喧嘩をしてしまった…<総優> 50.
【喧嘩をしてしまった…<総優> 49.のエピローグ <一部有り>】
実は、優紀の方に駆け寄り、優紀に抱き着いたT3は、興奮状態に在ったのだ。
何故なら…。
やっと、優紀が、総二郎との付き合いに、了承したのだ。
此れが、T3の興奮状態に在った理由だったのだ。
此の時のT3…。
所謂、つくしと滋と桜子は、声を出し乍ら、優紀に抱き着くのだった。
「優紀…。」
「キャー。」
「優紀さん…。
やっと、決心したんですね。」と…。
そして、其の後のT4は、優紀を囲って、大騒ぎだったのだ。
という訳で…。
此れが、そんなT3に、総二郎が、負ける事に成った所以で在る。
だからこそ…。
此の時の総二郎は、そんなT3に、焼きもちを焼くのだった。
実は、此の時点での総二郎は、優紀を自身の方へ引き寄せて、優紀を抱き締めたかったのだ。
何故なら…。
優紀が、やっと、頷いたのだから…。
だからだったのかも知れない。
其の後の総二郎は、また、優紀を、怒らせる様な事を、言い始めるのだった。
先ずは、此の時点での総二郎は、優紀に、再度、確認して居たのだ。
何故なら…。
優紀が、頷いた事自体…錯覚共、取れるのだ。
幾ら、T3が、騒いで居ても…。
だからこそ…。
此の時の総二郎は、優紀に、再度、確認して居たという訳だったのだ。
「優紀…。
さっきは、頷いたんだよな?
と言う事は…。
やっと、“うん。”と、言ってくれたという訳だよな?」と…。
だからだったのかも知れない。
優紀は、呆れ乍らも、総二郎に、言って除けるのだった。
「はい。」と…。
なので、総二郎は、そんな優紀に、更に、確認するのだった。
「サンキュな!
優紀…。
という事は…。
俺と優紀は、既に、付き合ってると言う事で、良いんだよな?」と…。
だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、そう言って来た総二郎に対して、驚愕顔を顔に張り付かせた様な状況と成って居たのだった。
なので、そんな優紀が、此の時の総二郎に言えた言葉は、驚愕の言葉だけだったのだ。
「えっ??」と…。
だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、言ってはいけない様な言葉を、優紀に、言ってしまうのだった。
「はぁ~??
俺と優紀は、既に、そう言う関係だろ?」と…。
だからだったのだ。
そんな風に、総二郎から言われてしまった此の時の優紀は、かなり、怒って居る様子だったのだ。
だからこそ…。
此の時の優紀は、そんな総二郎に、言えた言葉だったのだろう。
「西門さん…?
こんな所で、そんな事を言うのは、止めて下さい。
いい加減にしてもらえますか?」と…。
なので、そんな優紀の言葉に、此の時点での総二郎は、“ヤバっ‼”と、思うのだった。
だが、『時すでに遅し…。』とは、良く言ったモノで…。
此の時の状況を、一言で言えば、そんな感じだったのだ。
だからだったのだろう。
其の事を知って居るF3は、それぞれ、小声で、口々に言って除けて居たのだった。
「総二郎…。
考えて、物言えよ‼」
「俺は、知らないよ‼」
「あっちゃ~。
言わねぇでも良い事を、言っちまう…何てよ。
総二郎は、恋愛呆けしちまったのか?」と…。
だが、此の時のT3は、直接、優紀から聞かなくても…。
何と無く、分かって居たのだ。
何故なら…。
滋は、何時も、上司として、優紀と接して居るのだ。
だからこそ…。
優紀の変化位…。
一目で分かるのだ。
其れに、仲間としての歴も、彼此、10年近く成って来たのだ。
だからこそ…。
此の時の滋は、思って居たのだ。
“仲間としても、上司としても、見抜けない様では、如何する?”と…。
また、T4一、仲間意識の強い桜子は、優紀の顔の表情一つにしても、直ぐ、分かる程なのだ。
だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、思って居たのだ。
“優紀さんの顔の表情が、変わった事を、本人で在る 優紀さんは、気が付いて居ないんで
しょうね。
と言う事は、優紀さんの顔の表情が、色っぽく成って居る事に、優紀さんは、気が付いて
居ないという訳ですよね。
西門さんは、既に、お気付きですよね。”と…。
また、つくしは、全く、気が付いて居なかったのだが…。
或る日…。
桜子の言葉で、何と無く、理解したのだった。
だからこそ…。
敢えて、此の場で、此の時のT3は、驚くでも無く…。
優紀から、其の事について、訊き出そう共、し無かったのだ。
なので、此の時の優紀は、敢えて、そんな話しには、其れ以上、スルーするのだった。
何故なら…。
此の時の優紀は、此れ以上、そんな話しを、膨らませたくは無かったのだ。
だからこそ…。
此の時の優紀は、此の話題から、遠ざかりたかったのだ。
なので、此の時の優紀は、“黙って置いて下さい。”と、云わんが如く…。
総二郎を、睨み付けて居たのだった。
だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、其れ以上に、此の話しを膨らませる事はし無かったのだ。
勿論、此の時の総二郎は、優紀の睨み自体が、怖い訳では無かったのだ。
だが、此れ以上…。
総二郎が、此の話しを膨らませた事で、優紀が、また、怒り出し、付き合い自体を、「止めたい。」と、言い出し始めては、総二郎自身、困るのだ。
なので、此の時の総二郎は、そんな優紀の機嫌取りに、徹し始めるのだった。
という訳で、此の時の総二郎が、そんな優紀に、言えた言葉は、謝りの言葉だけだったのだ。
「ごめん。」と…。
だからだったのだろう。
F3は、それぞれ、思うのだった。
“総二郎に、謝らせる事が出来る松岡とは、何者…何だ?”
“凄い‼
総二郎が、謝ったよ。”
“優紀ちゃんって…。
凄ぇんだな‼
総二郎を謝らす事が出来るだ何てな。”と…。
そして、T3は、同じ事を思うのだった。
“優紀(さん)って…。
凄い‼”と…。
なので、此の時のF3&T3にとっての優紀は、崇められて居たのかも知れない。
<此の二次小説『喧嘩をしてしまった…<総優>』は、2021.3.7 23:58に投稿してお
ります『喧嘩をしてしまった…<総優>について』を、ご覧頂けましたら、幸いです。
宜しくお願い致します。>