう、落ち着きました。
 ですので、もう、大丈夫ですから…。」と…。


其処で、心配そうにして居る椿は、其れでも、つくしに、訊くのだった。


「つくしちゃん…。
 本当に、大丈夫⁉」と…。


なので、つくしは、尚も、心配そうにして居る椿が、安心する様に…。
つくしは、にこっと、笑い乍ら、更に、伝えるのだった。


「はい。
 もう、大丈夫です。」と…。


なので、漸く、椿も、安心顔を、つくしに、魅せて居たのだった。



其処で、タマも、思うのだった。


“椿お嬢様の愛情表現は、何処か?
 大袈裟な所が有るださね。
 椿お嬢様には、手加減というモノが、分かって居ない様ださね。”と…。


だが、此の時のタマは、そんな椿に、呆れ乍らも、何も、言わなかったのだ。


何故なら…。
其れが、『道明寺椿』という女性だから…だったのだ。



そして、其の後の椿は、更に、司とつくしに、話しし始めるのだった。


「さっき…ね。
 タマさんから、聞いた所だったのよ。
 2月9日は、数字を文字って…。
 『肉の日(2・9=二・ク)』と、言うらしいの。
 だから…。
 今日のディナーは、肉料理を食べに行きましょ‼」と…。



だが、実は、此の日の夜の司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、呼ばれて居たのだった。
実は、此の日の司とつくしは、それぞれ、午後からの出社にして居たのだ。


なので、桃乃園総帥は、事前に、司に連絡をして居たのだった。


「会社に来る様に…。」と…。



だからだったのだろう。
司は、自身の姉で在る 椿に、言って除けるのだった。


「今日は、ムリだな‼
 桃乃園総帥から、俺は、呼ばれてんだよ‼
 其れに、つくしは、午後から、桃乃園HDに、出社するし…な。」と…。


だからだったのだろう。
椿は、急に…。
否…。
思い付いたかの如く…。
自身の弟で在る 司に、言って除けるのだった。


「だったら…。
 私も、一緒に、行こうかしら…。
 桃乃園総帥には、司の姉として、ご挨拶する必要が有るでしょ?」と…。
「「………」」


なので、タマは、呆れて居たのだが…。
此の時の司とつくしは、お互いの顔を見合わせて、驚愕で、言葉も、出て来なかったのだ。


だが、此の時の椿は、完全に、行く気に成って居たのだ。


こんな状況の椿を、阻止出来る人間が居るとする成らば…。
其れは、間違い無く…。
椿と司姉弟の両親で在る 道明寺HD 会長の道明寺保 と 社長の道明寺楓以外に居なかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時点の司とつくしは、そんな椿の事を、諦めるしか無いと思って居たのだった。




<此の二次小説『I’m crazy about you. ~お前に夢中~  64.』は、一部の言葉に、不快
 に思われるやも知れない表現が入っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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