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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  42.



【41.のエピローグ】


総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀に、お願いしたのだった。
其れは、優紀の動揺して居る姿が見て取れたから…だったのだ。


実は、優紀は、自身が、動揺したり…。
また、不安に成ったり…。
何か、優紀の中で起こった出来事に、優紀が、迷いを感じたり、迷い始めると…。
優紀は、お茶の匂いを嗅ぎたく成るのだ。


実は、何故か?
優紀には、お茶の匂いを嗅ぐ事で、精神統一が出来る様子だったのだ。


だからだったのだろう。
実は、ここ最近の優紀は、事在る毎に、三条邸に出向き、お茶を点てて居たのだ。



実は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、三条家の現 当主で在る 桜子の祖母から、そんな話しを、訊いて居たのだ。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人が、三条家の現 当主で在る 桜子の祖母に、「優紀さんと会わせて欲しい。」と、お願いした日に…。


「ここ最近…。
 優紀さんは、お茶を点てる為に、良く、(三条)邸に、お越しに成る様に成ったのよ。
 私(わたくし)は、優紀さんを拝見する様に成って、優紀さんを観て居るだけで、其の日
 の優紀さんの心のバロメーターみたいな物が、分かる様に成ったのよ。
 そうしたら…。
 私(わたくし)は、或る日、気が付いたの。
 優紀さんは、何か、悩み事 や 不安事が有ると、必ず、お茶を点てる為に、(三条)邸
 に、お越しに成るの。
 そして、其の日の出来事を、桜子と話しして居る様ね。
 私(わたくし)は、優紀さんが、良く、(三条)邸に、お越しに成る事は、嬉しいの。
 でも、優紀さんの心のバロメーターみたいな物が、何時(いつ)壊れるか?
 不安なのよ。」と…。


だからこそ…。
此の時の優紀が、動揺して居る姿を、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は観た事で、優紀に、声を掛けたのだった。


「ねぇ~、優紀さん…。
 優紀さんは、現在、三条の大奥様から、お茶のお稽古を付けて頂いて居るのよね?
 私(わたくし)にも、お茶を点てて下さらないかしら?」と…。


なので、優紀は、了承の意を、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に伝えたのだった。


「まだまだ、未熟者ですが…。
 其れでも、宜しければ…。」と…。


なので、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そう言って来た優紀に、にこっと、笑い乍ら、返答するのだった。


「ええ(笑)。
 宜しくて…よ。」と…。



だからだったのだろう。
優紀は、お茶の支度を始めたのだった。
勿論、此の時の優紀は、西門家の使用人頭から、手解きを受け乍ら…。


実は、西門家の使用人頭は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人から、言付かって居た事が有ったのだ。


「今日、此方(西門邸)に、お越しに成る優紀さんは、総二郎の想い人なの。
 もしかしたら…。
 将来の次期家元夫人に成る逸材かも知れないわ。
 其れに…ね。
 三条の大奥様からも、優紀さんのお話しは、伺って居るの。
 優紀さんの性格や、資質を…。
 “優紀さんという女性は、申し分無い女性よ。”と、仰ってお出でだったのよ。
 だから…ね。
 貴女も、貴女の目利きで、優紀さんの様子を窺ってくれるかしら?」と…。


だからだったのだ。
此の時の西門家の使用人頭は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からのお言い付け通り、優紀の様子を窺って居たのだった。



そして、此の時の西門家の使用人頭が分かった事は、優紀の素直さ、物腰の柔らかさ…だったのだ。


此の時の西門家の使用人頭は、そんな優紀と話しして行く内に、優紀の事を、何時の間にか、受け入れて居る自分自身に、気が付いた程…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の西門家の使用人頭は、そんな優紀を、気に入ったと言えたのだった。


其れは、今や、司の婚約者と成ったつくし以来と云っても、過言じゃ無かったのだ。


つくしの場合は、司とお付き合いをして居たので、当たり前では在ったのだが…。
総二郎狙いでは無かったのだ。


だからこそ…。
学生時代のつくしは、気安く、西門邸に出向く事が出来て居たのだ。


だが、西門流のお稽古の為に西門邸に現れる女性は、全てと云っても、過言じゃ無い程…。
総二郎狙いの女性ばかりだったのだ。


其の為…。
西門家の使用人頭は、そんな女性達に対して、うんざり気味だったのだ。
だが、此の時の優紀は、そんな西門家の使用人頭に対して、そんな素振りさえ、一切、魅せなかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の西門家の使用人頭自体…。
そんな優紀に、興味を示したのだった。


なので、何気に、此の時の西門家の使用人頭は、そんな優紀に、声を掛けて視たのだった。


「優紀様は、総二郎坊っちゃんのお友達で居らっしゃるのですよね?」と…。


だからだったのだろう。
優紀は、即答したのだった。


「はい、そうです。
 其れと…。
 お願いなのですが…。
 私は、『様』付けで、呼んで頂ける様な身分の娘では在りません。
 ですので…。
 家元夫人から呼んで頂いてます様に、『さん』付けで、呼んで頂けますでしょうか?」と…。


だからだったのだろう。
そんな優紀からの返答の言葉に、此の時の西門家の使用人頭は、驚愕するのだった。
だが、此の時の西門家の使用人頭は、そう言って来た優紀に、即答するのだった。


「其れは、時と場合に寄れば…。
 難しいかも知れません。
 ですが…。
 ご要望にお応え出来る様に、努めて視ます。」と…。


なので、優紀は、そう優紀に返答して来た西門家の使用人頭に、念押しをするかの如く…。
返答するのだった。


「宜しくお願い致します。」と…。



そして、其の後、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、お茶を点てて、片付けを済ませた優紀が、帰った後…。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、西門家の使用人頭に、訊いて視るのだった。


「優紀さんは、如何だった?」と…。


其処で、西門家の使用人頭は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、優紀と話しした内容を、話しして聞かせるのだった。


其の上で、西門家の使用人頭は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、訊くのだった。


「此れからは、如何、お呼びすべきでしょうか?」と…。



実は、そんな風に、西門家の使用人頭から訊ねられた此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、笑い始めたのだった。


其の上で、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、笑い乍らも、西門家の使用人頭に、言って除けるのだった。


「(笑)…。
 まだ、優紀さん自身、総二郎と、お付き合いして居ないと思って居るわ。
 でも、総二郎は、優紀さんと、お付き合いして居ると、思って居る様子なのよ。
 きっと、優紀さんは、総二郎の事を、お仲間としか観て居ないんだと思うわ。
 だから何でしょうね。
 総二郎と優紀さんのお気持ちは、まだ、一致して居ないわ。
 なので、今は、取り敢えず…。
 優紀さんのお気持ちに、沿って、呼んで上げて下さるかしら?
 優紀さんが、西門家に嫁いで来る事を、重く感じさせない様にする為にも…。」と…。


だからだったのだろう。
西門家の使用人頭は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、即答するのだった。


「承知致しました。」と…。



という訳で…。
当分の間…。
其の後の西門家の使用人頭は、優紀の呼び名を、『優紀さん』と、したのだった。


だからだったのだろう。
此の時点での優紀は、其の後の西門家の使用人頭が、自身の事を、『優紀さん』と、呼んでくれる様に成った事を、ホッとして居たのだ。



実は、此の時点での優紀は、まだ、知らなかったのだ。
西門家の使用人頭に、『優紀さん』と、呼ぶ様に、指示を出した此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人の思惑の事を…。


否…。
此の時点での総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、此の時の優紀には、一切、見せなかったのだ。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人が考えて居る思惑の事を…。




<此の二次小説『喧嘩をしてしまった…<総優>  42.』は、短めと成っております事
 を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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