tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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St. Valentine's day【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編



2021.2.14 St. Valentine's day



【65.のエピローグ】


つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に呼び出された司は、つくしと共に、婚約発表の日取りの話しを、聞かされるのだった。


「司君…。
 実は、司君の御父上で在る 道明寺HD 会長との相談の結果…。
 2月14日の夜…。
 司君とつくしの婚約発表をする事とした。
 前日の2月13日には、紙面にて、各メディアには、報告を入れる。
 其のつもりで、居なさい。
 つくしも、良いね」と…。



そんな話しを、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から聞かされた司は、或る事を、思い出すのだった。


“俺は、まだ、つくしには、プロポーズしてねぇよな。
 そうか…。
 『2月14日』と云えば…。
 『St. Valentine's day』だよな。
 そして、婚約発表は、2月14日の夜…。
 と言う事は…。
 2月14日の昼頃までには、俺は、つくしに、プロポーズする必要性が有ると言う訳だよ
 な。
 つくしに、伝えねぇとな。
 「2月14日は、休めよ。」と…。”と…。


なので、2月14日の司とつくしは、それぞれ、休みを取る事と成ったのだった。


というのか?
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥 と 司の父親で在る 道明寺HD 会長の道明寺保は、態と、『2月14日』に、婚約発表を執り行う事としたのだった。


何故なら…。
今迄、離れ離れに成って居た司とつくしの為に…。
『恋人達の日』とされる此の日に、婚約発表を執り行う事としたのだった。


なので、司からの話しが無くても、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥 と 司の父親で在る 道明寺HD 会長の道明寺保は、2月14日の司とつくしのそれぞれに、休日を与えるつもりで居たのだった。


という訳で、司は、事前に、婚約指輪を、用意して居た事も有り…。
2月14日の記念日に、司は、つくしに、プロポーズする事にしたのだった。



そして、2月14日の朝…。
司は、つくしを迎えに行くのだった。


実は、此の日の婚約発表の会場は、東京メープルだったのだ。


だからだったのだ。
つくしを迎えに行った司は、其のまま、東京メープルに、つくしを、連れて来たのだ。


実は、此の日に備えて…。
司は、支配人に頼んで、自身のメープルの自室を、『St. Valentine's day』仕様にする様に、お願いして居たのだ。


だからだったのだろう。
司のメープルの自室に入った時のつくしは、ピンクや赤の『♡(ハート)』仕様に成って居る部屋を観て…驚愕するのだった。


所謂、ピンクや赤の『♡(ハート)』のバルーンで、部屋の中が、一杯だったのだ。


実は、此の時のつくしが、驚愕して居たのも、司の中に、そんなイメージが思い付かなかったつくしだったので、仕方ないと言えたのだった。



そして、司は、そんな風に驚愕で、じーっとして居るつくしの背後から、『Back hug』をするのだった。


そして、司は、つくしの耳元に、囁くのだった。


I’m crazy about you. <お前に夢中だ。>
 I want you to be by my side. <俺の傍に居て欲しい。>
 Marry me‼ <俺と結婚してくれ‼>」と…。



其の時だったのだ。
実は、此の時のつくしは、ハッと、成って居たのだった。


何故なら…。
此の時のつくしは、気が付いたからだったのだ。
司が、そう言って来た言葉の意味を…。
所謂、此の時の司が、自身に、囁いた言葉は、『プロポーズ』だという事を…。


だからだったのかも知れない。
つくしは、思うのだった。


“此れって…。
 きっと、プロポーズだよね⁉”と…。


なので、此の時のつくしは、司に、伝えるのだった。


「Yes.」と…。


だが、此の時の司は、反対に、つくしに、言って除けるのだった。


「経った其れだけ…か?
 俺の渾身のプロポーズを、『Yes』だけで、終わらせるとは…な。
 もっと、言い様はねぇのか?」と…。


だが、此の時のつくしは、既に、身体全体が、熱く感じられる程…。
顔からデコルテ迄…。
赤く火照って居たのだ。


だから…と、いう訳では無いのだが…。
此の時のつくしは、司からのプロポーズが、嬉し過ぎて、一杯一杯だったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、そう言って来た司に、言えた言葉だったのだ。


「だったら…。
 如何言えば良いの?
 今の私は、一杯一杯なの。」と…。



だからだったのかも知れない。
司は、漸く、つくしの顔が赤く火照って居る事を、悟るのだった。


なので、司は、つくしの顔を、自身の顔の方に振り向かせて、kissを施すのだった。
所謂、大人なkissを…。



そして、其の後の司は、事前に、ベッドの上に用意して置いたつくしの歳の数だけの薔薇の花束を、つくしに差し出して、手渡すのだった。


「一生、大事にする。」と、言い乍ら…。



其れこそ…。
つくしに言わせれば…。
『隙を突いたフェイント』と云えたのだった。


何故なら…。
此の時のつくしは、つくし手作りの『Valentine chocolate』を、渡しそびれた形と成って居たのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしは、そんな司に、言ってしまうのだった。


「えっ??
 今日は、『St. Valentine's day』だよ。
 女の子から男の子に告白する日でしょ?」と…。


だが、司は、そんなつくしに、言って除けるのだった。


「アメリカの『St. Valentine's day』では、『愛と感謝を伝える日』と、されて居る
 んだ。
 CPの『St. Valentine's day』は、ロマンチックな夜を過ごす事が定番…何だ。
 アメリカの『St. Valentine's day』は、既に、付き合って居るCPが、愛を確かめ合
 う為の記念日…と、言ったイメージ何だよ。
 其れは、CPだけじゃ無く…。
 夫婦で在っても同じだ。
 だからこそ…。
 プロポーズには、花束だろ?
 だからこそ…。
 薔薇にして視た。」と…。


だからだったのかも知れない。
つくしは、思って居たのだった。


“何時(いつ)ぞやかの様な…。
 部屋の中が、花で埋もれる様な事も無く…。
 常識の範囲内だから…。
 受け取って上げなきゃ…ね。”と…。


なので、つくしは、「有難う‼」と、言い乍ら…。
司から、バラの花束を受け取るのだった。


そして、つくしは、“此のタイミングしか無い。”と、思い乍ら…。
自身の手作りの『Valentine chocolate』を、司に手渡すのだった。


勿論、甘い物が苦手な司の為に、『ビターチョコ』を、用意するつくしだったのだ。



そして、司から受け取った薔薇の花束の中には、実は、『婚約指輪』が、潜んで居たのだった。


其の『婚約指輪』を見付けたつくしは、司の顔をジーっと観て居たのだった。
そして、つくしは、泣き始めたのだった。


そして、司は、つくしの左手薬指に、其の『婚約指輪』を嵌めて遣るのだった。


実は、つくしの誕生日に渡したリングと重ねる事も出来る。
云わば…。
司のオリジナルのデザインリング…だったのだ。


そんな司の気遣いに、つくしは、嬉しかったのだ。


しかも、ちゃんと、つくしが気に入る様なリングだったのだ。


つくしの好みを知る司だからこそ…。
と言う事は、否めないのだ。



という訳で、此の後の司とつくしは、婚約発表記者会見に、望む事と成るのだった。



fin

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