I’m crazy about you.　～お前に夢中～　　68．

2021/02/25 02:06

【両家の食事会【I’m crazy about you.　～お前に夢中～】　　番外編⑤のエピローグ
　＜両家の食事会後＞】

両家の家族紹介を兼ねた両家の食事会を済ませたと言う事も有り…。
また、既に、司とつくしは、婚約発表を済ませて居たのだ。

だからだったのだろう。
実は、此の時の司は、自身の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、願い出て居たのだ。

実は、其の司からの要望とは…。
まだ、司とつくしは、結婚式前では有ったのだが…。
司とつくしが、一緒に、住むという事だったのだ。

だからこそ…。
司は、自身の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、確認するかの如く…。
訊き始めるのだった。
実は、司が、自身の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、願い出て居た日は、両家の家族紹介を兼ねた両家の食事会を済ませた当日の夜の事だったのだ。

「親父…。
　もう、そろそろ、俺とつくしは、一緒に住んでも良いだろ？
　早かれ遅かれ…。
　何れは、俺とつくしは、一緒に住むんだ。
　俺とつくしが、一緒に住む事は、早ぇか？　or　遅ぇか？…位ぇなもんだろ。
　だったら…よ。
　結婚前でも、良いよな？」と…。

だからだったのだろう。
此の時の司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保からの返答の言葉は、司の納得いくものでは無かったのだ。

「取り敢えず…。
　其の件は、保留とし様…。
　桃乃園家側にも、言い分は有るだろう。
　桃乃園総帥と、相談してからでも良いだろう。」と…。

実の事を言うと…。
司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保だけでは無く…。
つくしの祖父で在る　桃乃園総帥も、司が、そう言って来るだろう事は、予想済みだったのだ。

何故なら…。
司は、桃乃園邸のつくしの自室で泊る事は、つくしの祖父で在る　桃乃園総帥だけじゃ無く…。
つくしの両親で在る　晴夫と千恵子からも、既に、了承済みだったのだ。

だが、司が、桃乃園邸のつくしの自室で泊る事は、そう再々という訳にもいかず…。
司は、つくしを、東京メープルに、呼び出すか？
連れ込むしか無かったのだ。

だからだったのだろう。
“だったら…。
　一緒に住んでも、構ねぇだろ？”と、いう事が、司の思って居た事でも有り、言い分だったのだ。

なので、司は、自身の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に、願い出て居たという訳だったのだ。

だからだったのだろう。
司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保だけでは無く…。
つくしの祖父で在る　桃乃園総帥も、司が、そう言って来るだろう事は、予想済みだったという訳だったのだ。

という訳で…。
実は、両家の家族紹介を兼ねた両家の食事会が、終了した翌日の夜…。
つくしの祖父で在る　桃乃園総帥は、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保から、司の要望の話しを聞き、つくしの祖父で在る　桃乃園総帥　と　司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、相談して居たという訳だったのだ。
此の件に関しては、つくしの父親で在る　晴夫も、呼び出された事は言うまでも無かったのだが…。

そして、司とつくしが、住む予定のマンションは、つくしの祖父で在る　桃乃園総帥　と　司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保…。
そして、つくしの父親で在る　晴夫との相談の結果…。
司の個人名義で建てたマンションに、司とつくしを、住まわせる事と成ったのだった。

何故なら…。
司、成らば…。
そうしたいだろうという事が、最大の理由だったのだ。

なので、つくしの祖父で在る　桃乃園総帥　と　司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保…。
そして、つくしの父親で在る　晴夫との三者の相談の結果…。
司の個人名義で建てたマンションに、司とつくしとが、住む事と成ったのだった。

本来なら…。
つくしの母親で在る　千恵子は、“まだ、つくしは、結婚前だ。”と、言う事を理由に、自身の娘で在る　つくしが、司と其のマンションに住む事は、反対だったのだ。

結婚式迄、残り少ないで在ろう　自身の娘で在る　つくしとの時間を、此の時のつくしの母親で在る　千恵子は、ギリギリ迄、桃乃園邸で、母子（おやこ）として、一緒に、過ごしたかったのだ。

なのに…。
司との『同棲』と言うべき、『同居』を選んだつくしを、此の時のつくしの母親で在る　千恵子は、恨んで居た事も、また、事実だったのだ。

という寄りも、牧野家時代のつくしの母親で在る　千恵子は、あれだけ、放任主義だったのだ。

だからこそ…。
つくしは、司との同居という名の『同棲』を、選んだという訳だったのだ。

だが、自身の義父で在る　桃乃園総帥から、そう言われた此の時のつくしの母親で在る　千恵子は、何も、反論出来ないという事が、了承した最大の理由だったのだ。

其の時のつくしの祖父で在る　桃乃園総帥が、自身の次男の晴夫の嫁で在る　千恵子に、伝えた言葉とは…。

「千恵子さん…。
　儂と保君と晴夫とで、相談した結果…。
　つくしは、まだ、結婚式前じゃが…。
　司君と一緒に、住まわせる事とした。
　司君とつくしが一緒に住むマンションは、司君の個人名義で建てたマンションと云う事と
　成った。
　千恵子さんも、異論は無いじゃろ？」と…。

だからこそ…。
此の時のつくしの母親で在る　千恵子は、自身の義父で在る　桃乃園総帥に、返答するのだった。

「はい。
　承知しました。」と…。

一方、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、大喜びだったのだ。

何故なら…。
“何時でも、つくしさんと会えるわ。”と、いう思惑が、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓には、有ったから…だったのだ。

なので、自身の夫で在る　道明寺HD　会長　道明寺保から、そんな話しを聞いた時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、何の反論の言葉も出る事無く…。
即、了承するのだった。

実は、此の時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓が、其の時の自身の夫で在る　道明寺HD　会長　道明寺保から聞かされたそんな話しとは…。

「司とつくしさんは、まだ、結婚式前だが…。
　司からの要望に寄り…。
　司とつくしさんは、司の個人名義で建てたマンションに、住まわせる事と成った。
　其のつもりで居てくれ。」と…。

だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、即、了承したという訳だったのだ。

「ええ。
　承知しましたわ。」と…。

なので、其の後の司とつくしは…。
つくしが、つくしの母親で在る　千恵子から呼び出しを受けた事で、つくしの実家と成る　桃乃園邸に帰った際…。

もしくは、司とつくしが、つくしの母親で在る　千恵子から呼び出しを受けて、つくしの実家と成る　桃乃園邸に帰った際…。

また、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓が、其の後、日本に帰国して帰って来た時に、つくしが、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓より呼び出しを受けた事で、司の実家と成る　道明寺邸に出向いた際…。

もしくは、司が、自身の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓より呼び出しを受けた事で、司の実家と成る　道明寺邸に帰った際…。

桃乃園家　と　道明寺家の両家のそれぞれの母親と会う時は、怒らせない様に、また、機嫌取りに努める様に、司とつくしは、常に、行動する様に成って居たのだった。

何故なら…。
司とつくしは、まだ、結婚式前の身なのだ。

云わば…。
婚約を取り交わしただけに過ぎないのだ。

なので、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓にしても…。
つくしの母親で在る　千恵子にしても…。
何時何時（いつなんどき）…。
司とつくしの結婚話に、難癖を付けて来るとも、限らないのだ。

だからこそ…。
桃乃園家　と　道明寺家の両家の母親と会う時は、怒らせない様に、また、機嫌取りに努める様に成ったという訳だったのだ。

そして、また、『婚約発表記者会見』の時…。
司とつくしは、F3＆T3に、報告して居なかった事で、怒られたという経緯が有ったのだ。

だからだったのだろう。
“今回も、怒らせる事の無い様に…。”と、言う事で…。

司の個人名義で建てたマンションに、司とつくしが、一緒に住むという事を、引っ越しした其の日に、F3＆T3に、報告するのだった。
勿論のLINEで…。

実は、報告を入れたのは、司だったのだ。
しかも、『F4＆T4のグループLINE』からだったという事は言うまでも無かったのだ。

『俺とつくしは、今日から、俺名義で建てたマンションに、引っ越す事に成った。』と…。

だからだったのだろう。
F3＆T3は、それそれ、返信するのだった。

『ふ～ん。
　分かった。』
『やっとかよ‼
　此処迄、長かったな。
　司…。
　良く頑張ったよ。』
『了解‼
　ほんとだな。
　司…。
　良かったな。』
『あいよ。
　つくし…。
　本当に、良かったね。』
『了解しました。
　つくし…。
　身体にだけは、気を付けてね。』
『承知致しましたわ。
　先輩の此れからが、楽しみですわ。』と…。