tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  38.



桜子は、優紀の要望通り…。
桜子は、三条家の現在の当主で在る 自身の祖母に、優紀が、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人と会える様に、話しするのだった。


「お祖母様…。
 優紀さんから、言付かって来ました。
 家元夫人とお会いしたいそうです。」と…。


そう桜子から、優紀の要望を聞いた三条家の現在の当主で在る 桜子の祖母は、桜子に、伝えるのだった。


「そう、宜しかったわ。
 優紀さんなら…。
 そう仰ってくれると思って居たのよ。
 優紀さんからの言付けを、私(わたくし)の方から、家元夫人に、伝えるわね。」と…。


という訳で…。
あの日から、数日後には、桜子の取り計らいに寄り、優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人と会う事と成ったのだった。



実は、桜子は、F4&T4で集まった翌日に、あきらから連絡を受けて居たのだ。


「桜子…。
 優紀ちゃんが、家元夫人と会う日にちが分かったら…。
 俺に、連絡してくれねぇか?
 総二郎が、知りてぇらしいんだわ。」と…。


だからだったのだ。
桜子は、そう連絡して来たあきらに、“承知致しました。”と、TELにて、約束するのだった。


なので、優紀が、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人と会う日にちが決まった事で、桜子は、其の日にちを、あきらに、伝えたのだった。


なので、あきらは、総二郎を呼び出して、桜子から聞いた日にちを、総二郎に、伝えるのだった。
そして、其の上で、あきらは、総二郎に、諭す様に、話しするのだった。


「総二郎…。
 無茶するなよ。」と…。


だからだったのだ。
総二郎は、あきらに、言って除けるのだった。


「無茶は、しねぇよ。
 けど…な。
 優紀が、お袋に、何を言うのか?
 気に成って仕方ねぇんだよ。
 ぜってぇ、優紀は、俺との事をチャラにするつもり何だ。
 だから…よ。
 俺は、優紀の前で、お袋に、優紀への想いを、言って遣りてぇんだ。
 唯、其れだけ…だ。」と…。


そんな風に、言って来た総二郎に、あきらは、其れ以上…。
何も言えなく成ったのだ。


なので、其の後の二人は、静まり返り、其のまま、唯、アルコールを、口にするのみだったのだ。



そして、桜子は、優紀を呼び出して、優紀にも、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人と会う日にちを、伝えるのだった。


「優紀さん…。
 家元夫人と会う日にちが、決まりました。
 〇〇日ですが…。
 大丈夫ですか?」と…。


其処で、優紀は、スケジュール帳を開き乍ら、予定を確認するのだった。
其の日は、偶々、早目に切り上げても大丈夫そうなので、優紀は、桜子に、そう伝えるのだった。


「大丈夫そうです。
 ですが…。
 予定が変更に成る場合も有るので、其の時は、連絡しますね。」と…。


なので、桜子は、即答するのだった。


「分かりました。」と…。


そして、桜子は、一拍置いて、更に、優紀に、言い始めるのだった。


「優紀さんは、家元夫人とお会いして、何を、仰るおつもり何ですか?」と…。


だからだったのかも知れない。
優紀は、そんな風に、自身に訊いて来た桜子に、不思議そうな顔付きに成って、訊き返すのだった。


「えっ??
 “何を…。”って…?
 う~ん?
 西門さんとは、お付き合いして居ないという事でしょうか?
 私は、西門さんとは、唯のお友達で在り、仲間だと、家元夫人には、お伝えするつもりで
 すが…。」と…。



其処で、桜子は、優紀の本心を訊き出そうとするのだった。


何故なら…。
F4&T4で集まった日から、其の後…。
桜子は、つくしから、聞いて居たのだ。


「今の優紀は、嘗ての私と、同じだと思う。
 きっと、優紀は、自分自身の本当の気持ちを、隠して居るんだと思うよ。
 だって…さ。
 優紀は、まるで、西門さんに、態と、喧嘩を吹っ掛けて居る様にしか、私には、思えない
 んだよね。
 何か、観て居る私迄…息苦しいもん。
 あの当時の私も、きっと、皆には、そんな風に、思わせて居たんだよね?
 今更…だけど。
 桜子…。
 ごめんね!」と…。



だからだったのだ。
そんな風に、つくしから聞いて居た桜子は、今の優紀の心理状況を、納得出来て居たのだった。


あの当時のつくしの事を、桜子は、近くで、観て居たのだ。


だからこそ…。
今の優紀の心理状況を、桜子は、納得出来て居たという訳だったのだ。



という訳で…。
桜子は、優紀の本心を、更に、訊き出し始めるのだった。


「優紀さんは、本当に、西門さんの事は、唯のお友達で在り、仲間だと、思って居らっしゃ
 るんですか?」と…。


だからだったのだ。
優紀は、桜子から、そんな風に、訊かれるとは、思っても視なかったので…。
不意を突かれた形で、驚愕するのだった。


「えっ??」と…。


だからこそ…。
優紀は、其れ以上の言葉が、出て来なかったのだ。


其処で、桜子は、優紀に、更に、訊き始めるのだった。


「優紀さんは、態と、西門さんに、喧嘩を吹っ掛けたんですよね?
 西門さんを怒らせる事で、優紀さんは、西門さんから離れるおつもり何ですよね?
 でも、そんな事をしても、返って、逆効果だと、私は、思いますよ。
 西門さんは、更に、優紀さんに、執着し始めると思いますよ。
 自分自身の方へ、振り向かせたくて…。
 先輩の時の事を、思い出して下さい。
 先輩も、態と、道明寺さんを怒らせて居たでしょ?
 でも、道明寺さんは、先輩の事を、諦めなかった。
 其れ処か?
 返って、先輩は、そんな道明寺さんに、根負けした。
 そして、先輩は、今では、道明寺さんの婚約者…。
 そして、仕事でも、先輩は、道明寺さんの秘書の立場…。
 結局は、そう言う事に成るんですよ。
 だからこそ…。
 優紀さんが、どんなに、西門さんを、避け様共…。
 其れは、結局、逆効果…何です。
 運命には、逆らえない。
 成る様にしか成らないんです。
 だからこそ…。
 自分自身の気持ちに逆らわずに、本当の優紀さんの想いを、家元夫人に仰るべきです。
 其処で、再度、優紀さんに、お伺いします。
 優紀さんは、西門さんの事を、唯のお友達で在り、仲間だと、思って居らっしゃるんです
 か?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、そう言って来た桜子には、何もかも悟られて居る事を知るのだった。
なので、此の時の優紀には、そんな桜子に、言えた言葉だったのだ。


「桜子さんには、負けました。
 そうですよね。
 英徳学園当時のつくしの事を、見続けて来たのは、紛れも無く…。
 桜子さんですものね。
 其の頃のつくしの苦しさも、全部、桜子さんは、知って居るんですものね。
 やっぱり、桜子さんには、隠せませんね。
 そうです。
 態と、西門さんには、喧嘩を吹っ掛けました。
 其れは、西門さんから、離れる為です。
 西門さんの御両親で在る 家元と家元夫人が、一般家庭出身の私を、西門さんのお相手と
 して、認めて下さる訳が無いんです。
 だったら…。
 お互いが、傷付く前に、自分自身から、離れた方が、良いに決まって居るんです。
 其れが、西門さんの為で有り、強いては、私自身の為でも有るんです。
 だからこそ…。
 私は、西門さんに、喧嘩を吹っ掛けました。
 だからこそ…。
 此れで良いんです。」と…。



実は、此の優紀の話しして来た内容の全ては、桜子からあきらに、報告されて居たのだ。
其れは、総二郎に、伝える為だったのだ。


実は、あきらは、桜子に、要望して居たのだ。


「桜子…。
 優紀ちゃんの本心を、訊き出してくれ‼
 総二郎に、話しして遣りてぇんだ。
 総二郎には、無茶をさせねぇ為に…。」と…。


だからだったのだ。
桜子は、“仕方ないですね。”と、思い乍らも、優紀には、優紀の本音を訊き出し、あきらに、伝えて居たのだった。


此の時のあきらと桜子にとって、其れは、それぞれ、親友の為で有り、仲間の為でも有ったのだ。


だからこそ…。
あきらと桜子は、お互い、連絡を取り合う様にして居たのだった。



そして、此の話しは、あきらから総二郎に、伝わったのだった。

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