tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  36.



【35.のエピローグ<総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からの要望>】


此の時の桜子は、自身の祖母の御付きの者から、「大奥様が、“私(わたくし)の部屋に来る様に…。”と、仰ってお出でです。」と、桜子の下に、声が掛かったのだ。


其の為…。
此の日の桜子は、自身の祖母の部屋に、向かうのだった。


そして、此の日の桜子は、自身の祖母より、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からのお願いの話しを聞かされて居たのだ。


「桜子…。
 優紀さんに、言付けて欲しい事が有るのよ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、自身の祖母に対して、怪訝に思い乍らも…。
其の言付けを訊く事にしたのだった。


「はい。
 何でしょうか?」と…。


なので、桜子の祖母は、桜子に、話しし始めるのだった。


「ええ。
 実は…ね。
 私(わたくし)は、総二郎さんの母親で在る 西門流 家元夫人からお願いされたのよ。
 “(松岡)優紀さんと、お会いしたいんですけど…。
  会わせて頂けないでしょうか?”と…。
 桜子は、優紀さんの親友として、優紀さんのお気持ちを、訊いて来てくれないかしら?」
と…。


だからだったのだろう。
自身の祖母より、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からのお願いの話しを聞かされた桜子は、更に、怪訝に成るのだった。


「其れは、如何してでしょうか?
 家元夫人は、何か、お考えなのでは無いでしょうか?
 例えば…。
 西門さんと優紀さんとのお付き合いを阻止する為に、家元夫人は、“優紀さんと会いた 
 い。”と、仰ってお出でとか…。」と…。


だが、桜子の祖母は、桜子に、自身の見解を話しし始めるのだった。


「私(わたくし)が、家元夫人を、お見受けした所…。
 其の様には、見えなかったわ。
 寧ろ、優しい目をして居たわね。
 私(わたくし)は、優紀さんが、家元夫人と会う事は、決して、『-』に成るとは、思わ
 ないわ。
 寧ろ、『+』に成る様な気さえするわね。
 如何かしら?
 此処は、桜子の見解を、置いて於いて…。
 優紀さんの気持ちだけを訊いて来て頂戴。」と…。


だからだったのだろう。
桜子は、つくしに、助けを求めるのだった。
そして、桜子から話しを聞いたつくしは、司に相談を入れるのだった。


何故なら…。
司と総二郎は、同じ様な境遇の下…。
生まれ育って居るのだから…。


其処で、つくしから話しを聞いた司は、つくしに、話しし始めるのだった。


「お前なら…。
 俺に、訊かずに、迷わず、ババアに会いに行っただろうな。
 けど…。
 松岡の性格なら…。
 間違い無く、家元夫人に、負けてしまうだろうな。
 本来なら…。
 家元夫人は、息子で在る 総二郎に、訊くべきだ。
 其れを、家元夫人が、そうし無かったのは…。
 “家元夫人には、何か、思惑が有るのでは無いだろうか?”と、勘繰られても、可笑しくね
 ぇな。
 其れを、承知の上で、家元夫人が、三条の祖母さんに、願い出たとする成らば…。
 “何か、意図が有っての事だろう。”とも、推測出来るな。
 まぁ~、何方にしても、間違い無く…。
 家元夫人は、松岡と、二人だけで、会いたかったという事…何だろうな。」と…。


其処で、つくしは、司に、結論を訊こうとするのだった。


「じゃあ~。
 優紀は、如何すれば良いの?
 優紀は、家元夫人と会うべき…。
 会わないべき…?」と…。


つくしの事なら…。
司は、即決したし、即答しただろう。


だが、此の件に関して、司は、当事者では無いのだ。
やはり、司は、“総二郎が、決断すべき…。”と、思って居たのだ。


だからだったのだろう。
司は、其の事を、司の意見として、つくしに、伝えるのだった。


「俺は、当事者じゃねぇ。
 つくしの事なら…。
 俺は、間違い無く…。
 即、即決したし、即答したと思う。
 だから…よ。
 此の件に関しては、総二郎に、判断を委ねるべきじゃねぇか?」と…。


なので、司の意見として、つくしは、桜子に伝えるのだった。
其の上で、つくし自身の意見として、つくしは、桜子に、伝えるのだった。


「私も、其の方が良いと思うよ。」と…。


なので、桜子は、総二郎に、判断を委ねる事にしたのだった。
だが、此の時の桜子は、思うのだった。


“西門さんと二人だけで会えば…。
 何かと、誤解を招くだろうし…。
 此処は、やっぱり、F4&T4の飲み会と言う事で、F4&T3には集まって貰って…。
 其の席で、話しする方が良いかも…。”と…。


なので、桜子は、『F4&T4の飲み会』と称して、LINEにて、F4&T3に招集を掛けるのだった。



そして、其の場に集まったF4&T3に、つくしに話しした話と同じ内容の話を、桜子は、話しし始めるのだった。


其処で、怒ったのは、勿論の総二郎だったのだ。
しかし、以外にも、優紀は、冷静だったのだ。


“つくしなら、如何するだろうか?”と、優紀の頭の中では、考えて居る程だったのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、つくしに、訊き始める素振りさえ見せ始めるのだった。


勿論、自身の母親で在る 西門流 家元夫人に対して、怒りで、怒り狂いそうに成って居る総二郎の気持ちを、鎮め様とし乍ら…此の時の優紀は、つくしに訊き始めるのだった。


「西門さん…。
 少し、落ち着いて下さい。
 (そして、つくしの方を向き乍ら…。)
 ねぇ~、つくし…。
 因みに、今の此の状況が、つくしの事だったら…。
 つくしなら…。
 如何してた?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、即答するのだった。


「私の耳に、直接、入って来た話なら…。
 司に、何も言わず、即、動いて居たと思う。
 きっと、私だったら…。
 迷わず、お義母様に、会いに行ったと思う。
 でも、優紀は、私とは違うでしょ?
 だから…さ。
 優紀は、優紀の気持ちで、動いた方が良いと思うよ。」と…。


そして、司は、そう話しして居たつくしに対して、呟くのだった。


「だから…よ。
 こいつを、放って置けねぇんだよな。
 危なっかしくて…よ。」と…。


しかし、実際、司は、こう思って居たのだが…。


“つくしなら…。
 そうして居るだろうな。”と…。



そして、此の時の優紀は、つくしからの意見を聞いた事で、総二郎に、即答するのだった。


「西門さん…。
 私は、西門さんのお母様に、お会い頂きます。
 そして、西門さんのお母様のお気持ちを、伺って来ます。
 私は、西門さんのお母様のお気持ち自体、承知して居ますが…。」と…。


実は、此の時の優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人の意図を、勘違いして居たのだ。


何故なら…。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、“一般家庭出身の女性で在る 私自身を拒むだろう。”と、此の時点での優紀は、そう思って居たのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人と会って、“二度と、西門さんとは、会わない。”と、約束するつもりで居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、そう言って来た優紀の冷静さに、何処か、不安に成り、優紀に、言って除けるのだった。


「優紀…。
 お前一人だけで、お袋の前には、出せねぇ‼
 俺も、優紀と一緒に、お袋と会う。
 良いな。
 優紀…。」と…。


だが、此の時の優紀は、そう言って来た総二郎に、即答するのだった。


「私は、西門さんのお母様のお気持ちをお聞きして来るだけです。
 西門さん迄、お越しに成ると…。
 西門さんのお母様は、本音で、私に、仰って下さらないと思います。
 だからこそ…。
 私一人だけで、伺って来ます。」と…。


だが、此の時の総二郎は、そう言って来た優紀の冷静さに、更に、不安に成るのだった。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、そんな優紀の事を、思って居たのだった。


“お前の其の冷静さが、返って、怖ぇんだっつーの‼”と…。


そして、此の時の総二郎は、にこっと、笑って来た優紀の笑顔に、更に、不安に成って居たのだった。

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