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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  49.



【桃の節句【喧嘩をしてしまった…<総優>】  番外編③のエピローグ】


タマが、司とつくしの自室に在る 和室に、F4&T4を呼びに来たのだった。


「坊っちゃん方…。
 お嬢様方…。
 ご用意が出来ましたさね。
 ダイニングにお越し下さいまし。」と…。



実は、司とつくしの自室に在る ダイニングに、『桃の節句』のパーティー料理を、セッティングしてくれる様に、つくしが料理長に頼んで居たのだった。


勿論、此の日(『桃の節句』のパーティーの当日)のつくしは、早目に帰宅して、『桃の節句』のパーティー料理作りを、タマと共に、手伝って居た事は事実だったのだ。


だが、滋と優紀が、道明寺邸に到着した時点で、つくしは、タマと料理長に、後を託して居たのだ。


なので、タマが、司とつくしの自室に在る 和室に、F4&T4を呼びに来たという訳だったのだ。


そして、F4&T4は、司とつくしの自室に在る ダイニングで、『桃の節句』のパーティー料理を、食して居たのだった。



実は、此の時の総二郎は、優紀の目元が気に成って居たのだ。


何故なら…。
優紀の目元は、赤く成って居たのだ。


だからこそ…。
総二郎は、そんな優紀の目元が気に成って居たのだった。



と、同時に、此の時の総二郎は、勘違いを起こして居たのだった。


何故なら…。
優紀が泣く程…。
“優紀は、俺と付き合う事が、そんなに、辛ぇのか?”と、思って居たのだ。



実は、総二郎が、そう思うには、理由が有ったのだ。


“桜子成らば…。
 優紀から、現在の優紀自身の心境を、訊いて居るだろう。”と、此の時の総二郎は、思って居たから…だったのだ。


だからこそ…。
総二郎は、勝手に、そう勘違いを起こして居たのだ。


だからだったのだろう。
食事を終えた総二郎は、優紀に、近付き…。
話し掛けるのだった。


「優紀…。
 目が赤いぞ⁉
 何か、泣く程…。
 辛ぇ事でも有ったのか?
 もしかして…。
 俺と付き合う事が、そんなに辛ぇか?
 優紀は、俺と付き合う事自体…。
 嫌に成ったか?
 だったら…。
 俺との付き合いを、ーーーーーーーーーー。」と…。


其処迄、言って居た此の時の総二郎の続きの言葉を遮るかの如く…。
桜子が、話しし始めるのだった。


「西門さん…。
 そんな事を仰ったら…。
 後で、後悔されますわよ。
 優紀さんが、泣いて居らっしゃった理由は、私が、お話しした話の内容に泣かれたから…
 ですわ。
 決して、西門さんとのお付き合いが嫌で、優紀さんが、お泣きに成った訳では、御座いま
 せんわ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、思い悩む程だったのだ。


“其れなら、何故?
 優紀が、泣く必要性が有る⁉”と…。


なので、此の時の総二郎は、怪訝な顔付きに成って居たのだ。


其処で、此の時の桜子は、そんな総二郎を観て居て、クスクス笑い始めるのだった。
其の上で、そんな総二郎に、再度、言って除けるのだった。


「(笑)
 西門さん…。
 何という顔付きに成って居らっしゃるんですか?
 優紀さんが、お泣きに成ったのは、先程も、言いましたが…。
 私が、お話しした話の内容に、泣かれたんです。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、そう言って来た桜子の言葉に、不安に成り乍らも、訊き始めるのだった。


「桜子は、優紀に、何の話しをしたんだよ?」と…。


だからこそ…。
此の時の桜子は、そんな総二郎に、更に、クスクス笑い乍らも、話しし始めるのだった。


「(笑)
 私は、優紀さんにお伝えしただけですわ。
 “優紀さんは、決して、一人じゃ無いですよ。
  優紀さんには、私達が、就いて居ます。
  優紀さん…。
  周りを見て視て下さい。
  西門さんと優紀さんの為に、何時でも、F3&T3は、動くんですよ。
  何故なら…。
  其れは、仲間だから…です。”と…。
 そうですわよね?
 西門さん…。」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、そんな桜子からの話しを受けて…。
更に、付け加えるかの様に、話しし始めるのだった。


「ああ。
 桜子の言う通りだ。
 其れに、優紀には、俺が就いてるだろ?
 もし、優紀が、俺と付き合う上で、如何しても、西門流に、拘り続けると言うの成ら
 ば…。
 俺は、西門流 次期家元の座を、弟の巧三に、託すつもりだった。
 其れは、次期家元は、巧三に託す事は出来ても…。
 俺には、もう、優紀しか居ねぇんだ。
 だから…よ。
 俺は、今日、其の事を、優紀に、伝えるつもりで居た。
 其れでも、優紀は、俺と付き合う事は、嫌か?」と…。
「………」


だが、此の時の優紀は、返答出来る言葉が、見付からなかったのだ。


何故なら…。
総二郎の母親で在る 家元夫人から、言われて居た事が有ったのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、思うのだった。


“そんな事をしたら…。
 きっと、私は、家元夫人から、恨まれる。
 だからこそ…。
 西門さんには、そんな事を、させられない。”と…。


なので、此の時の優紀は、そう言って来た総二郎に、話しし始めるのだった。


「西門さんが、そんな事を為されば…。
 私は、きっと、家元夫人から、恨まれます。」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、此処だとばかりに、優紀に、言って除けるのだった。


しかも、あきらからのアドバイスが有ったからでは無いのだが…。
此の時の総二郎は、甘い目元に、甘いマスクのままで、そんな優紀に言って除けるのだった。


「だったら…よ。
 俺を、信じろよ。
 俺は、ぜってぇ、優紀を守って魅せる。
 否…。
 西門流から、俺は、優紀を守って魅せるよ。
 司でも、出来た事だ。
 俺だって、出来るに決まってる。
 だから…よ。
 俺を信じて、就いて来い。
 なぁ~、優紀…?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、泣き乍らも、そう言ってくれた総二郎に、漸く、頷くのだった。



だからだったのだ。
T3は、優紀の方に駆け寄り、優紀に抱き着いて居たのだった。


本当は、総二郎自身…。
優紀を自身の方へ引き寄せて、優紀を抱き締めたかったのだが…。
此の時の総二郎は、此処では、そんなT3に、負ける事と成って居たのだった。



そんな時だったのだ。
総二郎のそんな話しを聞いて居た此の時の司は、愚痴っぽく、総二郎に、言って除けるのだった。


「総二郎君…よ。
 何が…。
 “司でも、出来た事だ。
  俺だって、出来るに決まってる。”だよ?
 いい加減にしろよ⁉」と…。


だが、あきらは、総二郎の方へ向かい、総二郎に、言って除けるのだった。


「総二郎…。
 おめでとさん!
 やっとだな‼
 今迄、長かったな。
 でも…よ。
 総二郎も、遣れば、出来んだな。」と…。


そして、類は、言わなくても良い言葉を、総二郎に、言ってしまうのだった。


「総二郎…。
 まるで、公開プロポーズだね?」と…。


だが、此の時の総二郎は、そう言って来た司と類を、纏めて言って除けるのだった。


「お前等…。
 うっせぇわ。
 其れに、類…。
 此れは、プロポーズじゃねぇ‼
 プロポーズは、俺と優紀の二人だけの時に、ちゃんと云うんだよ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の類は、既に、面倒臭そうに、総二郎に、返答するのだった。


「ふ~ん。」と…。



だが、此の時の総二郎は、あきらからの祝福の言葉を、聞き逃して居なかったのだ。


だからこそ…。
あきらに、耳打ちで、礼の言葉を、伝えるのだった。


「あきら…。
 色々、サンキュな!」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、そう言って来た総二郎に、思って居たのだった。


“総二郎のこう言う所は、司と違う所だよな。
 総二郎は、ちゃんと、礼の言葉が言えるし…な。”と…。



という訳で…。
此の後のF3&T3は、総二郎と優紀の付き合いを、祝福するのだった。


なので、『桃の節句』のパーティーとして集まって居た筈の此の時のF4&T4は、総二郎と優紀の付き合い始めたお祝いのパーティーとして、取って代わって居た事に、誰一人として、気付く事は無かったのだ。



だが、此の後の総二郎は、また、優紀を、怒らせる様な事を、言い始めるのだった。

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