tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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雛祭り【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編②



【雛祭り【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編①のエピローグ
 <一部あり>】


つくしは、自身の祖父で在る 桃乃園総帥の了承が得られた事で、自身の母親で在る 千恵子に、3月3日の『雛祭り』の事を伝えるのだった。


「皆が、3月3日の『雛祭り』の日に、遊びに来てくれるの。
 だから…。
 ママ、宜しく…ね。」と…。


だからだったのだろう。
つくしの母親で在る 千恵子は、つくしに、言って除けるのだった。


「そう。
 其れは、良かったわね。
 皆さんがお越し下さる事で、『雛人形』も、喜ぶでしょうね。」と…。


なので、3月3日の『雛祭り』の日の当日…。
つくしは、早朝から、自身の母親で在る 千恵子 と 桃乃園家の料理長 及び 料理人達と一緒に、ちらし寿司作りに、精を出すのだった。



実は、此の3月3日の『雛祭り』の日の当日…。
滋の提案通り…。
T4は、振袖を着付けて貰って、楽しむ事にして居たのだ。


なので、此の時のつくしは、F4&T3が、桃乃園邸に現れる時刻を見計らって、振袖を着付けて貰う事と成って居たのだ。


其の振袖を着付けて貰う時刻と成った事で、つくしの母親で在る 千恵子は、つくしに、言って除けるのだった。


「そろそろ、振袖を着付けて貰う時間でしょ?
 此処は良いから…。
 着付けて貰って来なさい。」と…。


なので、つくしは、自身の母親で在る 千恵子 と 桃乃園家の料理長 及び 料理人達に、後の事は任せて、自身は、振袖を着付けて貰う事にしたのだった。


「うん。
 そうするね。」と…。


なので、此の時のつくしは、其の場を後にするのだった。



実は、本来なら…。
『記念写真』を撮った日と同じ様に…。
桃乃園邸に集まって、T4全員で、振袖を着付けて貰うつもりで、つくしは居たのだ。


だが、良く考えれば…。
雛祭り』の料理の定番と云えば…。
ちらし寿司だけじゃ無く…。
蛤(はまぐり)のお吸い物…。


そして、其れだけじゃ無く…。
『桃の節句』に因んで、其の他の彩(いろどり)の良い料理も出す予定なのだ。
と言う事は、人手が必要だったのだ。


だからだったのだろう。
今回のつくしは、T3に伝えて、各々で、振袖を着付けて貰う事にしたのだった。



其処で、此の事を聞き付けたつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、桃乃園家の専属カメラマンを、また、呼んでくれて居たのだ。


そして、其の事を知った滋は、此の日を、リベンジの日と、考えて居たのだ。


何故なら…。
前回の『記念写真』を撮った日…。
滋だけが、2ショット撮影出来なかったのだ。


だからこそ…。
せめて、3月3日の『雛祭り』だけは、2ショット撮影に望みたかったのだ。


だからこそ…。
此の日の滋は、かなり、気合が入って居たのだった。



実は、優紀は、滋の誘いで、大河原家で、振袖を着付けて貰う事と成って居たのだった。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、そんな気合の入った滋を、引いた目線で観て居たのだった。
勿論、此の時の滋は、そんな風に、引いた目線で、自身を観て居るで在ろう 優紀が、其の場に居るとは、思っても視なかったのだが…。



そして、仕上がった滋と優紀は、実は、一緒に、大河原邸から桃乃園邸に出向こうとして居たのだ。
だが、其処に、総二郎が、大河原邸に現れたのだ。


何故なら…。
優紀が、“大河原邸で、振袖を着付けて貰う事に成った。”と、言う事を、事前に、総二郎は、聞き付けたからだったのだ。


なので、此の事を、知らされて居なかった優紀は、総二郎の登場に、驚愕するのだった。


其処で、此の時点に於いての滋は、“ニッシーと優紀は、事前に、申し合わせて居たのかも知れない。”と、勘違いを起こすのだった。


なので、滋は、自身の2ショット撮影の時のお相手として、“ニッシーは、無理かも…。”と、思うのだった。


何故なら…。
“ニッシーは、優紀を選ぶだろう。”と、此の時の滋には、思えて居たから…だったのだ。


勿論、例え、総二郎が、2ショット撮影の相手として、滋から指名されても、滋は、断られる事は、目に見えて居たのだが…。


なので、滋の中でも、総二郎は、却下と成って居たのだった。



そして、桃乃園邸に着いた時の滋は、見てしまったのだ。
其れは、あきらが、桜子をエスコートして、リムジンから、降ろして居た所だったのだ。


そんな様子のあきらと桜子を観た滋は、思うのだった。


“あきら君と桜子は、何時の間に、そんな関係に成って居たのよ‼”と…。


だからだったのだ。
滋は、ちょっと、ショックを起こして居たのだ。


何故なら…。
此の時の滋は、総二郎には、期待して居なかったのだ。


“ニッシーは、私の2ショット撮影の相手には、成ってくれる事は無いだろう。”と…。


だが、此の時の滋は、あきらには、少し、期待して居た所も在ったのだ。


“優しいあきら君なら…。
 期待出来るかも…。”と…。


なのに…。
其のあきらは、桜子をエスコートして、桃乃園邸に現れたのだ。


此の時の滋は、勝手に、期待して居たあきらに、ショックを起こすのだった。


あきらから云わせれば…。
傍迷惑な話なのだ。



だからだったのだろう。
滋は、思うのだった。


“やっぱり、私の2ショット撮影の相手は、類君しか居ない。
 あきら君に頼んでも、きっと、「桜子と撮る。」と、言って、私は、相手にもされないだ
 ろうから…。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、類を、担ぎ出す事にしたのだった。



だが、今回の3月3日の『雛祭り』の撮影に関して…。
桃乃園家の専属カメラマンには、構想が有ったのだ。


何故なら…。
『記念写真』の日と同じ様な撮影では意味が無いのだ。


何故なら…。
同じ様な写真しか撮れないのだから…。


所謂、此の時の桃乃園家の専属カメラマンからすれば…。
撮れ高が足りないという事に成るのだ。


だからこそ…。
此の時の桃乃園家の専属カメラマンには、構想が有ったという訳だったのだ。


其の桃乃園家の専属カメラマンの構想とは…。
F4&T4には、思い想いに、楽しんでもらう。
其の上で、桃乃園家の専属カメラマンが、“勝手自ら、シャッターを押す。”…。


そんな風景を、此の時の桃乃園家の専属カメラマンは、撮りたかったのだ。



そう成ると…。
やはり、司&つくし…。
そして、総二郎&優紀…。
そして、あきら&桜子のそれぞれの2ショットが、出来上がって居たという訳だったのだ。


所謂、そんな状況のF3&T3の前では、此の時の滋の出る幕は、無さそうだったのだ。



だからこそ…。
此の時の滋は、何時も通り、ソファに寝転んで居る類に、声を掛けるのだった。


「類君…。
 私達も、写真…。
 撮って貰おうよ‼」と…。


実は、此の時の類は、思って居たのだった。


“私『達』って…。
 有り得ないから…。”と…。


だからこそ…。
此の時の類からの返事は、何時も通りだったのだ。


何故なら…。
もし、2ショット撮影を映して貰うとする成らば…。
其れは、類にとって、『つくし』しか居ないのだ。


唯、つくしの相手は、司で在り…。
既に、つくしの婚約者は、司なのだ。


其れに、類にとって、『つくし』が幸せ成らば…。
其れで良かったのだ。


『つくし』さえ、笑って居るの在れば…。
其れが、類の幸せでも在ったのだ。


だからこそ…。
今の類にとって…。
つくし以外の他の女性と、2ショット撮影に、望むつもりも無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の類は、そう言って来た滋に、言えた言葉だったのだ。


「俺は、良いや…。
 写真は、要らない。
 如何しても、映したいので有れば…。
 総二郎 or あきらにでも、頼めば…。
 間違えても、司には、訊かない方が良いと思うけど…ね。」と…。


だが、此の時の滋には、そう言って来た類の言い分も、分かって居るのだ。


だが、司だけじゃ無く…。
総二郎にしても…。
あきらにしても…。
それぞれ、つくしと優紀と桜子と、既に、楽しんで居る様子だったのだ。


なので、其処に、自身が入り込む余地等無い様子だったのだ。


だからこそ…。
此の時の滋は、類に、言って視たのだから…。


だが、其の頼みの綱の類でさえも、此の時の滋は、断られたのだ。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、更に、愚痴って居たのだった。


“皆、楽しそうにしてるわね。
 私は、一人で居るというのに…。
 何なの?
 此の差は…。
 信じらんない。”と…。


本来、滋は、“桃乃園家の(『十五段飾り』の)『雛飾り』を観て視たい。”と、思って居た程だったのだ。
だが、其の楽しみにして居た筈の桃乃園家の(『十五段飾り』の)『雛飾り』を楽しむ余裕さえ見付からない程だったのだ。


という訳で、此の日の滋も、自身の想いとは、裏腹に…。
F3&T3の2ショット撮影は、楽しそうに、進むのだった。



そして、今回の3月3日の『雛祭り』の撮影に関しても、『記念写真』の時と同様に…。
『CD-ROM』 と 『アルバム』にして、F4&T4に、手渡されたのだった。


唯、此の時の滋は、愚痴っぽく成って居た事だけは、事実だったのだ。


何故なら…。
自身の写真の枚数が、殆ど、無かったから…だったのだ。

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