tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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此の一年の間【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編



【『Party【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編②』 と 『あきら&桜子
 【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編②』 と 『忘れ去られたBirthday
 【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編』 のエピローグ】


確かに、F3&T3は、3月14日の『White Day』の時点で、急接近し始めたあきらと桜子の異変を感じ始めて居たのだ。


だが、此の時のあきらと桜子は、未だ、プラトニックな付き合いを続けざるを得ない司とつくしの事を、不憫に思って居たのだ。


だからこそ…。
此の時のあきらと桜子は、3月14日の『White Day』の翌日に向かった旅行の後…。
本格的に、付き合いが始まってからも、F3&T3に、発表する気は、一切、無かったのだ。
なので、此の時点に於いてのあきらと桜子は、F3&T3には、内密な付き合いだったのだ。


だが、徐々に、隠し切れないあきらと桜子が、其の後…。
F3&T3の前に居た事は、事実だったのだ。


其れでも、尚、此の時のあきらと桜子は、隠し続けて居たという訳だったのだ。



其れには、理由が有ったのだ。


其の頃、F4の相談の結果…。
司の為にも、1月31日の『司のBirthday』以外のイベント事に関しても、「F4&T4で、楽しもうぜ‼」と、言う事に成ったのだ。


そして、翌年の1月31日の『司のBirthday』から、司は、つくしと過ごす事を、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に寄って、許されるまでの此の一年の間…。
イベント事と言えば…。
何時も、F4&T4で、過ごして来たのだ。


だからこそ…。
此の時のあきらと桜子は、心苦しかったのだ。


“だから…。”と、いう訳では無いのだが…。
此の時のあきらと桜子は、抜け駆けして居る様な気さえして居たのだ。


なので、此の時点のあきらと桜子は、F3&T3に、正直に、言えなかったのだ。



そして、司とつくしの婚約発表記者会見が、執り行われた数日後…。
あきらと桜子との間で、「そろそろ、良いかも…な(知れません)。」と、いう事に成り、桜子が、あきらに、提案したのだ。


「あきらさん…。
 今年のあきらさんのお誕生日は、絶対に、私は、お祝いしたいと思って居るんです。
 ですから…。
 F3&T3の皆さんにも、あきらさんのお誕生日を、再認識して頂く為にも、F4&T4で、
 『Party』しませんか?」と…。


実は、あきらと桜子との間では、桜子は、あきらの呼び名を、『あきらさん』と、呼んで居たのだ。


勿論、此の一年の間…。
F3&T3の前では、『美作さん』呼びだった事は言うまでも無かったのだが…。



そして、あきらは、少し、考えるのだった。
其の上で、あきらは、桜子に、言って除けるのだった。


「そうだな。
 そうし様か?」と…。


何故なら…。
実は、此の時のあきらの中では、ちょっとした作戦が有ったのだ。
其れは、F3&T3の前で、あきらから、桜子との交際宣言をする事だったのだ。



そして、桜子も、また、ちょっとした思惑が有ったのだ。
其れは、其の年の『St. Valentine's Day』に遡るのだ。


実は、其の年の『St. Valentine's Day』の当初の桜子の考えは、前年の『St. Valentine's Day』の日に手渡すつもりで居た『ネクタイ』を、あきらに、送るつもりだったのだ。


“恋人として付き合って居る今なら、あきらさんに、『ネクタイ』を、送っても、可笑しく 
 無いだろう。”と、此の時の桜子には、思えて居たから…だったのだ。


だが、桜子にとっては、初めて、『あきらのBirthday』を、お祝いするのだ。


“其れなら…。
 あきらさんのお誕生日に、『ネクタイ』を送る方が、良いのかも…。”と、此の時の桜子は、考えを改めて居たのだった。


なので、此の年の『St. Valentine's Day』は、『チョコ』と『ポケットチーフ』を送ったのだ。


何故なら…。
あきらが、『Party』に出席する際…。
“『タキシード』のポケットに、挿して欲しいなぁ~。”と、いう思いから、桜子は、『ポケットチーフ』を選んで居たのだった。
まるで、本番(2月28日の『あきらのBirthday』)に送る『ネクタイ』の前振りかの如く…。


勿論、桜子が、選んだ『ネクタイ』と『ポケットチーフ』は、あきらのお気に入りの『ブランド物』だった事は言うまでも無かったのだ。



なので、桜子から、F4&T4のグループLINEにて、報告されたのだった。


『2月28日は、美作さんのお誕生日…何です。
 皆さんで、お祝いしませんか?』と…。


だからだったのだろう。
先ずは、総二郎が、返信するのだった。


『ああ。
 そうだな。
 Partyし様ぜ‼』と…。


という訳で、F2&T3も、続いて、了承のLINEを返信するのだった。


『ああ。
 分かった。』
『了解‼』
『了解‼
 美作さん…。
 おめでとう!』
『はいよ。』
『了解しました。』と…。



という訳で、此の年の『あきらのBirthday』は、初めて、F3&T4が、揃って、お祝いするのだった。


という寄りも、あきらにとっては、総二郎以外…。
T4もそうだが…。
司と類から、自身の『Birthday』を、今迄に、祝って貰った経験が無かったのだ。


なので、当日の2月28日の『あきらのBirthday』の日は、少し、照れて居るあきらが居た事は、事実だったのだ。



そして、あきらの作戦通り…。
自身の『Birthday』で在る 2月28日に、あきらは、桜子との交際宣言を、F3&T3の前で、行うのだった。


「実は、俺と桜子は、去年の『White Day』の後から、付き合ってる。」と…。


だが、此の場に居たF3&T3は、飄々と、して居たのだ。


其れも、其の筈…。
F3&T3は、約一年前の『White Day』の時点で、気が付いて居た様なモノだったのだ。
当然と云えば、当然だったのだろう。


だからこそ…。
此の時のF3&T3は、口々に、言えた言葉だったのだ。


先ずは、司が、言い始めたのだ。


「何を今更…。
 去年から、気が付いてたっつーの‼」と…。


そして、類は、呆れた様に、あきらに、訊き始めるのだった。


「えっ??
 もしかして…。
 あきらは、俺等に、既に、バレてる事…。
 気が付いて無かったの?」と…。


だからだったのだろう。
滋も、呆れた様に、桜子に、訊き始めるのだった。


「“まさか?”とは、思うけど…。
 桜子迄、バレて無いと思って居た訳?」と…。


なので、あきらと桜子は、返答するのだった。


「まぁ~、そうかな?」
「薄々は、気が付いて居たんですけど…。」と…。


其処で、つくしが、そんなあきらと桜子を、フォローするかの様に、言って除けるのだった。


「司と私の為でしょ?
 今迄、言えなかったのは…。」と…。
「「………」」


だからだったのだろう。
此の時のあきらと桜子は、お互いの顔を見合わせた後…。
つくしの方を、二人同時に振り向き、驚愕顔を顔に張り付かせたまま…だったのだ。


だからだったのだろう。
つくしは、更に、話しし始めるのだった。


「司と私の付き合いは、今年の司の誕生日が来るまで、正式には、お祖父様から、認めて戴
 いて無かった。
 だからこそ…。
 言えなかったんでしょ?
 だから…。
 心苦しかったんじゃ無い?
 今迄、言えずに居た事…。
 ごめんね。」と…。


其処で、あきらは、更に、驚愕して居る様子だったのだが…。
桜子は、驚愕で、言葉を口に出して居たのだ。


「先輩…?」と…。


何故なら…。
今迄のつくしは、F4&T3から思われて居たのだ。


“つくし(牧野・先輩)は、鈍感過ぎだ(よね・ですわ)‼”と…。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、そんなつくしに、驚愕だったのだ。


だからこそ…。
此の時の桜子は、そんなつくしに、続けて、言えた言葉だったのだろう。


「先輩…。
 如何して、其の事を…。」と…。


なので、つくしは、桜子に、話しし始めるのだった。


「美作さんと桜子を観て居たら、自然と分かったっていうか?
 そんな感じ…。」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、にこっと、笑い乍ら、桜子に、話しして居たのだった。


なので、此の時の桜子は、涙を浮かべ始めて居たのだ。
そして、あきらは、そーっと、桜子の背中を、摩って遣って居たのだった。


そんなあきらと桜子の自然な様子に、F3&T3は、微笑ましく観て居たのだった。



そして、其の後…。
其の年の『White Day』の3月15日に、あきらは、桜子に、プロポーズするのだった。


そして、其の後…。
あきらと桜子は、婚約発表記者会見を執り行う事と成ったのだった。



因みに、此の一年の間に…。
滋は、何もかも、吹っ切れて居たのだった。



fin

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