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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  43.



【41.のエピローグ<総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からの優紀への要望>】


此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀の動揺して居る姿が見て取れた事で、話しし始めるのだった。


「ねぇ~、優紀さん…。
 優紀さんは、現在、三条の大奥様から、お茶のお稽古を付けて頂いて居るのよね?
 私(わたくし)にも、お茶を点てて下さらないかしら?」と…。


其処で、此の時の優紀は、そう言って来た総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、了承の言葉を、言って除けるのだった。


「まだまだ、未熟者ですが…。
 其れでも、宜しければ…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そう言って来た優紀に、にこっと、笑い乍ら、話しするのだった。


「ええ(笑)。
 宜しくて…よ。」と…。



そして、優紀は、西門家の使用人頭の指導の下…。
お茶の支度を始めたのだった。
そして、優紀は、お茶を点て始めるのだった。



実は、優紀が、お茶を点て様として居た其の時に、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀に、声を掛けるのだった。


「優紀さん…。
 取り敢えず…。
 何時も通りに、お茶を点てて視てくれるかしら?」と…。


勿論、其の場のそんな様子を、西門家の使用人頭も、一緒に、観て居たのだった。



だからだったのだろう。
優紀は、そんな風に、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に声を掛けて貰った事で、「はい。」と、返答して居たのだが…。


実は、此の時の優紀は、そんな総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に声を掛けて貰った事で、思って居たのだった。


“もしかしたら…。
 私は、家元夫人から、試されて居るのだろうか?
 だとしたら…。
 桜子さんのお祖母様が、悪く思われない様に、しっかり、努めなきゃ…。”と…。



云わば…。
此の時の優紀は、そんな総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人の事を、誤解して居たのだ。


実は、此の時点での総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、“優紀さんは、どれだけ、お茶が好きなのだろうか?”と、いう事を、知りたかっただけ…なのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀の点前・作法を、しっかり、観て居たのだ。


実は、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人のそんな様子も、優紀自身、しっかり、観て居たのだ。



そして、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀の点てたお茶を飲んだ後…。
優紀に、挨拶を交わすのだった。


「結構なお服あい(加減)で御座います。」と…。



そして、優紀が点てたお茶を一服した後の其の後の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、続け様に、優紀に、訊き始めるのだった。


「優紀さん…。
 少し、訊いても、良いかしら?」と…。


だからだったのだろう。
優紀は、小首を傾げ乍らも、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、返答するのだった。


「はい。」と…。


なので、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀に、更に、訊き始めるのだった。


「優紀さんは、お茶がお好きなのよね?
 だからこそ…。
 三条の大奥様から、お茶のお稽古を付けて頂いて居るのよね?」と…。


なので、優紀は、其の事について、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、話しし始めるのだった。


「はい。
 お茶の匂いを嗅ぐ事で、其の時のモヤモヤとか…。
 悩みとか…。
 そんな嫌な自分自身が、全て、クリアに成る様な気がするんです。
 私は、ご子息と知り合った事で、『お茶の世界』というモノを知りました。
 だからこそ…。
 ご子息には、感謝して居ます。」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そう言って来た優紀に、話しし始めるのだった。


「優紀さんは、本当に、お茶が、お好きなのね。
 私(わたくし)としては、優紀さんが、お茶を好きで居てくれる事は、凄く、嬉しいわ。
 だからこそ…。
 優紀さんに、お願いが有るのよ。」と…。


其処で、此の時の優紀自身…。
不思議だったのだ。


何故なら…。
優紀は、優紀の点前や作法を、ずーっと、観て居たで在ろう 総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人から、酷評を受けると思って居たのだ。


なのに…。
そんな素振りを、一切、魅せて来ない総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、更に、小首を傾げ乍らも、返答するのだった。


「はい。
 どの様なお話しでしょうか?」と…。


なので、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そう言って来た優紀に、言い始めるのだった。


「もし、三条の大奥様から、お許しを戴けたら…。
 優紀さんは、私(わたくし)の内弟子に成ってくれるかしら?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、そんな総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、驚愕だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀の声は、素っ頓狂な声色だったのだ。


「へっ??」と…。


そして、此の時の優紀は、其の後、我に返ったかの様に…。
更に、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、訊き始めるのだった。


「ですが…。
 家元夫人は、“お弟子さんをお取りに成って居ない。”と、伺った事が有ります。
 其の家元夫人が、“私を…⁉”…ですか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そう言って来た優紀に対して、クスクスと、笑い乍らも、話しし始めるのだった。


「そうよね(笑)。
 確かに、今迄は、そう言われて居たわ。
 其れに、今迄の私(わたくし)は、確かに、弟子を取って来なかったわ。
 其れは…ね。
 私(わたくし)が、弟子を取ると言う事は、意味深に成るから…よ。
 私(わたくし)が、弟子を取ると言う事は、男女に関係無く…。
 “西門家に近い立場の人間で在る。”と、いう意味に成るから…よ。
 其れが、ましてや、『女性』成らば…。
 世間では、其の女性が、『総二郎のお相手』と、見做されるから…よ。
 だからこそ…。
 今迄の私(わたくし)は、弟子を取って来なかったのよ。
 でも…ね。
 私(わたくし)は、優紀さんを、私(わたくし)の内弟子に迎え入れたいの。
 私(わたくし)は、先程、優紀さんの点前や作法を、魅せて頂いて、納得したわ。
 三条の大奥様が、私(わたくし)に、仰って居たお話しの意味を…。
 流石は、三条の大奥様…。
 優紀さんを、此処迄、お育てに成ったのだから…。」と…。
「………」


そう言われた優紀は、そう言って来た此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、何を如何返答すれば良いのか?
分からない位だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、何も返答出来ずに居たのだった。



其処で、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな風に、驚愕顔を顔に張り付かせたままの優紀に、更に、言って除けるのだった。


「優紀さん…。
 総二郎は、貴女の事を、お好きな様よ。
 総二郎は、貴女に好意を寄せて居るわ。
 だからこそ…。
 私(わたくし)は、貴女を、内弟子に迎え入れたいのよ。
 其れが、如何言う意味か?
 優紀さんには、お分かりかしら?
 私(わたくし)は、優紀さんを、『総二郎のお相手』として、認めて居るという意味よ。
 だからこそ…。
 総二郎と優紀さんとのお付き合いの件に関して…。
 優紀さんが、総二郎に断って居る理由のお話しは、総二郎からだけじゃ無く…。
 西門家としても、一切、受け付けられないという意味よ。
 だからこそ…。
 優紀さんの仰って居るお断りのお話しは、無かった事に成るわね。」と…。
「………」


だからだったのだ。
優紀は、既に、開いた口が塞がらない状況と成って居たのだ。
なので、此の時の優紀は、更に、返答の言葉を口にする事が、出来ずに居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな優紀に、更に、クスクス笑い乍ら、言って除けるのだった。


「取り敢えず…(笑)。
 優紀さんは、総二郎の彼女に成って頂くわね。
 優紀さん…。
 宜しくて…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀には、其れ以上…。
そんな総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、言える言葉が、見付からなかったのだった。

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