tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

喧嘩をしてしまった…<総優>  32.



【31.のエピローグ<滋と優紀の会話>】


或る日の事…。
滋は、総二郎と優紀が、恋人として、付き合い始めたと思って居た頃の事だったのだ。
滋は、自身の執務室に入って来た優紀に、声を掛けたのだった。


「優紀…。
 ニッシーとの付き合いは、順調そうじゃん‼」と…。


だが、此の時の優紀の顔付きは、渋そうだったのだ。


だからだったのかも知れない。
そんな優紀の様子に、滋は、小首を傾げる位…。
此の時の滋は、優紀の顔付きに、不思議そうにするのだった。


だからこそ…。
此の時の滋は、そんな優紀の様子に、思うのだった。


“優紀は、何で、そんな顔付きに成って居るんだろうか?”と…。


なので、滋は、そう思い乍らも、優紀に、話し掛けるのだった。


「優紀…。
 如何したの?」と…。


だからだったのだろう。
優紀は、そう訊いて来た滋に、優紀の中で、今迄、内に秘めて来た想いを、打ち明ける事にしたのだった。


だが、一応、滋には、約束を取り付ける事にしたのだった。


云わば…。
此の時の優紀は、滋に、プライベートな話をし始めるのだった。


「滋さん…。
 お願いが有ります。
 今から、私が、話す内容は、口外し無いと、約束してくれますか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時点での滋は、そう訊いて来た優紀と、約束を交わすのだった。


「うん。
 分かった。」と…。


だからこそ…。
優紀は、今迄、内に秘めて来た想いを、滋に打ち明けるのだった。
滋の執務室のドアの向こうで、総二郎が、聞いて居る共、思わずに…。


「実は、私は、西門さんとは、お友達として、今迄、お付き合いして頂いて居ると思って来
 たんです。
 実は、此れには、理由が有るんです。
 もし、西門さんのご両親で在る 家元と家元夫人が、西門さんの婚約者の方を選んで、西
 門さんの目の前に、其の婚約者の方をお連れしたとします。
 そう成れば…。
 其の後の私は、西門さんのお傍に居られなく成ります。
 其の時に、私は、傷付く事が怖いんです。
 だから…。
 私は、今でも、西門さんとは、お友達だと、認識して居ます。
 其の方が、今の私は、楽で居られるんです。」と…。


此の時の優紀は、泣く事無く…。
辛そうな顔付きの滋に、自身の気持ちを、打ち明けたのだった。


だからだったのかも知れない。
そんな辛そうな顔付きの滋は、今にも、泣きそうな状態で、優紀を、励ますかの如く…。
話しし始めるのだった。


「でも、つくしは、道明寺のおば様から認められて、司の婚約者に成ったんだよ。
 優紀だって…。
 家元と家元夫人から、認めて貰えるよ。
 私が、男だったら…。
 パパを説得すると思うよ。
 だから…。
 ニッシーだって、きっと、自身の両親を、説得するでしょ?
 其れに、パパも、優紀の事を、信頼して居るし…。
 きっと、家元と家元夫人も、優紀の事を、認めてくれると思うよ。」と…。


だが、優紀は、首を横に振り乍ら、尚も、滋に話しし始めるのだった。


「つくしの場合は、道明寺さんのご両親が、企業経営者だったから…。
 優秀なつくしを、認めて下さったんだと思うんです。
 其れに、道明寺さんは、つくしのお陰で変わった。
 其れは、誰もが認めて居る所だと思うんです。
 だからこそ…。
 つくしは、道明寺さんのご両親からも、信頼されたんだと思うんです。
 でも、西門さんは、違う。
 西門さんは、日本伝統芸能の一つの茶道家の跡取り…。
 西門さんの婚約者に選ばれる方は、誰でも良いという訳にはいきません。
 だからこそ…。
 西門さんの婚約者に選ばれる方は、西門流に相応しい家柄の方と成るんです。
 だから…。
 一般家庭出身の私は、西門流には、相応しくない。
 だったら…。
 私自身…。
 お友達として…。
 仲間として、西門さんと居る方が、楽…何です。」と…。


だが、滋は、優紀の中で、触れてはいけない部分に、触れてしまうのだった。


「ねぇ~、優紀…。
 優紀は、ニッシーの事が好き?
 其れは、友達としてでは無く…。
 男性として…。」と…。


だが、此の時の優紀は、滋に、白状するのだった。


「はい。
 そうですね。」と…。


だからだったのだ。
云わば…。
そんな話しを、滋は、優紀から、告白された事に成るのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋は、思うのだった。


“聞かなきゃ、良かったぁ~。”と…。



そんな優紀の話しを、滋の執務室のドアの向こうで、聞いて居た此の時の総二郎は、滋の執務室に入る事無く…。
其の場を後にするのだった。


そして、其の後の総二郎は、荒れて居たという訳だったのだ。




【31.のエピローグ<あきらの呼び出しに応じる滋>】


総二郎から、そんな話しを聞いたあきらは、滋を呼び出すのだった。



滋が、あきらから、呼び出されたBARのVIPルームに着いた時には、其の場に、あきらだけじゃ無く…。
司とつくし…。
そして、類に、桜子が、其の場に居たのだった。


なので、唯の飲み会では無い事を、悟る滋だったのだ。


だからだったのだ。
滋は、そんなF3&つくし&桜子に、訊き始めるのだった。


「此処に、ニッシーと優紀が居ないと言う事は、ニッシーと優紀の話しだよね?」と…。


其処で、桜子は、そう訊いて来た滋に、言い始めるのだった。


「ええ。
 そうですわ。
 滋さん…。
 優紀さんの事…。
 ご存知ですよね。
 私達に、お話し下さいませんか?」と…。


だが、滋は、優紀と、約束を交わして居たのだ。
優紀の話を、F3&つくし&桜子に、話しする事に関して、此の時の滋は、実は、戸惑って居たのだ。


だからだったのだろう。
あきらは、滋が、話しし易い様に、言って除けるのだった。


「滋…。
 実は…な。
 滋と優紀ちゃんが、滋の執務室で、話しして居る会話を、総二郎が、聞いて居たらしいん
 だわ。
 で、其の話しの内容から、現在の総二郎は、荒れ始めてる。
 だから…な。
 滋…。
 滋と優紀ちゃんが、話しして居た話しの内容を、俺等に、教えてくれねぇか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、迷いに迷った挙句…。
F3&つくし&桜子に、約束を取り交わしてから…。
話しし始めるのだった。


「実は…ね。
 優紀から聞いた此の話しは、“皆には、内緒にして置いて欲しい。”って、言われてるの。
 だから…さ。
 此処だけの話しという事にしてくれないかな?」と…。


だからだったのだろう。
此の時のF3&つくし&桜子は、一斉に、返答するのだった。


「「「「了解‼」」」」
「了解しました。」と…。


なので、此の時の滋は、そう返答して来たF3&つくし&桜子に、また、話しし始めるのだった。


「実は…さ。」と、言い乍ら…。
「ーーーーーーーーーーーーーーーー。」と、優紀から聞いた話を話しし始めるのだった。


そんな話しを、滋から聞いたF3&つくし&桜子は、思うのだった。


“此れじゃあ…。
 総二郎(西門さん)が、荒れても、仕方ねぇ(無い)な(ね・ですわ)。”と…。


だからだったのだ。
そんな話しを聞いた事で、あきらは、言ってしまうのだった。


「万事休す…。」と…。


そして、あきらは、そんな総二郎の此れからを、悲観するのだった。


「此れからの総二郎は、如何成るんだろうな。」と…。



だが、何故か?
其の頃の総二郎の足は、優紀の下に、向かって居たのだった。

×

非ログインユーザーとして返信する