tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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総二郎&優紀【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編②



【『Party【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編③』のエピローグ
 <2月14日の『St. Valentine's Day』のエピローグ>
 また、一部、『あきら&桜子【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編②』の
 エピローグ有り】


実は、つくしの『手作りチョコ』を巡って、幼稚的な司と類の争い事を観て居たF2&T4だったのだが…。
呆気に取られて居た事は言うまでも無かったのだ。



そして、其の後…。
それぞれが、分かれて話しし始めるのだった。


先ずは、司とつくしが、ソファに座り乍ら、二人の時間を過ごして居たのだ。


何故なら…。
司は、態と、そうして居たのだ。
自身の為に…。



そして、あきらと桜子は…。
桜子からの呼び出しに、あきらは、桜子からの指示された場所に向かうのだった。
勿論、桜子が、あきらに、連絡を入れたツールは、LINEだったのだ。


『美作さん…。
 ちょっと、出て来て貰えますか?
 下のBARで、待ってます。』と…。


実は、此の日(2月14日の『St. Valentine's Day』)のF4&T4は、東京メープルの司の自室で、『Party』を開催して居たのだ。


だからだったのだろう。
桜子は、こっそり、司の自室を抜け出して、あきらを呼び出したという訳だったのだ。


なので、此の時のあきらと桜子は、二人だけの時間を過ごして居たのだった。



そして、類は、案の定…。
勝手に、司の自室のゲストルームに入り、ベッドに、寝転び始めたのだ。



そして、此の時の滋は、何をして居るのかと云えば…。
ダイニングに並べられて居る料理に夢中だったのだ。



そして、総二郎と優紀は…。
優紀が、一人、窓辺で、佇んで居る所に、総二郎が、声を掛けたのだった。


「優紀ちゃん…。
 ちょっと、俺と話し様ぜ‼」と…。


総二郎が、優紀を連れて入った其処は、普段、総二郎が、東京メープルの司の自室に泊まった際に、借りて居た部屋だったのだ。


云わば…。
其処は、ゲストルームだったのだ。


其処に置いて在る ソファに座る様に、総二郎から指示された優紀は、素直に、ソファに座るのだった。


優紀のこういう所は、つくしと違って、素直なのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎は、そんな素直な優紀に、思うのだった。


“やっぱ、優紀ちゃんは、牧野とは違うよな。
 牧野なら…。
 そんな風に、男から言われれば…。
 きっと、警戒してただろうな。”と…。



事実、英徳学園 高等部に通って居た頃のつくしは、色々な事を経験したせいか?
警戒心の強い女性だった事は、否めないのだ。


其れが、桃乃園家の娘だったと言う事が分かり、桃乃園家から守られて居る分だけ…。
現在のつくし自身の警戒心が緩んで居た事は、また、事実だったのだ。


何故なら…。
英徳学園に通って居た頃のつくしは、自分の事は、自分自身で熟さなければ成らなかったのだ。


だからだったのかも知れない。
其の頃のつくし自身、警戒心が強くても、可笑しく無かったのだ。


だが、現在のつくしは、桃乃園家のSP…だけじゃ無く…。
道明寺家のSP…。
そして、司からも、守られて居るのだ。


現在のつくしは、警戒心が緩んで居ても仕方無かったのかも知れない。



そして、そう思って居た総二郎は、優紀に、訊き始めるのだった。


「優紀ちゃん…。
 俺には、『チョコ』は、ねぇの?」と…。


だが、此の時の優紀は、そう言って来た総二郎に、不思議そうな顔を向けるのだった。
小首を傾げ乍ら…。


何故なら…。
優紀は、T3と一緒に、総二郎にも、『チョコ』を手渡して居たのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、そんな総二郎に、不思議で仕方無かったのだ。


という訳では無いのだろうが…。
此の時の優紀は、不思議がり乍らも、総二郎に、訊き始めるのだった。


「えっ??
 先程、皆さんと一緒に、西門さんにも、(『St. Valentine's Day』の)『チョコ』をお渡
 ししたと思うんですが…⁉」と…。


だが、此の時の総二郎は、悪怯れる(わるびれる)様子も無く…。
優紀の口から聞こえて来た言葉に、此の時の総二郎は、苛立ち始めるのだった。


「其れは、『友チョコ』だよな⁉
 俺が聞いてるのは、(『St. Valentine's Day』の)『チョコ』…。
 優紀ちゃん…。
 俺の言ってる意味は、分~ってるよな?」と…。
「………」


なので、此の時の優紀は、全く、意味が分かって居ないというのか?
総二郎が、そう言って来た意図が読めず…。
更に、小首を傾げるしか無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、言葉を発する事さえ、出来ずに居たのだった。



だからだったのかも知れない。
総二郎は、そんな優紀に、呆気に取られるしか無かったのだ。


勿論、小首を傾げて来る優紀は、今の総二郎にとって、“可愛い。”と、思えて居た事は事実だったのだ。


だが、其の感情とは違う感情が、此の時の総二郎の中には、溢れて来るのだった。


だからこそ…。
総二郎は、何も言おうとし無い優紀に、更に、言って除けるのだった。


「と言う事は…。
 要するに、優紀ちゃんは、俺の言って居る意図が、分かってねぇって、意味だよな⁉」と…。


だからだったのだろう。
優紀は、総二郎に、頷いて魅せるのだった。



なので、此の時の総二郎は、そんな優紀に、呆れ乍らも、話しするのだった。


「あのなぁ~。
 俺が言いてぇのは…。
 優紀ちゃんから貰った『友チョコ』は、“(『St. Valentine's Day』の)『チョコ』だと
 は、思ってねぇ‼”って、意味だ。
 だから…よ。
 俺は、優紀ちゃんからは、“(『St. Valentine's Day』の)『チョコ』を貰ってねぇ‼”と、
 言いてぇ訳だ‼」と…。


其処で、そう言って来た総二郎の言葉に、此の時の優紀は、驚愕するのだった。


何故なら…。
総二郎から、そう言われるとは、此の時の優紀は、思って居なかった…からだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、そんな総二郎に、言えた言葉だったのだ。


「すみません。
 西門さんから、そんな風に、言われるとは思って居なかったので…。
 F4の皆様と同じ様に、『友チョコ』として、お渡ししました。
 其れに、西門さんが仰って居る(『St. Valentine's Day』の)『チョコ』は、私自身、用
 意して居ませんでした。
 ですので…。
 今は、お渡し出来ません。
 西門さんに対して、配慮が無くて…。
 本当に、申し訳在りません。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、そう詫びて来た優紀に対して、嫌味の様な言葉を投げ掛けるのだった。


「一緒に、『記念写真』を撮った仲なのに…な。
 俺は、てっきり、優紀ちゃんから、俺だけの特別な(『St. Valentine's Day』の)『チョ
 コ』を貰えると、期待してたんだけど…な。
 残念だな。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、そう言って来た総二郎に、更に、詫びの言葉しか言えなかったのだ。


「すみませんでした。」と…。



という訳で…。
総二郎は、思うのだった。


“此れ以上、優紀ちゃんを虐めれば…。
 泣いてしまうだろう。”と…。


なので、此の時の総二郎は、優紀に、にこっと、笑い掛けて、言って除けるのだった。


「だったら…よ。
 来年の(『St. Valentine's Day』の)『チョコ』は、『友チョコ』じゃ無くて…よ。
 俺だけの特別な(『St. Valentine's Day』の)『チョコ』を貰えると、期待して良いんだ
 よな?」と…。


だからだったのかも知れない。
優紀は、総二郎から、促される様に、言ってしまうのだった。


「はい。
 来年は、ちゃんと、ご用意します。」と…。


なので、総二郎は、そう言って来た優紀に、返答するのだった。


「ああ。
 期待してる。」と…。


なので、漸く、此の日の総二郎の機嫌は、治まったのだった。

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