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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  33.



【St. Valentine's day【喧嘩をしてしまった】…<総優>のエピローグ <総二郎の説得>】


総二郎は、優紀の了承が得られた事で、自身の両親で在る 西門流 家元と家元夫人からの了承を得る為に、説得を試みる事にしたのだった。


そして、其の後の総二郎は、見事に、自身の両親で在る 西門流 家元と家元夫人からの了承を得る事が出来たのだった。



実は、総二郎は、優紀からの了承の言葉で、ヤル気に成って居た事は、事実だったのだ。


だからこそ…。
総二郎は、自身の両親で在る 西門流 家元と家元夫人の前に現れて、説得を開始し始めるのだった。


「親父…。
 お袋…。
 今日は、俺のプライベートな報告が有る。
 だから…。
 敢えて、『親父』、『お袋』と、呼ばせて貰う。」と…。


実は、今迄の総二郎は、仕事で在ろう共…。
プライベートで在ろう共…。
『親父』、『お袋』と、一切、呼んだ事が無かったのだ。


寧ろ、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、自身の息子で在る 総二郎から、常に、『家元』、『家元夫人』と、呼ばれて来たのだ。


だからだったのだろう。
『親父』、『お袋』と、呼ばれた総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、それぞれ、思うのだった。


“総二郎は、何を、企んで居るのだろうか?”と…。


だが、自身達の息子で在る 総二郎からの話しを聞いた総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、総二郎の思惑が、何で在るのか?
其の後、悟るのだった。



そして、総二郎は、怪訝そうにして居る自身の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、優紀について、話しし始めるのだった。


「実は、俺には、今、付き合って居る女が居る。
 其の女は、司の婚約者の牧野の幼馴染で親友で在る 『女』だ。
 言って置くが…。
 俺は、其の女以外の女とは、結婚する気はねぇ。
 最初に、言って置く。
 其の女は、一般家庭出身の女だ。
 其の女は、司の婚約者の牧野の幼馴染で親友…何だ。
 当然と云えば、当然…何だが…よ。
 けど…よ。
 其の女との結婚処か?
 付き合いも、反対する様なら…。
 先に言ってくれ‼
 俺は、『次期家元』の座を、弟の巧三に譲って、此の(西門)邸を出て行くから…よ。
 兄貴も、遣りたい事をする為に、此の(西門)邸を出て行ったんだから…よ。
 俺も、出て行っても、良いよな?」と…。



だからだったのだ。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、そう言って来た自身達の息子で在る 総二郎に、訊き始めるのだった。


先ずは、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人が、訊き始めるのだった。


「総二郎が、お付き合いして居る方は、牧野さんのお友達の方という事なのね?」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、優紀について、話しし始めるのだった。


「ああ。
 そう言う事だ。
 其れだけじゃねぇ。
 優紀は、大河原財閥のお嬢の滋とも、親友だ。
 で、優紀の仕事は、其の滋の秘書だ。
 で、しかも、優紀は、更に、三条家のお嬢の桜子の親友でも在る。」と…。



だからだったのだろう。
此の時の総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、それぞれ、驚愕するのだった。


“と言う事は…。
 総二郎が、付き合って(お付き合いして)居る娘(方)は、唯の一般家庭出身の娘(方)
 では無い(と言う事なのね)のか…。”と、思い乍ら…。



其処で、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、考え倦ねる(あぐねる)のだった。


実は、「総二郎様には、お付き合いして居る女性が居る様で御座います。」と、言う報告が、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人の下にも、入って居た事は、事実だったのだ。


しかも、其の女性は、「如何も、一般家庭出身の女性の様で御座います。」と、言う事も、事前の調査で、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、報告を受けて居たのだ。


だからだったのだろう。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、事前に、総二郎の見合い相手を、探し出して居たのだ。
総二郎と、其の一般家庭出身の女性を、別れさせる為に…。


だが、唯の一般家庭出身の女性では無いと言う事に成ると…。
其れは、其れで、話しが違って来るのだ。


何故なら…。
桜子の祖母で在る 現在の三条家の当主 と 西門家は、古くから深い繋がりが在るのだ。


もし、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人が、自身達の息子で在る 総二郎 と
総二郎とお付き合いして居るで在ろう其の女性を、別れさせる様な事をすれば…。
きっと、桜子の祖母で在る 現在の三条家の当主の耳にも、入る事に成る。


そう成れば…。
後々には、問題視される可能性も、無きにしも非ず…なのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、考え倦ねて(あぐねて)居たという訳だったのだ。



其処で、総二郎の父親で在る 西門流 家元が、自身の息子で在る 総二郎に、訊き始めるのだった。


「其の女性は、お茶に長けて折るのか?」と…。


何故なら…。
其の女性が、桜子と、親友で在ると言うの成らば…。
桜子の祖母で在る 現在の三条家の当主から、“お茶を習って居る可能性も有る。”と、思えたからだったのだ。


其処で、総二郎は、其の事についても、話しし始めるのだった。


「ああ。
 桜子の祖母さんから、教わってる視てぇだな。
 元々、優紀は、高校の頃に、茶道部に在籍してたんだ。
 優紀は、高校の頃の更の後輩でも在るんだ。」と…。


其の話しを、自身の息子で在る 総二郎から聞いた総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、ピンと、来たのだった。


だからこそ…。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身の息子で在る 総二郎に、言えた言葉だったのだろう。


「ねぇ~、総二郎…。
 其の女性は、もしかして…。
 あなた方が、高等部に通って居た頃…。
 此の(西門)邸に、一度、お見えに成った事が有るんじゃ無いかしら…。
 更ちゃんとご一緒に…。」と…。


だからだったのだ。
総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人に、怪訝な顔付きに成り乍らも、話しし始めるのだった。


「ああ。
 そうだ。
 何で、思い出してんだよ⁉」と、言い乍ら…。


其処で、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身の息子で在る 総二郎に、言って除けるのだった。


「あら…⁉
 思い出して欲しくない様な事が有るのかしら…⁉
 まぁ~、そうかも…ね。
 確か?
 総二郎は、其の女性に、かなり、剣幕で、怒って居たモノ…ね。
 だから…。
 私(わたくし)は、てっきり、総二郎がお好きなのは、『更ちゃん』だと、思って居たん
 だけど…。
 如何も、違って居た様ね。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、更に、余計な事を思い出して居る自身の母親で在る 西門流 家元夫人に、怪訝な顔付きのまま…思うのだった。


“余計な事は、思い出さねぇで良いっつーの‼”と…。



だからだったのだろう。
総二郎の父親で在る 西門流 家元は、自身の息子で在る 総二郎に、言って除けるのだった。


「ほぉ~。
 総二郎には、高等部に通って居た頃から…。
 そんな風に、感情を、剥き出しに出来る女性が居たのか?
 なのに…。
 高等部の頃から、そう言う女性が、総二郎に居ても、私達には、一向に、会わそうとし無
 かった。
 其れは、私達が、総二郎と其の女性を、別れさせると思ったから…か?」と…。


だが、此の時の総二郎は、自身の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、言い難そうに、話しし始めるのだった。


「あぁ~?
 俺と優紀は、高等部に通ってる頃は、付き合ってねぇよ。
 唯の仲間として、付き合って居た程度だ。
 其れに、高校3年の頃の優紀は、受験勉強を理由に、俺とは、会おうとし無かった。
 だから…よ。
 久し振りに、優紀と会ったのは、優紀が、滋の会社(大河原グループ)に、勤めてから
 だ。
 優紀が、滋のお供で、パーティーに同行してた時に、久々に、再会してから…だ。
 俺が、優紀に、一目惚れした様なもんだな。
 否…。
 高等部の頃から、もしかしたら…。
 俺は、気が付かねぇ間に、優紀に、惚れてたのかも知れねぇな。」と…。


其処迄、言い切った自身の息子で在る 総二郎に、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、呆れて居たのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身の息子で在る 総二郎に、言えた言葉だったのだろう。


「貴方には、呆れて、物も言えないわ。
 自分自身の事なのに…。
 そんな事も分からなかったの?
 なのに…。
 あんな風に、剣幕で、怒った態度を、其の女性にすれば…。
 誤解されても、当然でしょ‼
 だからこそ…。
 会おうとし無かったんじゃ無くて…。」と…。


なので、そう言って来た自身の母親で在る 西門流 家元夫人に、此の時の総二郎は、怪訝な顔付きに成るのだった。

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