喧嘩をしてしまった…<総優> 51.
<此の二次小説『喧嘩をしてしまった…<総優> 51.』は、不快に思われるやも知れな
い表現が入っております。
了承の程、宜しくお願い致します。>
其の後…。
此の場(『桃の節句』のパーティーという名の総二郎と優紀の付き合い始めたお祝いのパーティー)が、お開きと成り、F3&T3は、それぞれ、道明寺邸を、後にしたのだった。
勿論、此の時の優紀は、総二郎に寄って、引き摺られる様に、西門家のリムジンに、乗せられるのだった。
道明寺邸に向かう時の優紀は、滋に、引き摺られる様に、道明寺邸に向かい…。
道明寺邸を後にする時の優紀は、今度は、総二郎に寄って、引き摺られる様に、道明寺邸を後にした事に成るのだ。
まぁ~、云わば…。
此の日の優紀は、散々だったと言っても、良いのかも知れない。
そして、総二郎に寄って、引き摺られる様に、リムジンに乗車した優紀は、怒って居る様子だったのだ。
だからこそ…。
此の時の総二郎は、そんな優紀の機嫌取りに、徹するのだった。
だからこそ…。
此の時の総二郎は、そんな優紀に、言えた言葉だったのだろう。
「優紀…。
まだ、怒ってんのか?
そろそろ、笑ってくれよ‼」と…。
だが、此の時の優紀は、思うのだった。
“笑えと言われて、そう簡単に、笑える訳無いですよね?”と…。
だからだったのだろう。
そう思って居た優紀は、総二郎の顔を、睨み付けるかの様に、ジーっと、観て居たのだった。
だが、総二郎にして視れば…。
漸く、優紀が、頷いたのだ。
だからこそ…。
此の時の総二郎は、優紀の機嫌を取り戻す事に徹するのだった。
「優紀…ごめん。
あの場で、言う言葉じゃ無かったな。
軽率だった。
けど…な。
俺は、嬉しかったんだ。
優紀が、やっと、頷いてくれて…。
だから…よ。
言っちまった。
ごめん。」と…。
実は、此の時の総二郎は、優紀に、頭を下げ乍ら、言って居たのだ。
だからだったのだろう。
此の時の優紀は、許さざるを得ない状況と成って居たのだ。
だからこそ…。
此の時の優紀は、言えた言葉だったのだ。
「分かりました。
ですが…。
此れからは、軽率な言葉は、言わないで下さい。
西門さんの立場も在りますし…。
誰かに聞かれて居るかも知れないんです。
何時も、肝に銘じて、お話しして下さい。
お願いします。」と…。
此の時の優紀は、まるで、総二郎の秘書の様な話し振りだったのだ。
だからだったのかも知れない。
総二郎は、言ってしまったのだ。
「けど…よ。
俺と優紀は、既に、そう言う関係だろ。
しかも、俺と優紀は、高等部のガキの頃に、そう言う関係に成ってんだ。
俺は、間違った事は、一切、言ってねぇよな?」と…。
其処で、優紀は、また、総二郎の顔を、睨み付けるかの様に、ジーっと、観て居たのだった。
勿論、総二郎にとって、そんな優紀の睨みが、怖い訳では無いのだ。
寧ろ、此の時の総二郎は、そんな優紀の睨み自体、“可愛い。”と、思える程だったのだ。
だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎は、自身の優紀への想いを、行動に移すのだった。
云わば…。
総二郎は、隣に座って居る優紀の腕を掴んで、自身の方へ引き寄せて、自身の太股の上に座らせて、抱き締めて、kissを施し始めたのだ。
勿論、此の時の優紀は、咄嗟の事で、判断が遅れてしまったのだが…。
一応、拒否する態度は、そんな総二郎に、示したのだ。
だが、そんな優紀の気持ちとは裏腹に…総二郎は、推し進めて行くのだった。
と言う事は、此の時点に於いての優紀は、そんな総二郎に対して、成す術が無いという訳だったのだ。
なので、総二郎の思いのままに、優紀は、従うしかない状況と成って居たのだ。
其の時だったのだ。
総二郎は、漸く、優紀の唇から、自身の唇を放したと同時に、言って除けるのだった。
「優紀…。
俺と優紀の付き合いは、俺と優紀の2回目の少し前から始まった。
デートをする様に成った日から始まった。
其れで、良いよな?」と…。
だからだったのかも知れない。
優紀は、驚愕するのだった。
だが、例え、優紀が、そんな話しを拒んだとしても、総二郎自身、受け入れられる様な男性(ひと)では無いのだ。
なので、此の時の優紀は、諦めざるを得ない状況に、頷くのだった。
本来、総二郎は、直ぐに、優紀が、総二郎の言い分を呑むとは思って居なかったのだ。
だからだったのかも知れない。
此の時の優紀が、即、頷いた事に、総二郎は、其の次の言葉が出て来ない程だったのだ。
其処で、総二郎は、言葉の代わりに、優紀の唇に、自身の唇を、付けたのだ。
所謂、総二郎は、言葉の代わりに、そんな優紀に、kissを施したのだった。
其処で、此の時の総二郎は、“まだ、いけるか?”と、言う思いから…。
更に、踏み込んで、優紀に、訊き始めるのだった。
「優紀…。
此のまま、俺のマンションに来ねぇか?」と…。
だからこそ…。
此の時の優紀は、そんな総二郎に、訊き始めるのだった。
「西門さんのマンションですか?
と言う事は…。」と…。
だからだったのだろう。
そう訊いて来た優紀の其の後の言葉が読めた総二郎は、其れ以上、優紀に、言わせる事無く、総二郎は、言い始めるのだった。
「其の俺のマンションは、F3さえも、入った事のねぇマンションだ。
遊びの女は、誰一人として、一切、入れた事はねぇよ。
だからこそ…。
優紀には、来て欲しい。」と…。
だが、此の日は、平日なのだ。
そして、次の日も平日なのだ。
と言う事は、翌日の優紀には、仕事が有るのだ。
だからだったのだろう。
此の時点の優紀の頭の中では、翌日の仕事の内容が、頭の中を駆け巡って居たのだ。
だからだったのだろう。
此の時の優紀は、そう言って来た総二郎に、言って除けるのだった。
「ですが…。
今日は、無理です。
此のまま、帰ります。
明日は、平日です。
と言う事は、明日も、私には、仕事が有るんです。
だから…。
今日は、此のまま、帰ります。」と…。
なので、総二郎は、そう言って来た優紀に、言い返すのだった。
「だったら…。
問題ねぇだろ?
優紀の上司は、滋…。
滋は、俺等の仲間で在り、親友だ。
言えば、分かってくれんだろ?」と…。
だからこそ…。
優紀は、嫌だったのだ。
何故なら…。
そんな事をすれば…。
滋を通して、F3&T2に知れ渡るのだ。
そう成れば…。
会社だけでは無く、F4&T4の集まりにも、行けなく成るのだ。
総二郎は、そうじゃ無く共…。
少なくとも、優紀は、そうなのだ。
だからこそ…。
此の時の優紀は、そう言って来た総二郎に、言えた言葉だったのだ。
「そんな事、滋さんに、言わないで下さい。
会社に行けなく成ります。
お願いします。」と…。
だからこそ…。
総二郎は、優紀に、言って除けるのだった。
「じゃあ、何時だったら、良いんだ?
今迄、俺は、優紀から、放って置かれたんだぞ。
其れでも、俺は、ちゃんと、大人しくしてただろ?
そんな俺に、褒美はねぇのかよ?」と…。
だからだったのだ。
優紀は、そう言って来た時のそんな総二郎の目に、言い返す言葉を失う程だったのだ。
云わば…。
此の時の総二郎の目は、色っぽい、男の目に成って居たのだ。
だからだったのだ。
優紀は、了承せざるを得ない状況と成って居たのだ。
だからこそ…。
此の時の優紀は、そんな総二郎に、言えた言葉だったのだ。
「明日の仕事に、支障ない程度なら…。」と…。
なので、総二郎は、運転手に、伝えるのだった。
「マンションに向かう様に…。」と…。